キーワードで検索

  • トップ>
  • ニュース>
  • エプソン、SureColorシリーズ初のレジンインク搭載プリンター...

エプソン、SureColorシリーズ初のレジンインク搭載プリンター発売

2020年9月18日ニュース

 エプソンは、サインディスプレイ業界向けSureColorシリーズの新商品として、シリーズ初のレジンインクを搭載した「SC-R5050/R5050L」と、同じくシリーズ初となるUVインクを搭載した「SC-V7000」を2020年12月中旬より発売を開始する。
SC-R5050
 「SC-R5050/R5050L」は、新開発のレジンインク「UltraChrome RSインク」を6色搭載。溶剤インクでは、印刷後に十分な乾燥時間が必要となり、インクの乾燥時間が短納期業務での課題であった。これに対してレジンインクでは、印刷後の乾燥時間が不要で、印刷後すぐに後加工が可能になるなど業務の大幅な納期短縮に貢献する。また、レジンインクはVOC(揮発性有機化合物)の含有量が少なく環境に配慮した水性ベースのインクで、溶剤インクが得意とする塩ビやターポリン、フィルムへの印刷だけでなく、普通紙や壁紙、テキスタイルなど幅広いメディアにも印刷でき、プリンター1台で幅広いプリント業務に使用できる。

 インクは、大容量(1,500ml)インクパック方式を採用。カートリッジモデルよりもインク交換の回数が少なくなると同時に、使用済みのカートリッジ保管スペースも約90%削減できる。
SC-V7000
 「SC-V7000」は、新開発の「UltraChrome UVインク」を搭載。10色のインクセットによりさまざまなメディアに繊細で鮮やかな高画質出力が可能。透過性の高いメディアや色付きメディアに印刷する際、ホワイトインクを下地に敷くことで、下地の色に影響されず、カラーの発色が良くなり、鮮やかで際立った出力が可能となる。また、レッドインクが色域を広げ、サイン市場で要望の高い看板広告で必要とされる「鮮やかな赤」を実現。さらに、ライトシアン、ライトマゼンタ、グレーインクの淡色インクにより、印刷物の低粒状性を実現する。近接サイン、グッズ、ファインアートなどの用途でも高画質に出力することができる。また、バーニッシュ(透明インク)を全面に印刷することで光沢感を演出することや印刷表面を部分的に艶出しの風合いに仕上げるスポット印刷、インクを厚く盛って印刷し、インパクトを出す厚盛印刷など、オリジナルで意匠性の高い出力も可能となる。

最新ニュース

screen_kyotogeidai_gekkeikan_tn.jpg

SCREEN、京都芸大・月桂冠と産学連携 - 学生デザインラベルの日本酒商品化

2025年10月8日

 京都市立芸術大学(以下「京都芸大」)、月桂冠(株)、(株)SCREENグラフィックソリューションズ(以下「SCREEN」)の3者は、産学連携による共同プロジェクトを実施し、京都芸大・...全文を読む

33mimaki251001_tn.jpg

ミマキ、OGBS2025で昇華転写用IJプリンタ「TS200」を国内初披露

2025年10月2日

 (株)ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、池田和明社長)は、9月30日と10月1日に東京・池袋のサンシャインシティにおいて開催されたオーダーグッズビジネスショー(OGBS)2...全文を読む

swissQ251001_tn.jpg

swissQprint Japan、VIPオープンハウスウィーク-10月28日〜31日

2025年10月1日

 swissQprint Japan(株)(本社/横浜市港北区新横浜3-2-6、アドリアーノ・グット社長)は、顧客の要望に応え、最新世代のフラットベッドプリンタを紹介するオープンハウス...全文を読む

swissQ250922_tn.jpg

swissQprintスペイン、バルセロナ市内のより広い施設へ移転

2025年10月1日

 swissQprintスペインは7年間の堅調な成長を経て、顧客へのサービス向上とチームに必要なスペースの確保のため、バルセロナ市内のより広い施設に移転した。  新しい施設は2階建てで...全文を読む

mimaki_ts200-1600_tn.jpg

ミマキ、使いやすさと表現力を両立した昇華転写用IJプリンタ発表

2025年9月30日

 (株)ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、池田和明社長)は、昇華転写用インクジェットプリンタ「TS200-1600(以下「TS200」)」を発表し、9月23日からイギリス・バ...全文を読む

新着トピックス

higuchi_jetpress_25_tn-1.jpg

樋口印刷所(大阪)、下請け100%のJet Pressビジネスとは

2025年10月8日ケーススタディ

 「刷り技術集団」として下請けに徹する(有)樋口印刷所(大阪市東住吉区桑津、樋口裕規社長)は、コロナ禍にあった2021年12月、富士フイルムの商業印刷向け枚葉インクジェットデジタルプレ...全文を読む

daikho_truepress _label_350uv_sai_lm_tn.jpg

ダイコウラベル、新市場への進出に貢献〜デジタルの強みで顧客メリットを創出

2025年10月7日ケーススタディ

 化粧品・コスメパッケージ印刷サービスを得意とする大光印刷(株)(京都府京都市、中村一紀社長)のグループ会社として化粧品・医療品業界向けラベルの製造・販売を担っている(株)ダイコウラベ...全文を読む

mimaki_ujv300dtf-75_ij25_tn.jpg

ミマキ、UV-DTF市場に参入〜プリント形状の課題を解決

2025年10月1日製品・テクノロジー

 産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタを手掛ける(株)ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、池田和明社長)は今年4月、同社初のUV-DTF(UV硬化式...全文を読む

エプソン、SureColorシリーズ初のレジンインク搭載プリンター発売

2020年9月18日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 エプソンは、サインディスプレイ業界向けSureColorシリーズの新商品として、シリーズ初のレジンインクを搭載した「SC-R5050/R5050L」と、同じくシリーズ初となるUVインクを搭載した「SC-V7000」を2020年12月中旬より発売を開始する。
SC-R5050
 「SC-R5050/R5050L」は、新開発のレジンインク「UltraChrome RSインク」を6色搭載。溶剤インクでは、印刷後に十分な乾燥時間が必要となり、インクの乾燥時間が短納期業務での課題であった。これに対してレジンインクでは、印刷後の乾燥時間が不要で、印刷後すぐに後加工が可能になるなど業務の大幅な納期短縮に貢献する。また、レジンインクはVOC(揮発性有機化合物)の含有量が少なく環境に配慮した水性ベースのインクで、溶剤インクが得意とする塩ビやターポリン、フィルムへの印刷だけでなく、普通紙や壁紙、テキスタイルなど幅広いメディアにも印刷でき、プリンター1台で幅広いプリント業務に使用できる。

 インクは、大容量(1,500ml)インクパック方式を採用。カートリッジモデルよりもインク交換の回数が少なくなると同時に、使用済みのカートリッジ保管スペースも約90%削減できる。
SC-V7000
 「SC-V7000」は、新開発の「UltraChrome UVインク」を搭載。10色のインクセットによりさまざまなメディアに繊細で鮮やかな高画質出力が可能。透過性の高いメディアや色付きメディアに印刷する際、ホワイトインクを下地に敷くことで、下地の色に影響されず、カラーの発色が良くなり、鮮やかで際立った出力が可能となる。また、レッドインクが色域を広げ、サイン市場で要望の高い看板広告で必要とされる「鮮やかな赤」を実現。さらに、ライトシアン、ライトマゼンタ、グレーインクの淡色インクにより、印刷物の低粒状性を実現する。近接サイン、グッズ、ファインアートなどの用途でも高画質に出力することができる。また、バーニッシュ(透明インク)を全面に印刷することで光沢感を演出することや印刷表面を部分的に艶出しの風合いに仕上げるスポット印刷、インクを厚く盛って印刷し、インパクトを出す厚盛印刷など、オリジナルで意匠性の高い出力も可能となる。

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP