レーザー加工機のコムネット(株)(本社/神戸市中央区港島南町7-2-10、五十嵐晃治社長)が提供するシール・ラベル向けレーザー加工機「LABEL MASTER」に、ヤレ紙をまったく出すことなくオートジョブチェンジを可能にした第三世代機が登場した。デジタル印刷時代に対応するレーザー加工機として注目されそうだ。

SEI社のシール・ラベル向けレーザー加工機のフラッグシップモデルである「LABEL MASTER」は、最高60m/分(材料送り速度)の高速加工を可能にする230W TWINヘッドを搭載し、圧倒的な加工スピードを実現するほか、可変フォーカス機能により、材料幅に応じて最適なビーム径で加工が可能なため、さらなる高品質を実現できる。
また、モジュール式の機器構成のため、フレキソニス、ホットスタンプ、ラミネート、ロータリーダイ、スリットなど、豊富なオプションの搭載が可能。さらに、オペレーションソフト「ICARO」により、連続加工中でも、微妙な位置合わせやカッティングパラメーターの変更が可能になっている。
そして今回、登場した第三世代機では、ヤレ紙をまったく出すことなくオートジョブチェンジが可能になった。同社の富吉章一部長は「従来機でもオートジョブチェンジ機能は搭載されてはいたが、ジョブが切り替えられるまでのタイムラグがあったため4〜5mのヤレ紙が発生していた。第三世代機では、QRコードで位置関係の情報を読み取り瞬時にデータ化するため、まったくヤレ紙を出すことなく加工が行えるようになった」と説明しており、多品種・小ロット生産の傾向がますます顕著になるシール・ラベル業界に最適なデジタル時代のレーザー加工機であることに自信を示している。
さらに、第三世代機ではホワイトエッジが従来機より少なくなったほか、オペレーションソフトの改良により、短期間でのオペレーターの育成が可能になるなどの改良がなされている。
今年10月に開催されるTOKYO PACK2018のメイン機種として展示される。
「FLEXIシリーズ」に新モデルが登場
また、同社は圧倒的な加工スピードと加工精度を兼ね備えた高性能モデル「FLEXIシリーズ」の新モデルとして「FLEXI 8XX」と「FLEXI 12XX」を4月18日に発売する。
昨今、PODやUVインクジェットプリンタなどデジタル印刷機の性能向上と普及により、ポストプレスの重要性がますます高まっている。そのような中、新モデルは「多彩」「繊細」「美細」な加工により、商品の付加価値性を飛躍的に高めることができる。

主な特長は次のとおり。
(1)ユーザーニーズに合わせ、従来機よりもさらに大きな加工サイズに対応可能。
▽816T(最大加工サイズ800×1,600mm)
▽1224T(最大加工サイズ1,200×2,400mm)
▽824TT(最大加工サイズ800×2,400mm)
▽1230TT(最大加工サイズ1,200×3,000mm)
(2)ワイドフォーマットのカット、マーキング、彫刻が可能となる「On Fly機能」を搭載
(3)従来の150W、300Wに加えて、さらなる高速カットを実現する500Wモデルをラインナップ
なお、同社代理店である(株)ムサシの平和島ショールーム「Flexible Arrow 平和島」には新モデル「FLEXI816T」が設置されており、見学が可能。問い合わせは、(株)ムサシ第2営業本部 VPSグループ(電話03-3546-7717)まで。
新着トピックス
2025年10月1日製品・テクノロジー
産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタを手掛ける(株)ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、池田和明社長)は今年4月、同社初のUV-DTF(UV硬化式...全文を読む
2025年9月30日製品・テクノロジースペシャリスト
最速900メートル/分の超高速印刷が可能なPROSPERヘッドは、日本でもDM市場を中心に数百台が稼働しているが、コダックジャパン・プリント事業部デジタルプリンティング営業本部の河原...全文を読む
最新ニュース
SCREEN、京都芸大・月桂冠と産学連携 - 学生デザインラベルの日本酒商品化
2025年10月8日
京都市立芸術大学(以下「京都芸大」)、月桂冠(株)、(株)SCREENグラフィックソリューションズ(以下「SCREEN」)の3者は、産学連携による共同プロジェクトを実施し、京都芸大・...全文を読む
ミマキ、OGBS2025で昇華転写用IJプリンタ「TS200」を国内初披露
2025年10月2日
(株)ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、池田和明社長)は、9月30日と10月1日に東京・池袋のサンシャインシティにおいて開催されたオーダーグッズビジネスショー(OGBS)2...全文を読む
swissQprint Japan、VIPオープンハウスウィーク-10月28日〜31日
2025年10月1日
swissQprint Japan(株)(本社/横浜市港北区新横浜3-2-6、アドリアーノ・グット社長)は、顧客の要望に応え、最新世代のフラットベッドプリンタを紹介するオープンハウス...全文を読む
コムネット、ヤレ紙「ゼロ」でオートジョブチェンジ
シール・ラベル向けレーザー加工機「LABEL MASTER」〜 加工品質・操作性も改良
2018年3月29日製品・テクノロジー
レーザー加工機のコムネット(株)(本社/神戸市中央区港島南町7-2-10、五十嵐晃治社長)が提供するシール・ラベル向けレーザー加工機「LABEL MASTER」に、ヤレ紙をまったく出すことなくオートジョブチェンジを可能にした第三世代機が登場した。デジタル印刷時代に対応するレーザー加工機として注目されそうだ。

SEI社のシール・ラベル向けレーザー加工機のフラッグシップモデルである「LABEL MASTER」は、最高60m/分(材料送り速度)の高速加工を可能にする230W TWINヘッドを搭載し、圧倒的な加工スピードを実現するほか、可変フォーカス機能により、材料幅に応じて最適なビーム径で加工が可能なため、さらなる高品質を実現できる。
また、モジュール式の機器構成のため、フレキソニス、ホットスタンプ、ラミネート、ロータリーダイ、スリットなど、豊富なオプションの搭載が可能。さらに、オペレーションソフト「ICARO」により、連続加工中でも、微妙な位置合わせやカッティングパラメーターの変更が可能になっている。
そして今回、登場した第三世代機では、ヤレ紙をまったく出すことなくオートジョブチェンジが可能になった。同社の富吉章一部長は「従来機でもオートジョブチェンジ機能は搭載されてはいたが、ジョブが切り替えられるまでのタイムラグがあったため4〜5mのヤレ紙が発生していた。第三世代機では、QRコードで位置関係の情報を読み取り瞬時にデータ化するため、まったくヤレ紙を出すことなく加工が行えるようになった」と説明しており、多品種・小ロット生産の傾向がますます顕著になるシール・ラベル業界に最適なデジタル時代のレーザー加工機であることに自信を示している。
さらに、第三世代機ではホワイトエッジが従来機より少なくなったほか、オペレーションソフトの改良により、短期間でのオペレーターの育成が可能になるなどの改良がなされている。
今年10月に開催されるTOKYO PACK2018のメイン機種として展示される。
「FLEXIシリーズ」に新モデルが登場
また、同社は圧倒的な加工スピードと加工精度を兼ね備えた高性能モデル「FLEXIシリーズ」の新モデルとして「FLEXI 8XX」と「FLEXI 12XX」を4月18日に発売する。
昨今、PODやUVインクジェットプリンタなどデジタル印刷機の性能向上と普及により、ポストプレスの重要性がますます高まっている。そのような中、新モデルは「多彩」「繊細」「美細」な加工により、商品の付加価値性を飛躍的に高めることができる。

主な特長は次のとおり。
(1)ユーザーニーズに合わせ、従来機よりもさらに大きな加工サイズに対応可能。
▽816T(最大加工サイズ800×1,600mm)
▽1224T(最大加工サイズ1,200×2,400mm)
▽824TT(最大加工サイズ800×2,400mm)
▽1230TT(最大加工サイズ1,200×3,000mm)
(2)ワイドフォーマットのカット、マーキング、彫刻が可能となる「On Fly機能」を搭載
(3)従来の150W、300Wに加えて、さらなる高速カットを実現する500Wモデルをラインナップ
なお、同社代理店である(株)ムサシの平和島ショールーム「Flexible Arrow 平和島」には新モデル「FLEXI816T」が設置されており、見学が可能。問い合わせは、(株)ムサシ第2営業本部 VPSグループ(電話03-3546-7717)まで。
新着トピックス
-
樋口印刷所(大阪)、下請け100%のJet Pressビジネスとは
2025年10月8日 ケーススタディ
-
ダイコウラベル、新市場への進出に貢献〜デジタルの強みで顧客メリットを創出
2025年10月7日 ケーススタディ
-
ミマキ、UV-DTF市場に参入〜プリント形状の課題を解決
2025年10月1日 製品・テクノロジー
-
コダック、パッケージ分野で新アプリケーション開拓へ
2025年9月30日 製品・テクノロジースペシャリスト
-
青森県コロニー協会、多様性のある職場環境の構築を支援 [インプレミアIS29s導入事例]
2025年9月30日 ケーススタディ
新着ニュース
SNSランキング
- 63shares講談社、フルデジタル書籍生産システムが新たな領域に
- 50sharesリコー、企業内・商用印刷の幅広いニーズに対応するカラー機の新機種発売
- 44shares富士フイルムBI、デジタル印刷ワークフローソフトウェアが「IDEA」ファイナリストに
- 40shares樋口印刷所(大阪)、下請け100%のJet Pressビジネスとは
- 38shares門那シーリング印刷(大阪)、除電機能で作業効率向上[Revoria Press PC1120導入事例]
- 38sharesコニカミノルタジャパン、AccurioDays2025で新たなフラッグシップモデルを公開
- 37sharesSCREEN GAとSCREEN GPJ、「パッケージに彩りを」テーマに「JAPAN PACK 2025」に出展
- 35sharesSCREEN、インクジェット技術を核とした未来のオープンイノベーション拠点開設
- 30sharesコニカミノルタジャパン、機能強化モデル「AccurioPress C7100 ENHANCED」発売
- 28sharesパラシュート、Webプラットフォームをベースとした販促資材管理サービスの提供開始










