モリサワ、ライトプロダクションモデル「RISAPRESS C4080シリーズ」発売
2020年10月15日ニュース
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(株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、デジタル印刷システム「RISAPRESS Color4080」と「RISAPRESS Color4070」(2機種合わせて、以下「C4080シリーズ」)を発売した。
同シリーズは、高画質および多彩な用紙への対応力と自動品質最適化ユニットで評価を得ている「RISAPRESS C3080シリーズ」の後継機種。ライトプロダクションモデルで、商業印刷はもちろん、校正用印刷や企業内印刷にも利用できる。
「C4080シリーズ」は、自動品質最適化ユニット「インテリジェントクオリティーオプティマイザー(IQ-501)」と、用紙に対する最適な印刷設定を自動推奨する「インテリジェントメディアセンサー(IM-101)」により、オペレーションの効率化・省力化を実現するだけでなく、オペレーターの専門スキルを不要にする。
新開発のIM-101は、オペレーターが印刷に使用する用紙を設定したい場合、センサーに用紙を挿入することで自動的に用紙を読み取り、用紙設定の候補を表示。標準搭載された約300種類の候補から、最適な用紙プロファイルを選択するだけで、不適切な設定に起因する不具合を軽減する。
また、色の濃度や色調、印字位置などの出力調整を自動化するIQ-501を用いた「自動検品システム」を搭載できる。紙の汚れや印刷の欠損などの検査を行い、不適合品を排出するだけでなくリカバリー印刷まで自動化。新たにバリアブル印刷検品機能も加わった。
さらに、業界初となる「インライントリマーシステム(TU-510)」を開発し、四方断裁、名刺やカードの複数カッティング、折り目などのインライン処理を実現。名刺、カード、チケット、両面パンフレット、フルブリードポスターなどの後加工がインラインかつワンパス自動処理で可能になった。
一方、エンボス紙など幅広いメディアへの対応力を向上させ、高い質感や表現力の拡大を実現。また、長尺紙への自動両面印刷を864ミリまで行うことができ、A4サイズの3つ折り印刷物やポスターなどにも対応する。
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