swissQprint、初のロールtoロール専用機「Karibu」発表
独創的な機能の数々搭載〜サイン&ディスプレイショウで国内初公開
2019年7月19日ケーススタディ
-
スイスに本社を構えるswissQprint社は、ワイドフォーマットハイエンドUVフラットベッドプリンタのメーカーとして2007年に設立した。同社製品は世界中でユーザーを拡大しており、主力製品の「Nyala」は欧州において4年連続で大判プリンター部門の販売台数1位を獲得した。そんな同社は、今年5月にドイツ・ミュンヘンで開催されたFespa2019において、独創的な機能の数々を搭載した同社初のロールtoロールプリンタ「Karibu(カリブ)」を発表した。すでに全世界で13台を受注しており、スイスメイドハイエンドフラットベッドプリンタで市場から高い評価を得ているswissQprintにとって、新たな展開をもたらす新製品となりそうだ。国内では、8月29日から31日まで東京ビッグサイトにおいて開催されるサイン&ディスプレイショウ2019で初公開となり、今年9月以降からの出荷開始となる。
swissQprint社は、スイス本社のほか、アメリカ・ドイツ・日本・スペインに現地法人を持つ。アメリカではこのほど、カナダエリアの管轄を開始。また、2年前に日本の現地法人として設立したswissQprint Japan(株)(本社/横浜市港北区新横浜3-2-6、大野透社長)では、近年中にアジア・パシフィック地域の技術サポートを管轄する予定だ。
swissQprint社は2007年の設立と歴史は浅いものの、2008年に11台だった出荷台数は2018年末に1,100台を突破。2019年5月時点で1,172台となり、出荷台数は毎年、右肩上がりで推移している。これについてswissQprint Japan大野社長は「スイス本社のレト・アイヒャー社長は1996年頃、別会社を経営していた時に実験的にフラットベッドプリンタを開発しており、この世界でのパイオニアであると自負している。それを含めると、プリンターメーカーとして20年以上の開発の実績があることになる」と、ハイクオリティーとスイスメイドの高い信頼性、効率の良い生産が可能な多様性を誇るswissQprint社製品の自信と実績の裏付けとなる歴史を説明する。
新着トピックス
奥村印刷、新たな価値を紙に付加〜「折り紙食器 beak」でIPA2024に入賞
2024年11月20日企業・経営
奥村印刷(株)(本社/東京都北区、奥村文泰社長)は、2024年度の「Innovation Print Awards(以下、IPA)」において、「サステナビリティ部門」第1位を獲得した...全文を読む
富士フイルム、TOKYO PACKでブランドオーナーにデジタル印刷活用促す
2024年11月15日マーケティング
「もっと自由にパッケージ・オンデマンド」─富士フイルムグループは、10月23日から開催された「TOKYO PACK 2024(東京国際包装展)」において、富士フイルムが独自開発した幅...全文を読む
最新ニュース
日本HP、KADOKAWA「出版製造流通DXプロジェクト」を支援
2025年1月21日
(株)日本HP(本社/東京都港区、岡戸伸樹社長)は1月16日、(株)KADOKAWA(本社/東京都千代田区、夏野剛社長・CEO)の運営する埼玉県所沢市の大型文化複合施設「ところざわサ...全文を読む
2025年1月20日
ローランド ディー.ジー.(株)は、大判インクジェットプリンターTrueVISシリーズ「LG-640/540/300」と、DGXPRESSシリーズの「UG-642」で使用できる拡張テ...全文を読む
swissQprint、第5世代フラットベッド新モデル-生産性23%向上
2025年1月14日
swissQprintは、プラットフォームを全面的に刷新し、生産性、精度、アプリケーションの多用途性を新たなレベルへと引き上げたフラットベッド新世代モデルを発表した。新モデルは従来機...全文を読む
swissQprint、初のロールtoロール専用機「Karibu」発表
独創的な機能の数々搭載〜サイン&ディスプレイショウで国内初公開
2019年7月19日ケーススタディ
スイスに本社を構えるswissQprint社は、ワイドフォーマットハイエンドUVフラットベッドプリンタのメーカーとして2007年に設立した。同社製品は世界中でユーザーを拡大しており、主力製品の「Nyala」は欧州において4年連続で大判プリンター部門の販売台数1位を獲得した。そんな同社は、今年5月にドイツ・ミュンヘンで開催されたFespa2019において、独創的な機能の数々を搭載した同社初のロールtoロールプリンタ「Karibu(カリブ)」を発表した。すでに全世界で13台を受注しており、スイスメイドハイエンドフラットベッドプリンタで市場から高い評価を得ているswissQprintにとって、新たな展開をもたらす新製品となりそうだ。国内では、8月29日から31日まで東京ビッグサイトにおいて開催されるサイン&ディスプレイショウ2019で初公開となり、今年9月以降からの出荷開始となる。
swissQprint社は、スイス本社のほか、アメリカ・ドイツ・日本・スペインに現地法人を持つ。アメリカではこのほど、カナダエリアの管轄を開始。また、2年前に日本の現地法人として設立したswissQprint Japan(株)(本社/横浜市港北区新横浜3-2-6、大野透社長)では、近年中にアジア・パシフィック地域の技術サポートを管轄する予定だ。
swissQprint社は2007年の設立と歴史は浅いものの、2008年に11台だった出荷台数は2018年末に1,100台を突破。2019年5月時点で1,172台となり、出荷台数は毎年、右肩上がりで推移している。これについてswissQprint Japan大野社長は「スイス本社のレト・アイヒャー社長は1996年頃、別会社を経営していた時に実験的にフラットベッドプリンタを開発しており、この世界でのパイオニアであると自負している。それを含めると、プリンターメーカーとして20年以上の開発の実績があることになる」と、ハイクオリティーとスイスメイドの高い信頼性、効率の良い生産が可能な多様性を誇るswissQprint社製品の自信と実績の裏付けとなる歴史を説明する。
新着トピックス
-
FFGS、潜在ニーズ発見と技術検証の場として機能[Solution Design Lab.]
2024年12月23日 企業・経営
-
竹田印刷、多様な個性をかたちに〜アール・ブリュット作品を世界に発信
2024年12月6日 企業・経営
-
奥村印刷、新たな価値を紙に付加〜「折り紙食器 beak」でIPA2024に入賞
2024年11月20日 企業・経営
-
富士フイルム、TOKYO PACKでブランドオーナーにデジタル印刷活用促す
2024年11月15日 マーケティング
-
価値協創で新たな潮流|エイエイピー、Jet Press 750Sが新たなステージへ
2024年11月13日 企業・経営
新着ニュース
SNSランキング
- 41sharesローランドDG、UVプリンターが紙器パッケージ製作に対応
- 39sharesSCREEN、Hunkeler Innovationdaysでインクジェットと後加工機の連携披露
- 39sharesミマキ、印刷脱色技術実用化でタペストリーのアップサイクル実現
- 38sharesKOMORI、241名が来場した新春特別内覧会のデモ動画(Impremia IS29s」公開
- 36sharesエプソン、使いやすさと安定稼働を両立したエプソン初のDTF専用プリンター発売
- 33sharesFFGS、潜在ニーズ発見と技術検証の場として機能[Solution Design Lab.]
- 29sharesKOMORI、インクジェット印刷機とデジタル加飾機の連携披露
- 25shares富士フイルムBI、デジタル印刷作品のコンテスト「IPA」の作品募集開始
- 25sharesSCREEN GA、高速連帳IJの次世代モデル「Truepress JET 520NX AD」発売
- 25shares富士フイルムBI、1パス5色印刷を可能にしたミドルレンジモデルを発売