(株)ミマキエンジニアリング(池田和明社長)は、2023年6月にITMAで技術出展した「捺染顔料転写プリントシステム」を製品化した次世代捺染システム「TRAPIS(トラピス)」を発売する。
「TRAPIS」は、Transfer(転写)・Pigment(顔料)・System(装置)を名称の由来とした当社の顔料転写方式の捺染プリントシステム。同社のインクジェットプリンタ、専用インク、専用転写紙および同社推奨の欧州メーカー製の専用転写機で構成される。

これまでの捺染方式にでは、染色の前後処理による化学物質混合排水を大量に発生(染料デジタル捺染の場合、1平米当たり約14・5リットル)させ、環境問題とされている。また染色加工の工程が複雑であるため専門技術と知識を必要とし、さらに大規模な排水処理設備が必要など、導入場所の制限もある。
今回同社が製品化したTRAPISは、専用の転写紙にプリントしたデザインを、熱転写装置を使用して生地に転写し捺染が完了。そのため捺染工程における廃水がほぼゼロ(プリンタの自動メンテナンスにより発生する廃インクのみ)で、転写紙の製造工程において発生する廃水を含めても、従来の捺染プリント方式と比較して廃水を約90%削減する。従来の捺染システムのような大規模なスペースや排水処理設備も不要のため、省スペースで導入でき、布製品の流通の先端(店舗やデザインオフィスなど)で捺染ビジネスが行える。
また、捺染がプリントと転写で完了する簡単な工程であり、染色の専門技術と知識がなくとも簡単にオペレーションを始められ、さらに従来の捺染では繊維の種類ごとに異なる染料(インク種)および捺染設備が必要だったが、TRAPISは1種類のインクで幅広い種類の生地にプリントができる。したがって捺染を専門とする染色工場に限らず、様々な場所で様々な生地に、必要な時に必要な分だけ、小回りの利いた染色事業が可能となり、世界的にサステナブル化が求められる染色業界の照準に適合する。
TRAPISは各繊維素材のプリントに対応した上で、2024年6月の販売開始を予定。年間100台(全世界)の販売を見込んでいる。
最新ニュース
トキワ印刷、厚紙仕様のIJデジタルプレス「JetPress750S」導入
2025年12月26日
パッケージおよび厚紙・特殊紙印刷のトキワ印刷(株)(本社/大阪府東大阪市池島町、渡辺貞城社長)はこのほど、富士フイルムの枚葉インクジェットデジタルプレス「JetPress750S」(...全文を読む
2025年12月26日
DICグラフィックス(株)(甲斐敏幸社長)は、デザイン・印刷・マーケティング業務を支援する色見本帳アプリ「DICデジタルカラーガイド」に、業界初の「AI配色検索機能」を搭載した。 ...全文を読む
コダック、自動化や統合性を強化したPRINERGY最新バージョン発表
2025年12月26日
コダックは、PRINERGYソフトウェアの新バージョン11.5を発表した。 PRINERGYプラットフォームは、アナログ印刷とデジタル印刷の両方にわたり、生産を効率化・最適化する統...全文を読む
FFGS、クラウド環境で管理業務を効率化 - 校正システム来春発売
2025年12月26日
富士フイルムグラフィックソリューションズ(株)(山田周一郎社長)は、印刷物をはじめ動画やWebコンテンツなどさまざまな制作物の企画推進、校正・確認・進捗管理等の業務をクラウド上で一括...全文を読む
FFGS、Solution Design Lab.で「デジタル印刷力体感フェア」開催
2025年12月26日
富士フイルムグラフィックソリューションズ(株)(山田周一郎社長)は12月3日、本社ショールーム「Solution Design Lab.」(東京都港区西麻布)において、「Power ...全文を読む
新着トピックス
帆風(東京)、デジタル印刷のリードタイム短縮[Revoria XMF PressReady導入事例]
2025年12月26日ケーススタディ
東京都内に拠点を持ち、印刷からノベルティ制作、デジタルコンテンツ制作まで幅広く手がける(株)帆風(本社/東京都新宿区下宮比町2-29、須藤高幸社長)は、2025年3月、富士フイルムの...全文を読む
2025年11月28日企業・経営
富士フイルムグラフィックソリューションズ(株)(山田周一郎社長、以下「FFGS」)は2023年、サービス子会社であった富士フイルムGSテクノ(株)を4月1日付けで吸収合併し、「保守・...全文を読む
swissQprint、ビジネスの将来的な成長を促進するワイドフォーマットプリンタ
2025年11月25日ケーススタディ
swissQprintのユーザーであるMayfield Press社とPip n Chip社(まったく異なる業種)の2社は、swissQprintのマシンが自社のビジネスニーズに合わ...全文を読む
ミマキ、廃水約90%削減の捺染システム「TRAPIS」発表
2024年3月14日ニュース
(株)ミマキエンジニアリング(池田和明社長)は、2023年6月にITMAで技術出展した「捺染顔料転写プリントシステム」を製品化した次世代捺染システム「TRAPIS(トラピス)」を発売する。
「TRAPIS」は、Transfer(転写)・Pigment(顔料)・System(装置)を名称の由来とした当社の顔料転写方式の捺染プリントシステム。同社のインクジェットプリンタ、専用インク、専用転写紙および同社推奨の欧州メーカー製の専用転写機で構成される。

これまでの捺染方式にでは、染色の前後処理による化学物質混合排水を大量に発生(染料デジタル捺染の場合、1平米当たり約14・5リットル)させ、環境問題とされている。また染色加工の工程が複雑であるため専門技術と知識を必要とし、さらに大規模な排水処理設備が必要など、導入場所の制限もある。
今回同社が製品化したTRAPISは、専用の転写紙にプリントしたデザインを、熱転写装置を使用して生地に転写し捺染が完了。そのため捺染工程における廃水がほぼゼロ(プリンタの自動メンテナンスにより発生する廃インクのみ)で、転写紙の製造工程において発生する廃水を含めても、従来の捺染プリント方式と比較して廃水を約90%削減する。従来の捺染システムのような大規模なスペースや排水処理設備も不要のため、省スペースで導入でき、布製品の流通の先端(店舗やデザインオフィスなど)で捺染ビジネスが行える。
また、捺染がプリントと転写で完了する簡単な工程であり、染色の専門技術と知識がなくとも簡単にオペレーションを始められ、さらに従来の捺染では繊維の種類ごとに異なる染料(インク種)および捺染設備が必要だったが、TRAPISは1種類のインクで幅広い種類の生地にプリントができる。したがって捺染を専門とする染色工場に限らず、様々な場所で様々な生地に、必要な時に必要な分だけ、小回りの利いた染色事業が可能となり、世界的にサステナブル化が求められる染色業界の照準に適合する。
TRAPISは各繊維素材のプリントに対応した上で、2024年6月の販売開始を予定。年間100台(全世界)の販売を見込んでいる。
新着ニュース
-
トキワ印刷、厚紙仕様のIJデジタルプレス「JetPress750S」導入
2025年12月26日 ニュース
-
DICグラフィックス、色見本帳アプリにAI配色検索機能搭載
2025年12月26日 ニュース
-
コダック、自動化や統合性を強化したPRINERGY最新バージョン発表
2025年12月26日 ニュース
-
FFGS、クラウド環境で管理業務を効率化 - 校正システム来春発売
2025年12月26日 ニュース
-
FFGS、Solution Design Lab.で「デジタル印刷力体感フェア」開催
2025年12月26日 ニュース










