ディーエムソリューションズ、最高毎時4万5,000通を達成[KODAK PROSPER S5導入事例]
ハガキ32万通の宛名印字を2日弱で〜乾燥性能を高め、インク使用量削減
2025年3月25日ケーススタディ
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ディーエムソリューションズ(株)(本社/東京都武蔵野市御殿山1-1-3 クリスタルパークビル2F、花矢卓司社長)は、KODAK PROSPER S5インプリンティングシステムを導入後、最初の仕事でハガキ32万通の宛名を印字。わずか2日弱で終え、その圧倒的なスピードと品質を高く評価している。1台のPROSPER S5で、月産400万通以上のハガキDMの宛名印字が可能で、既存設備の2倍以上の生産性でダイレクトメールの受注増に対応している。
DM業界トップクラスの年間取扱実績を誇る成長企業
ディーエムソリューションズは、ダイレクトメール・定期刊行物・宅配便などの発送代行サービスを中心に、EC事業者の物流代行・コンサルティングサービス、さらには自社運営のインターネットビジネスまで、ネットとリアル両方のインフラを駆使した幅広い事業を手掛けている。なかでも社名の由来でもあるDM分野では2004年の設立以来、右肩上がりの成長を続け、現在では年間取扱実績が約1億6,200万通、取引会社数累計が約1万2,500社と業界トップクラスの地位を確立している。営業拠点は東京・吉祥寺の本社を中心に、横浜・大阪・名古屋・福岡・仙台の6ヵ所、生産拠点は東京・多摩エリアにロジスティックスセンター、フルフィルメントセンター、メールセンターを6ヵ所、名古屋と大阪にもメールセンターを擁し、全国各地の企業・団体ニーズをカバーしている。
PROSPER S5で西日本エリアの需要増加に対応
同社の大阪メールセンターがPROSPER S5インプリンティングシステムを導入したのは2024年9月のこと。KODAKの代理店である高千穂交易が米国Kirk-Rudy社製の搬送装置にPROSPER S5を1台搭載して宛名印字装置として納入した。西日本ダイレクトメール事業部大阪メールセンター/名古屋メールセンターセンター長の玉置友大氏は導入の経緯について次のように話す。
「大阪と名古屋のメールセンターは大阪、名古屋、福岡の営業所で受注したダイレクトメールの仕事を担当している。郵便料金の値上げやネット広告の台頭など紙のDMには逆風もあるが、企画からデザイン、印刷、発送まで1社で完結するワンストップサービスと大ロットから中小ロットまできめ細かな対応力が評価され、受注量は増加傾向で推移している。このため既存のインクジェット装置だけでは、将来、処理しきれなくなると考え、新しい生産ラインの導入を以前から検討してきた。今よりスピードが速く、クオリティの高い製品を求めて20種類以上比べたが、価格、品質、スピード、保守面などを考慮すると、PROSPER S5インプリンティングシステムが最もふさわしいソリューションと判断し、導入を決めた」
ハガキサイズのDMを毎時4万5,000通で高速バリアブル印字
大阪メールセンターの係長である久代夕利恵氏は、PROSPER S5のスピードとクオリティに「正直驚いた」と次のように絶賛する。
「今まではハガキサイズのDMで毎時2万通が限界だったが、新しいPROSPER S5は2倍以上の毎時4万5,000通での高速印字が可能になった。品質もドットの粗さがなく、小さな文字も擦れることなく綺麗で、バーコードなどの細かな線もくっきりと印字できる。このスピードで、このクオリティが出ることに正直、衝撃を受けた」
PROSPER S5は、印字幅10.6センチ、最高速度毎分152メートル、そしてオフセット印刷に匹敵する品質(600×600dpi)でバリアブル印字が可能なインプリンティングシステムだ。同社ではこのPROSPER S5の能力を最大限に活かし、ハガキDMの宛名印字で最高毎時4万5,000通という驚異的なスピードを実現した。「PROSPER S5を導入してすぐ、初めての仕事で32万通のハガキDMの宛名を印字した。今までだと4日間はかかるところ、わずか2日弱で処理でき、厳しい納期にも間に合った」
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