ダースト社とケーニヒ&バウアー社が共同開発したパッケージ向けハイブリッド印刷機「VariJET106」の専用ホールがドイツのラーデボイルにオープンした。
この700平方メートルのホールは、ドレスデン近郊にあるケーニヒ&バウアーのシートフィード部門本社のグローバル・カスタマー・エクスペリエンス・センターの一部であり、ペーパー&パッケージング・シートフィード・システムズ(P&P)セグメントに属している。専用サイトでは、印刷ファイルや材料を持ち込み、VariJET106の柔軟性、持続可能性、コスト競争力を確認することが可能で、すでに北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域から多くの来場者を迎え、とくにアジアからの関心が強いという。ケーニヒ&バウアー・ダースト社のダニエル・ヴェレマ社長は、「印刷とフィニッシングテクノロジーを横断して提案することが重要である」とし、新しい専用ホール開設を「我々の進化における新たな重要な一歩だ」とコメントしている。
毎時5,500枚のB1シートを印刷するVariJET106は、ケーニヒ&バウアーの高性能Rapida106プラットフォームとダースト・プリントヘッドのエレクトロニクス、インクジェットに関する専門知識、ダースト・ワークフローおよびRIPテクノロジーを活用して開発されたもの。水性インク(CMYK+オレンジ、グリーン、バイオレット)、プライマー、コーティングを使用し、食品安全と持続可能性規制をサポートしながら競争力のあるコストレベルで高い印刷品質を提供する。
ケーニヒ&バウアーとダーストは2019年に初めて手を組み、独立した合弁会社を設立。VariJET106は、両社が共同で設計・開発した最初の製品だ。この他、段ボール包装向けのDelta SPC 130シリーズとCorruJET 170シリーズの生産がすでに開始されており、ケーニヒ&バウアー・ダーストのポートフォリオの一部となっている。
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