用途に応じた多彩な機能強化も計画
 このように「Impremia NS40」は、KOMORIの最高水準の技術と製造能力、プラス信頼性を備えたランダ社のナノグラフィックプリンティング技術が融合されている。ほかにも7色(CMYK+OGBv)のオプション対応、オフセット機の技術を採用した用紙搬送プラットフォームのバリエーションとして、商業印刷に最適なワンパス両面印刷を可能にする反転システム、インラインコーター・チャンバーコーター構成、ノンストップシステムなど、ニーズに合わせたラインアップを予定して実用化を迎えるレベルへと開発を進めている。
 「Impremia NS40」は、ある程度の厚紙にも対応するように設計されている。前にも述べたように、印刷用原反を選ばない利点もある。今後は、パッケージ印刷でデジタル印刷が多く使われると考えられ、そのためには大型のデジタル印刷機が必要になると思われる。B1機である「Impremia NS40」は、対象の市場としてパッケージ市場の要望にもマッチすると考えている。

今後も良好なパートナーシップを構築
 「Impremia NS40」は、オフセット印刷と変わらない品質、スピード、また、特徴である色域の広さを目の当たりにした多くのユーザーに驚きと将来への期待を感じさせ、北米でも有数の印刷会社である4Over社を始め、予想をはるかに上回るLOIを獲得することができ、drupa2016は、販売上においても、大きな成果を持って終わることができた。
 KOMORIは実質上、唯一のランダナノグラフィックプリンティングテクノロジーのパートナーであり、すでに複数台のKOMORI製プラットフォームがランダ社に送られ、ランダのシステムと合体して各種の開発項目の確認を行っている。この関係自体が、両社の技術的レベルの高さを証明していることにもなると考えている。
 KOMORIは、ランダ社に対してプラットフォームの提供を行っており、将来的にもこの関係が継続される。つまり、KOMORIはランダ社のライセンスに基づきNS40を開発・製造し、ランダ社はKOMORIから提供されたプラットフォームを用いてランダブランドのデジタル印刷機を開発・製造する計画である。
 KOMORIは、ナノテクノロジーと当社の技術を融合した次世代デジタル印刷機として、「Impremia NS40」を市場投入し、拡販および当社独自のビジネスモデルを構築していく。

新着トピックス
2025年10月1日製品・テクノロジー
産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタを手掛ける(株)ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、池田和明社長)は今年4月、同社初のUV-DTF(UV硬化式...全文を読む
2025年9月30日製品・テクノロジースペシャリスト
最速900メートル/分の超高速印刷が可能なPROSPERヘッドは、日本でもDM市場を中心に数百台が稼働しているが、コダックジャパン・プリント事業部デジタルプリンティング営業本部の河原...全文を読む
最新ニュース
SCREEN、京都芸大・月桂冠と産学連携 - 学生デザインラベルの日本酒商品化
2025年10月8日
京都市立芸術大学(以下「京都芸大」)、月桂冠(株)、(株)SCREENグラフィックソリューションズ(以下「SCREEN」)の3者は、産学連携による共同プロジェクトを実施し、京都芸大・...全文を読む
ミマキ、OGBS2025で昇華転写用IJプリンタ「TS200」を国内初披露
2025年10月2日
(株)ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、池田和明社長)は、9月30日と10月1日に東京・池袋のサンシャインシティにおいて開催されたオーダーグッズビジネスショー(OGBS)2...全文を読む
swissQprint Japan、VIPオープンハウスウィーク-10月28日〜31日
2025年10月1日
swissQprint Japan(株)(本社/横浜市港北区新横浜3-2-6、アドリアーノ・グット社長)は、顧客の要望に応え、最新世代のフラットベッドプリンタを紹介するオープンハウス...全文を読む
小森コーポレーション、技術開発も最終段階へ 〜 ランダ技術融合のB1デジタル機
DPS技術生産本部DPS開発部・遠藤泰治部長に聞く
2016年9月15日製品・テクノロジースペシャリスト
用途に応じた多彩な機能強化も計画
 このように「Impremia NS40」は、KOMORIの最高水準の技術と製造能力、プラス信頼性を備えたランダ社のナノグラフィックプリンティング技術が融合されている。ほかにも7色(CMYK+OGBv)のオプション対応、オフセット機の技術を採用した用紙搬送プラットフォームのバリエーションとして、商業印刷に最適なワンパス両面印刷を可能にする反転システム、インラインコーター・チャンバーコーター構成、ノンストップシステムなど、ニーズに合わせたラインアップを予定して実用化を迎えるレベルへと開発を進めている。
 「Impremia NS40」は、ある程度の厚紙にも対応するように設計されている。前にも述べたように、印刷用原反を選ばない利点もある。今後は、パッケージ印刷でデジタル印刷が多く使われると考えられ、そのためには大型のデジタル印刷機が必要になると思われる。B1機である「Impremia NS40」は、対象の市場としてパッケージ市場の要望にもマッチすると考えている。

今後も良好なパートナーシップを構築
 「Impremia NS40」は、オフセット印刷と変わらない品質、スピード、また、特徴である色域の広さを目の当たりにした多くのユーザーに驚きと将来への期待を感じさせ、北米でも有数の印刷会社である4Over社を始め、予想をはるかに上回るLOIを獲得することができ、drupa2016は、販売上においても、大きな成果を持って終わることができた。
 KOMORIは実質上、唯一のランダナノグラフィックプリンティングテクノロジーのパートナーであり、すでに複数台のKOMORI製プラットフォームがランダ社に送られ、ランダのシステムと合体して各種の開発項目の確認を行っている。この関係自体が、両社の技術的レベルの高さを証明していることにもなると考えている。
 KOMORIは、ランダ社に対してプラットフォームの提供を行っており、将来的にもこの関係が継続される。つまり、KOMORIはランダ社のライセンスに基づきNS40を開発・製造し、ランダ社はKOMORIから提供されたプラットフォームを用いてランダブランドのデジタル印刷機を開発・製造する計画である。
 KOMORIは、ナノテクノロジーと当社の技術を融合した次世代デジタル印刷機として、「Impremia NS40」を市場投入し、拡販および当社独自のビジネスモデルを構築していく。

新着トピックス
- 
 樋口印刷所(大阪)、下請け100%のJet Pressビジネスとは 樋口印刷所(大阪)、下請け100%のJet Pressビジネスとは2025年10月8日 ケーススタディ 
- 
 ダイコウラベル、新市場への進出に貢献〜デジタルの強みで顧客メリットを創出 ダイコウラベル、新市場への進出に貢献〜デジタルの強みで顧客メリットを創出2025年10月7日 ケーススタディ 
- 
 ミマキ、UV-DTF市場に参入〜プリント形状の課題を解決 ミマキ、UV-DTF市場に参入〜プリント形状の課題を解決2025年10月1日 製品・テクノロジー 
- 
 コダック、パッケージ分野で新アプリケーション開拓へ コダック、パッケージ分野で新アプリケーション開拓へ2025年9月30日 製品・テクノロジースペシャリスト 
- 
 青森県コロニー協会、多様性のある職場環境の構築を支援 [インプレミアIS29s導入事例] 青森県コロニー協会、多様性のある職場環境の構築を支援 [インプレミアIS29s導入事例]2025年9月30日 ケーススタディ 
新着ニュース
                
					
				 SNSランキング
SNSランキング
			- 63shares講談社、フルデジタル書籍生産システムが新たな領域に
- 50sharesリコー、企業内・商用印刷の幅広いニーズに対応するカラー機の新機種発売
- 44shares富士フイルムBI、デジタル印刷ワークフローソフトウェアが「IDEA」ファイナリストに
- 40shares樋口印刷所(大阪)、下請け100%のJet Pressビジネスとは
- 38shares門那シーリング印刷(大阪)、除電機能で作業効率向上[Revoria Press PC1120導入事例]
- 38sharesコニカミノルタジャパン、AccurioDays2025で新たなフラッグシップモデルを公開
- 37sharesSCREEN GAとSCREEN GPJ、「パッケージに彩りを」テーマに「JAPAN PACK 2025」に出展
- 35sharesSCREEN、インクジェット技術を核とした未来のオープンイノベーション拠点開設
- 30sharesコニカミノルタジャパン、機能強化モデル「AccurioPress C7100 ENHANCED」発売
- 28sharesパラシュート、Webプラットフォームをベースとした販促資材管理サービスの提供開始








 
 








 
							
						
 
							
						
 
							
						
