特定非営利活動法人 京都文化協会とキヤノン(株)が共同で取り組んでいる「綴プロジェクト」(文化財未来継承プロジェクト)の第11期作品として完成した、大英博物館所蔵の「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」の高精細複製品が独立行政法人 国立文化財機構文化財活用センターへ寄贈され、10月23日より東京国立博物館で公開されている。
「綴プロジェクト」は、オリジナル文化財の保存と高精細複製品の活用を目的として、京都文化協会が主催し、キヤノンが共催して推進している社会貢献活動。キヤノンの入力、画像処理、出力に至る先進のデジタル技術と京都伝統工芸の匠の技との融合により、屏風や襖絵、絵巻物など古くから日本に伝わる貴重な文化財の高精細な複製品を制作して寄贈している。
「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」は、江戸時代(17世紀)の作品。平家の滅亡を導いた2つの戦いが両隻に描き分けられており、右隻は、寿永3年(1184年)2月、源義経らの率いる源氏が平家のこもる摂津福原に奇襲をかけた「一の谷合戦」、左隻は、翌年の文治元年(1185年)2月、屋島によった平家が源氏に追われ、志度浦に逃れる「屋島合戦」。義経のひよどり越えの場面や那須与一の挿話など、「平家物語」によって親しまれてきたいくつもの名場面が両隻に描かれ、確かな画面構成力と緻密な描写力を備えた有力な画人の手によるものと考えられる。


「綴プロジェクト」では、今期の作品より、複製品の制作過程で使用するカメラやレンズなどの機材を刷新し、これまで以上に高精細な複製品(本作品の画像データの総画素数は約54億画素)を実現している。
作品のオリジナルは現在、大英博物館に所蔵されており、その高精細複製品を文化財活用センターに寄贈することで、日本絵画の名品の「里帰り」が実現する。
最新ニュース
リコー、IDC MarketScapeの高速インクジェット分野で3度目のリーダーに選出
2026年3月3日
(株)リコーは、米国のIT専門調査会社であるIDC社による調査レポート「IDC MarketScape: Worldwide High-Speed Inkjet 2025 Vendo...全文を読む
日本HP、3月11日に補助金・資金戦略に特化したオンラインセミナー開催
2026年3月3日
(株)日本HPは3月11日、「補助金・資金戦略」に特化したオンラインセミナー「HP Indigo×補助金活用オンラインセミナー」を開催する。 同セミナーでは、補助金支援の第一人者で...全文を読む
KOMORI、印刷現場の自動化と効率化を強力に推進するデジタル印刷機の新機種発売
2026年3月3日
(株)小森コーポレーション(東京都墨田区、持田訓社長)は、高品位フルカラーデジタル印刷機「Impremia C77/C87」を、新たにラインアップに追加。2026年3月1日より販売を...全文を読む
エプソン、対応UVインクの粘度域を拡大した商業・産業用途のIJヘッドを新発売
2026年3月3日
セイコーエプソン(株)は、商業・産業領域のデジタル印刷市場の拡大に対応するため、PrecisionCoreプリントヘッドシリーズの新たなラインアップ「T3200-U3-2」を2026...全文を読む
富士フイルムBI、世界のデジタル印刷作品が集うコンテスト「IPA 2026」の作品募集を4月から開始
2026年2月26日
富士フイルムビジネスイノベーション(株)(本社/東京都港区、浜直樹社長・CEO)は、国内外の富士フイルムグループの印刷機器ユーザーが制作したデジタル印刷作品を対象としたコンテストプロ...全文を読む
新着トピックス
帆風(東京)、小ロットジョブの生産効率と高付加価値両立[Revoria Press PC1120導入事例]
2026年3月12日ケーススタディ
東京都内に拠点を持ち、印刷からグッズ制作、デジタルコンテンツ制作まで幅広く手がける(株)帆風(本社/東京都新宿区下宮比町2-29、須藤高幸社長)は、富士フイルムの「Revoria P...全文を読む
2026年2月6日ケーススタディ
コトブキ印刷(株)(本社/茨城県水戸市千波町2398-1、江幡修社長)は、2023年11月に富士フイルムの高機能自動組版ソフト「Form Magic」とフルカラープロダクションプリン...全文を読む
ムレコミュニケーションズ(香川)、作業負担軽減・非属人化・人的ミス排除を実現
2026年2月6日ケーススタディ
「人、企業、地域のコミュニケーションパートナーに!」─(株)ムレコミュニケーションズ(本社/高松市朝日町5-3-85、牟禮昌史社長)は昨年4月、同社初のデジタル印刷機として、富士フイ...全文を読む
京都文化協会とキヤノン、「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」を制作
大英博物館所蔵の文化財の高精細複製品を文化財活用センターへ寄贈
2018年10月24日ニュース
特定非営利活動法人 京都文化協会とキヤノン(株)が共同で取り組んでいる「綴プロジェクト」(文化財未来継承プロジェクト)の第11期作品として完成した、大英博物館所蔵の「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」の高精細複製品が独立行政法人 国立文化財機構文化財活用センターへ寄贈され、10月23日より東京国立博物館で公開されている。
「綴プロジェクト」は、オリジナル文化財の保存と高精細複製品の活用を目的として、京都文化協会が主催し、キヤノンが共催して推進している社会貢献活動。キヤノンの入力、画像処理、出力に至る先進のデジタル技術と京都伝統工芸の匠の技との融合により、屏風や襖絵、絵巻物など古くから日本に伝わる貴重な文化財の高精細な複製品を制作して寄贈している。
「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」は、江戸時代(17世紀)の作品。平家の滅亡を導いた2つの戦いが両隻に描き分けられており、右隻は、寿永3年(1184年)2月、源義経らの率いる源氏が平家のこもる摂津福原に奇襲をかけた「一の谷合戦」、左隻は、翌年の文治元年(1185年)2月、屋島によった平家が源氏に追われ、志度浦に逃れる「屋島合戦」。義経のひよどり越えの場面や那須与一の挿話など、「平家物語」によって親しまれてきたいくつもの名場面が両隻に描かれ、確かな画面構成力と緻密な描写力を備えた有力な画人の手によるものと考えられる。


「綴プロジェクト」では、今期の作品より、複製品の制作過程で使用するカメラやレンズなどの機材を刷新し、これまで以上に高精細な複製品(本作品の画像データの総画素数は約54億画素)を実現している。
作品のオリジナルは現在、大英博物館に所蔵されており、その高精細複製品を文化財活用センターに寄贈することで、日本絵画の名品の「里帰り」が実現する。
新着ニュース
-
リコー、IDC MarketScapeの高速インクジェット分野で3度目のリーダーに選出
2026年3月3日 ニュース
-
日本HP、3月11日に補助金・資金戦略に特化したオンラインセミナー開催
2026年3月3日 ニュース
-
KOMORI、印刷現場の自動化と効率化を強力に推進するデジタル印刷機の新機種発売
2026年3月3日 ニュース
-
エプソン、対応UVインクの粘度域を拡大した商業・産業用途のIJヘッドを新発売
2026年3月3日 ニュース
-
富士フイルムBI、世界のデジタル印刷作品が集うコンテスト「IPA 2026」の作品募集を4月から開始
2026年2月26日 ニュース










