Uteco社、KODAK ULTRASTREAM技術でポートフォリオ拡大へ
2019年2月20日製品・テクノロジー
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イタリアのフレキシブルパッケージング業務用機器メーカーであるUteco社は、ULTRASTREAMテクノロジーを装備するコダックの最新インクジェット印刷システムを購入する契約をコダックと締結した。
コダック独自のULTRASTREAMコンティニュアスインクジェットテクノロジーは、環境にやさしく経済的な水性インクを、プラスチックと紙に最高速度150mpmで600×1,800dpiの高品質で印刷できるもの。一方、Uteco社が2018年6月に最初に発表したSAPPHIRE EVOソリューションは、性能と持続可能性の両面で業界の関心を集め、引き続き同社のデジタルポートフォリオの重要な一部となっている。Uteco社は、ULTRASTREAMテクノロジーを使用する最初の機器メーカーとして、フレキシブルパッケージングの高生産性デジタル印刷機ポートフォリオを2020年に拡大する計画である。
Uteco Groupのアルド・ペレッティCEOは、「お客様は、優れた経済性で少量印刷のバージョニングを可能にし、持続可能な利点を持つ、ハイブリッドデジタル印刷ソリューションを求めている。従来のフレキソ印刷とグラビア印刷をデジタルインクジェットテクノロジーと組み合わせて使用するこれらのソリューションは、フィルムハンドリング、プライミング、ポストコーティング、および乾燥処理を最適化し、パッケージング市場に必要な性能を提供する。コダック独自のコンティニュアスインクジェットシステムは、こうした業界最先端のパッケージングソリューションを実現する優れた品質、生産性、ランニングコストを提供する、選り抜きのテクノロジーとして揺るぎない地位を保持している」とコメントしている。
一方、コダックのエンタープライズインクジェットシステムズ事業部プレジデントのランディ・バンダグリフ氏は、「SAPPHIRE EVOソリューションがもたらす独自のメリットを見れば、Streamインクジェットテクノロジーがフレキシブルパッケージングソリューションへのデジタル印刷の使用にいかに貢献しているかが如実に分かる。drupa2020やその先の展示会において、UtecoがULTRASTREAMテクノロジーをベースとするソリューションを同社の製品ポートフォリオに含め、一段と柔軟なパッケージングの選択肢をコンバーターとブランドオーナーの双方に提供していくことが大変楽しみだ」とコメントしている。
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Uteco Groupのアルド・ペレッティCEOは、「お客様は、優れた経済性で少量印刷のバージョニングを可能にし、持続可能な利点を持つ、ハイブリッドデジタル印刷ソリューションを求めている。従来のフレキソ印刷とグラビア印刷をデジタルインクジェットテクノロジーと組み合わせて使用するこれらのソリューションは、フィルムハンドリング、プライミング、ポストコーティング、および乾燥処理を最適化し、パッケージング市場に必要な性能を提供する。コダック独自のコンティニュアスインクジェットシステムは、こうした業界最先端のパッケージングソリューションを実現する優れた品質、生産性、ランニングコストを提供する、選り抜きのテクノロジーとして揺るぎない地位を保持している」とコメントしている。
一方、コダックのエンタープライズインクジェットシステムズ事業部プレジデントのランディ・バンダグリフ氏は、「SAPPHIRE EVOソリューションがもたらす独自のメリットを見れば、Streamインクジェットテクノロジーがフレキシブルパッケージングソリューションへのデジタル印刷の使用にいかに貢献しているかが如実に分かる。drupa2020やその先の展示会において、UtecoがULTRASTREAMテクノロジーをベースとするソリューションを同社の製品ポートフォリオに含め、一段と柔軟なパッケージングの選択肢をコンバーターとブランドオーナーの双方に提供していくことが大変楽しみだ」とコメントしている。
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