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「オフセットと遜色なし」- 三島由紀夫 超大型写真集[Jet Press 750S採用事例]

モノクロ写真の滑らかな階調表現評価〜優れた色安定性で満足の仕上がり

2021年4月16日ケーススタディ

篠山氏、横尾氏も仕上がり品質を高く評価

 BIG BOOKはターゲット層を絞り、高品質な写真集として販売しているため、過去のBIG BOOKもすべてデジタル印刷で数十部単位の少部数の発行となっている。今回「Jet Press 750S」の採用に至った経緯について合田氏はこう語る。

 「Jet Pressの階調表現が非常に素晴らしいということは以前から聞いていた。従来のデジタル印刷機の課題であった色の表現域の狭さやグラデーションの滑らかさ、走査線の問題がJet Pressでは解消されているということなので、一度使ってみたいと興味を持ち、富士フイルムデジタルプレスの天谷さんに相談した」

合田 氏

 CCCアートラボでは、BIG BOOKを作成する際、実際にデジタル印刷機で出力したサンプルを事前に著者やアーティストに見てもらい、印刷品質の判断を仰いでいる。

 「今回もJet Pressで印刷したサンプルを篠山先生や横尾先生に事前にお見せして、その非常に高い印刷品質をご確認いただいた」(藤井氏)

藤井 氏

 「OTOKO NO SHI」では、本の強度を高く保てるよう、斤量が厚く裂けにくい紙を4種類選び、テスト印刷を行った。その際の印象について、合田氏はこう振り返る。

 「この作品ではモノクロが主になるので、黒のアンダー部分の深い締まりや、モノクロ階調の滑らかさなどを重点的に確認した。また、50年前に35ミリフィルムカメラで撮影されたものをレタッチせずに印刷するので、粒子がどのように出るかもポイントでした。実際に印刷するまでは、デジタル印刷ではブラックの濃度がオフセットに比べて弱くなるのではないかと思っていたのですが、Jet Pressで印刷したものを見ると、まったく遜色なく、満足できる仕上がりでしたね」(合田氏)

 最終仕上がりについても、「Jet Pressの素晴らしい印刷品質があらためて実感できる」合田氏は評価する。

 「OTOKO NO SHIでは赤や青の平網(ベタ)部分があるだが、平網の濃いところが非常にきれいに出ている。ごまかしがきかないところも、すべてきれいに再現されていて、これは素晴らしい印刷品質だなと思った。安定性も申し分ない。見開きで1枚の写真が使われているページでは、左右で色の差が出てしまうのではないかと懸念したが、実際にはまったく差が出なかった」

 「OTOKO NO SHI」の仕上がりには、篠山氏・横尾氏も満足しているという。

 「先日、完成した写真集を横尾先生にお持ちしたところ、『こんなに驚きがあったのは初めてだ』と仰っていた。篠山先生も、期待以上の出来栄えに大変喜んでいらっしゃる」(藤井氏)

 Jet Press 750Sによる「OTOKO NO SHI」の印刷品質を高く評価する藤井氏と合田氏は、今後もアートの分野でJet Pressを活用していきたいと考えている。

 「BIG BOOKはもちろん、アートのマルティプル作品、アートグッズなどでも、Jet Pressを活用できるのではないかと思っている」(藤井氏)

 「今回の企画で、Jet Pressは写真作品などの原作品に近い品質が出せるということがわかった。非常に大きな可能性を感じている」(合田氏)

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2021年4月16日ケーススタディ

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篠山氏、横尾氏も仕上がり品質を高く評価

 BIG BOOKはターゲット層を絞り、高品質な写真集として販売しているため、過去のBIG BOOKもすべてデジタル印刷で数十部単位の少部数の発行となっている。今回「Jet Press 750S」の採用に至った経緯について合田氏はこう語る。

 「Jet Pressの階調表現が非常に素晴らしいということは以前から聞いていた。従来のデジタル印刷機の課題であった色の表現域の狭さやグラデーションの滑らかさ、走査線の問題がJet Pressでは解消されているということなので、一度使ってみたいと興味を持ち、富士フイルムデジタルプレスの天谷さんに相談した」

合田 氏

 CCCアートラボでは、BIG BOOKを作成する際、実際にデジタル印刷機で出力したサンプルを事前に著者やアーティストに見てもらい、印刷品質の判断を仰いでいる。

 「今回もJet Pressで印刷したサンプルを篠山先生や横尾先生に事前にお見せして、その非常に高い印刷品質をご確認いただいた」(藤井氏)

藤井 氏

 「OTOKO NO SHI」では、本の強度を高く保てるよう、斤量が厚く裂けにくい紙を4種類選び、テスト印刷を行った。その際の印象について、合田氏はこう振り返る。

 「この作品ではモノクロが主になるので、黒のアンダー部分の深い締まりや、モノクロ階調の滑らかさなどを重点的に確認した。また、50年前に35ミリフィルムカメラで撮影されたものをレタッチせずに印刷するので、粒子がどのように出るかもポイントでした。実際に印刷するまでは、デジタル印刷ではブラックの濃度がオフセットに比べて弱くなるのではないかと思っていたのですが、Jet Pressで印刷したものを見ると、まったく遜色なく、満足できる仕上がりでしたね」(合田氏)

 最終仕上がりについても、「Jet Pressの素晴らしい印刷品質があらためて実感できる」合田氏は評価する。

 「OTOKO NO SHIでは赤や青の平網(ベタ)部分があるだが、平網の濃いところが非常にきれいに出ている。ごまかしがきかないところも、すべてきれいに再現されていて、これは素晴らしい印刷品質だなと思った。安定性も申し分ない。見開きで1枚の写真が使われているページでは、左右で色の差が出てしまうのではないかと懸念したが、実際にはまったく差が出なかった」

 「OTOKO NO SHI」の仕上がりには、篠山氏・横尾氏も満足しているという。

 「先日、完成した写真集を横尾先生にお持ちしたところ、『こんなに驚きがあったのは初めてだ』と仰っていた。篠山先生も、期待以上の出来栄えに大変喜んでいらっしゃる」(藤井氏)

 Jet Press 750Sによる「OTOKO NO SHI」の印刷品質を高く評価する藤井氏と合田氏は、今後もアートの分野でJet Pressを活用していきたいと考えている。

 「BIG BOOKはもちろん、アートのマルティプル作品、アートグッズなどでも、Jet Pressを活用できるのではないかと思っている」(藤井氏)

 「今回の企画で、Jet Pressは写真作品などの原作品に近い品質が出せるということがわかった。非常に大きな可能性を感じている」(合田氏)

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