キーワードで検索

  • トップ>
  • ニュース>
  • 凸版印刷、デジタル印刷でレトルト殺菌やボイル殺菌可能な接着剤開発

凸版印刷、デジタル印刷でレトルト殺菌やボイル殺菌可能な接着剤開発

デジタル印刷パッケージの活用範囲拡大へ

2021年2月16日ニュース

 凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、軟包装分野で小ロット多品種生産に最適なパッケージを提供する「トッパンFP(Flexible Package)デジタルソリューション」展開のひとつとして、汎用のラミネーション機械で加工でき、レトルト対応製品に使用可能な強密着接着剤「TOPMER(トップマー)」を開発した。

「TOPMER」によりレトルト・ボイル・電子レンジ対応が可能に

 同社は、「価値あるパッケージ」でよりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する「TOPPAN S-VALUE Packaging」を掲げ、「しゃかい」に価値ある「ソーシャルバリューパッケージ」を提供。そのラインアップのひとつとして、2016年から軟包装分野で小ロット多品種生産に最適なパッケージを提供する「トッパンFPデジタルソリューション」を展開している。

 今回開発した強密着接着剤「TOPMER」は、これまでのレトルト用途に加え、ボイル殺菌や電子レンジ加熱にも対応でき、デジタル印刷パッケージの活用範囲を拡大。生活者の多様化するニーズに対応した高付加価値商品の提供が可能となる。

 なお、同製品は2月24日から開催される「TOKYO PACK 2021(東京国際包装展)」(東京ビッグサイト)の凸版印刷ブース(南1ホール・小間番号S1-12)に出品される。

【小ロットでレトルト、ボイル、電子レンジパッケージにオリジナル印刷展開が可能】
 これまで小ロットのため既成の無地袋にラベル貼りで対応していた商品でも、デジタル印刷によって小ロットでオリジナル印刷展開が可能になった。デジタル印刷を使うことでラベル貼りの手間を軽減し、人手不足の課題解決に貢献する。

【デジタル印刷で長時間レトルト殺菌とボイル殺菌に対応、耐熱性・耐水性が向上】
 130度×30分のレトルト殺菌に対応。耐熱性・耐水性が向上したことで、レトルト殺菌用途以外にもボイル殺菌や電子レンジ加熱にもデジタル印刷の使用が可能となった。

【製版不要のため、複数デザインのパッケージ製造が可能】
 従来の軟包装印刷は製版が必要な大量生産向けの印刷が一般的だったが、デジタル印刷は製版が不要のため、複数デザインのパッケージを展開できる。

【情報加工技術を応用し、グラビア印刷と同等の印刷品質を実現】
 デジタル印刷でありながら、従来培ってきた情報加工技術を応用することで、店頭効果の高い印刷再現を可能にし、グラビア印刷と同等の品質を実現した。

【小ロット多品種生産により幅広い用途に活用可能】
 商品の小ロット展開はもちろん、テストマーケティングや数量限定パッケージなど、幅広い用途に活用できる。

【環境に配慮したパッケージを展開】
 小ロットから対応が可能なことから、必要なものを必要なときに必要な分だけ生産でき、余分な在庫を作らず、廃棄ロス削減にもつながる環境に配慮したソリューションとして展開が可能。

最新ニュース

kyocera_drupa24_taskalfa_pro_55000c_dp_tn.jpg

京セラ、コート紙への印刷可能〜商業用インクジェットプリンター新製品展示

2024年4月17日

 京セラドキュメントソリューションズ(株)(安藤博教社長)は、「drupa2024」に出展し、「Small footprint,big potential」をコンセプトに、商業用・産業...全文を読む

morisawa_variablefonts_dp_tn.jpg

モリサワ、初の和文バリアブルフォント「DriveFlux」発表

2024年4月17日

 (株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、2024年度の新書体として、同社初となる和文バリアブルフォント「DriveFlux(ドライブフラックス/仮称)」を開発中であることを発表した。  「...全文を読む

dp_fb_samba_20240416_tn.jpg

富士フイルムBI、高精細な画質と高速印刷を両立するプリントヘッドの駆動技術を新開発

2024年4月16日

 富士フイルムビジネスイノベーション(株)(本社/東京都港区、浜直樹社長・CEO)は、商業印刷用の高速ロール紙カラーインクジェットプリンター向けに、1,200×1,200dpiの解像度...全文を読む

fujifilm_drupa2024_jet-press-1160cfg_dp_tn.jpg

富士フイルム、drupa2024で商印向け連帳IJプリンター「Jet Press 1160CFG」公開

2024年4月4日

富士フイルムグループは、drupa2024 において世界展開する商業印刷向け連帳インクジェットプリンター「Jet Press 1160CFG」を初出展する。  同社は、1970年代後半...全文を読む

fujifilm_drupa2024_revoria-press-gc12500_dp_tn.jpg

富士フイルム、世界初の乾式トナーB2枚葉デジタルプレスを欧州初展示

2024年4月4日

  富士フイルム(株)(後藤禎一社長・CEO)はdrupa2024に出展し、世界初の乾式トナー方式によるB2サイズ枚葉デジタルプレス「Revoria Press GC12500」を欧州...全文を読む

新着トピックス

ffgs_digital24_tn.jpg

FFGS、製造現場の可視化・分析で印刷DXを支援

2024年4月5日マーケティング

 富士フイルムグラフィックソリューションズ(株)(山田周一郎社長、以下「FFGS」)が、印刷DXの支援活動を強化している。同活動は、製造現場を可視化・分析することで課題を抽出し、QCD...全文を読む

osakainsatsu_tec_coater_dp_mini.jpg

テクノロール、純国産機の「安心」提供[A3ノビサイズ枚葉コーター機]

2024年4月4日製品・テクノロジー

 印刷用ゴムロールおよび関連資材メーカーのテクノロール(株)(本社/大阪府和泉市テクノステージ3-4-5、畑中一辰社長)が開発したA3ノビサイズ対応の枚葉コーター機「TEC COATE...全文を読む

kodak_mercury_prosper7000.jpg

コダックジャパン、頁物印刷とパーソナライズDMの市場開拓へ

2024年4月3日スペシャリスト

 コダックジャパンは、日本市場において「効率性」にフォーカスした「頁物印刷」と、郵便料金改定とSDGsを起点とした「パーソナライズDM」という2つの市場に向けたインクジェットプリンティ...全文を読む

凸版印刷、デジタル印刷でレトルト殺菌やボイル殺菌可能な接着剤開発

デジタル印刷パッケージの活用範囲拡大へ

2021年2月16日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、軟包装分野で小ロット多品種生産に最適なパッケージを提供する「トッパンFP(Flexible Package)デジタルソリューション」展開のひとつとして、汎用のラミネーション機械で加工でき、レトルト対応製品に使用可能な強密着接着剤「TOPMER(トップマー)」を開発した。

「TOPMER」によりレトルト・ボイル・電子レンジ対応が可能に

 同社は、「価値あるパッケージ」でよりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する「TOPPAN S-VALUE Packaging」を掲げ、「しゃかい」に価値ある「ソーシャルバリューパッケージ」を提供。そのラインアップのひとつとして、2016年から軟包装分野で小ロット多品種生産に最適なパッケージを提供する「トッパンFPデジタルソリューション」を展開している。

 今回開発した強密着接着剤「TOPMER」は、これまでのレトルト用途に加え、ボイル殺菌や電子レンジ加熱にも対応でき、デジタル印刷パッケージの活用範囲を拡大。生活者の多様化するニーズに対応した高付加価値商品の提供が可能となる。

 なお、同製品は2月24日から開催される「TOKYO PACK 2021(東京国際包装展)」(東京ビッグサイト)の凸版印刷ブース(南1ホール・小間番号S1-12)に出品される。

【小ロットでレトルト、ボイル、電子レンジパッケージにオリジナル印刷展開が可能】
 これまで小ロットのため既成の無地袋にラベル貼りで対応していた商品でも、デジタル印刷によって小ロットでオリジナル印刷展開が可能になった。デジタル印刷を使うことでラベル貼りの手間を軽減し、人手不足の課題解決に貢献する。

【デジタル印刷で長時間レトルト殺菌とボイル殺菌に対応、耐熱性・耐水性が向上】
 130度×30分のレトルト殺菌に対応。耐熱性・耐水性が向上したことで、レトルト殺菌用途以外にもボイル殺菌や電子レンジ加熱にもデジタル印刷の使用が可能となった。

【製版不要のため、複数デザインのパッケージ製造が可能】
 従来の軟包装印刷は製版が必要な大量生産向けの印刷が一般的だったが、デジタル印刷は製版が不要のため、複数デザインのパッケージを展開できる。

【情報加工技術を応用し、グラビア印刷と同等の印刷品質を実現】
 デジタル印刷でありながら、従来培ってきた情報加工技術を応用することで、店頭効果の高い印刷再現を可能にし、グラビア印刷と同等の品質を実現した。

【小ロット多品種生産により幅広い用途に活用可能】
 商品の小ロット展開はもちろん、テストマーケティングや数量限定パッケージなど、幅広い用途に活用できる。

【環境に配慮したパッケージを展開】
 小ロットから対応が可能なことから、必要なものを必要なときに必要な分だけ生産でき、余分な在庫を作らず、廃棄ロス削減にもつながる環境に配慮したソリューションとして展開が可能。

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP