キーワードで検索

  • トップ>
  • ニュース>
  • ケーニヒ&バウアー、独ラーデボイルにVariJET106専用デモサ...

ケーニヒ&バウアー、独ラーデボイルにVariJET106専用デモサイト開設

2025年2月18日ニュース

 ダースト社とケーニヒ&バウアー社が共同開発したパッケージ向けハイブリッド印刷機「VariJET106」の専用ホールがドイツのラーデボイルにオープンした。

ラーデボイルの新しい専用ホールに設置されたVariJET 106

 この700平方メートルのホールは、ドレスデン近郊にあるケーニヒ&バウアーのシートフィード部門本社のグローバル・カスタマー・エクスペリエンス・センターの一部であり、ペーパー&パッケージング・シートフィード・システムズ(P&P)セグメントに属している。専用サイトでは、印刷ファイルや材料を持ち込み、VariJET106の柔軟性、持続可能性、コスト競争力を確認することが可能で、すでに北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域から多くの来場者を迎え、とくにアジアからの関心が強いという。ケーニヒ&バウアー・ダースト社のダニエル・ヴェレマ社長は、「印刷とフィニッシングテクノロジーを横断して提案することが重要である」とし、新しい専用ホール開設を「我々の進化における新たな重要な一歩だ」とコメントしている。

 毎時5,500枚のB1シートを印刷するVariJET106は、ケーニヒ&バウアーの高性能Rapida106プラットフォームとダースト・プリントヘッドのエレクトロニクス、インクジェットに関する専門知識、ダースト・ワークフローおよびRIPテクノロジーを活用して開発されたもの。水性インク(CMYK+オレンジ、グリーン、バイオレット)、プライマー、コーティングを使用し、食品安全と持続可能性規制をサポートしながら競争力のあるコストレベルで高い印刷品質を提供する。

 ケーニヒ&バウアーとダーストは2019年に初めて手を組み、独立した合弁会社を設立。VariJET106は、両社が共同で設計・開発した最初の製品だ。この他、段ボール包装向けのDelta SPC 130シリーズとCorruJET 170シリーズの生産がすでに開始されており、ケーニヒ&バウアー・ダーストのポートフォリオの一部となっている。

最新ニュース

dp_gremper_ag_Jetfire_50_20250210_tn.jpg

ハイデルベルグ社、グレムパー社(スイス)が「ジェットファイア50」世界第1号機を導入

2025年2月12日

 ハイデルベルグ社(ドイツ)は、デジタル水性インクジェット印刷システム「ジェットファイア50」の世界第1号機をスイスのグレムパー社が導入したことを発表した。  「ジェットファイア50」...全文を読む

dp_tpj520nxad_20250131_tn.jpg

SCREEN GA、高速連帳IJの次世代モデル「Truepress JET 520NX AD」発売

2025年2月3日

 (株)SCREENグラフィックソリューションズ(以下、SCREEN GA)はこのほど、高速連帳インクジェットデジタル印刷機「Truepress JET 520NX」の次世代モデルとな...全文を読む

dp_epson_yuima_nakazato_20250131_tn.jpg

エプソン、独自技術による繊維化素材を用いたスニーカーがYUIMA NAKAZATOから初めて商品化

2025年2月3日

 セイコーエプソン(株)は、同社独自の繊維化技術「ドライファイバーテクノロジー(以下、DFT)」によって古着などから繊維化した不織布シートの開発を、YUIMA NAKAZATOとの共創...全文を読む

dp_jetpress_2160cfg_20250131_tn.jpg

富士フイルムBI、高速・高精細画質を両立した商印用ロール紙インクジェット発売

2025年2月3日

 富士フイルムビジネスイノベーション(株)(本社/東京都港区、浜直樹社長・CEO)は、商業印刷市場向け高速ロール紙カラーインクジェットプリンター「Jet Press 2160CFG」の...全文を読む

dp_tpj560hdx_20250131_tn.jpg

SCREEN、Hunkeler Innovationdaysでインクジェットと後加工機の連携披露

2025年2月3日

 (株)SCREENグラフィックソリューションズの海外子会社であるSCREEN GP Europe B.V.は、2025年2月24日から2月27日まで、スイス・ルツェルンのMesse ...全文を読む

新着トピックス

大橋課長(左)と佐藤主任

FFGS、潜在ニーズ発見と技術検証の場として機能[Solution Design Lab.]

2024年12月23日企業・経営

 富士フイルムグラフィックソリューションズ(株)(山田周一郎社長、以下「FFGS」)は今年6月、西麻布にあるショールームをデジタル印刷に特化した「課題解決の検証の場」としてフルリニュー...全文を読む

dp_ipa2024_takeda_ab_20241125_tn.jpg

竹田印刷、多様な個性をかたちに〜アール・ブリュット作品を世界に発信

2024年12月6日企業・経営

 竹田印刷(株)(本社/愛知県名古屋市)は、アール・ブリュット(障がい者の表現)作家が描いたデザインを用いて制作した印刷物を、2024年度の「Innovation Print Awar...全文を読む

dp_ipa2024_okumura_20241113_tn.jpg

奥村印刷、新たな価値を紙に付加〜「折り紙食器 beak」でIPA2024に入賞

2024年11月20日企業・経営

 奥村印刷(株)(本社/東京都北区、奥村文泰社長)は、2024年度の「Innovation Print Awards(以下、IPA)」において、「サステナビリティ部門」第1位を獲得した...全文を読む

ケーニヒ&バウアー、独ラーデボイルにVariJET106専用デモサイト開設

2025年2月18日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 ダースト社とケーニヒ&バウアー社が共同開発したパッケージ向けハイブリッド印刷機「VariJET106」の専用ホールがドイツのラーデボイルにオープンした。

ラーデボイルの新しい専用ホールに設置されたVariJET 106

 この700平方メートルのホールは、ドレスデン近郊にあるケーニヒ&バウアーのシートフィード部門本社のグローバル・カスタマー・エクスペリエンス・センターの一部であり、ペーパー&パッケージング・シートフィード・システムズ(P&P)セグメントに属している。専用サイトでは、印刷ファイルや材料を持ち込み、VariJET106の柔軟性、持続可能性、コスト競争力を確認することが可能で、すでに北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域から多くの来場者を迎え、とくにアジアからの関心が強いという。ケーニヒ&バウアー・ダースト社のダニエル・ヴェレマ社長は、「印刷とフィニッシングテクノロジーを横断して提案することが重要である」とし、新しい専用ホール開設を「我々の進化における新たな重要な一歩だ」とコメントしている。

 毎時5,500枚のB1シートを印刷するVariJET106は、ケーニヒ&バウアーの高性能Rapida106プラットフォームとダースト・プリントヘッドのエレクトロニクス、インクジェットに関する専門知識、ダースト・ワークフローおよびRIPテクノロジーを活用して開発されたもの。水性インク(CMYK+オレンジ、グリーン、バイオレット)、プライマー、コーティングを使用し、食品安全と持続可能性規制をサポートしながら競争力のあるコストレベルで高い印刷品質を提供する。

 ケーニヒ&バウアーとダーストは2019年に初めて手を組み、独立した合弁会社を設立。VariJET106は、両社が共同で設計・開発した最初の製品だ。この他、段ボール包装向けのDelta SPC 130シリーズとCorruJET 170シリーズの生産がすでに開始されており、ケーニヒ&バウアー・ダーストのポートフォリオの一部となっている。

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP