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KOMORI、出展社最大の展示規模でIGAS2018に出展

2018年6月12日ニュース

 (株)小森コーポレーション(持田訓社長)は、IGAS2018において出展社中最大となる2,205平米のブースを東1ホールに確保し、「INNOVATE TO CREATE」をIGAS2018コンセプトに、次世代をリードする最新テクノロジーを活用し、ユーザーと新しい価値を共創していくためのソリューションを提案する。
出展コンセプトは「INNOVATE TO CREATE」
 今回、設定されたコンセプト『INNOVATE TO CREATE』は、『どうやってつくるか』から『なにをつくるか』へ転換し、『創造的な未来』を目指すことを表現している。

 ユーザーの印刷ビジネスにおける様々な課題の解決を支援するプリント・エンジニアリング・サービス・プロバイダー(PESP)へと進化するKOMORIは、すでに250台以上の小森製印刷機と接続し、機械稼働情報を始めとした印刷プロセスにおける生産状態の「見える化」を実現する「KP-コネクトプロ」によって、前後工程を含めた連携で印刷会社のIoT化を支援し、極限まで生産効率を高める「コネクテッド・オートメーション」、オフセット印刷機の最新テクノロジーの結集である、試刷りから印刷までノンストップで完了させる自動運転システム「オートパイロット」や、ジョブ切り替えのための工程を並行して実行し、準備時間を大幅に短縮する「パラレルメイクレディ」、どんな用紙にも両面に直接印刷が可能なB2版UVインクジェットデジタル印刷システム「インプレミアIS29」、発売以来大きな反響を巻き起こしている全自動断裁システム「アプリシアCTX」などの新規性のある高度な付加価値を創造するための技術や製品、システムが融合したトータルソリューションを展示。これらを提供することで、ユーザーが抱える労働力不足や働き方改革対応の課題に応え、印刷会社の事業革新を支援していく。

 すでに世界で900台が稼働しているH-UV乾燥システムにLED-UVを採用したH-UV Lを中心に紹介していく。独自技術で、省エネ性に優れ、軽量コンパクトなLED-UVシステムを実現。紙表面までの有効照射強度の距離を100mmまで延ばしており、今後の省電力UV装置の主流になっていくと期待されている。

 検査システムとしては、本刷り前に印刷用原稿のPDFデータと試刷りサンプルとを照合したり、OKシートと印刷中の抜き取りサンプルとを高精度に比較するPDC-SX + PDF照合装置、そして新たな4Kカメラを搭載し、印刷中に品質検査+色調制御+自動版見をオールインワンで行うPQA-S V5などを紹介していく。

 環境配慮としては、オフセット枚葉機に電力・損紙低減・自動化技術の融合によるCO2排出量低減がなされ、またユニット間で発生したVOC(揮発性有機化合物)を吸引・回収し、特殊フィルターにて濃度を減少させ、排出量を抑えるVOC回収装置を搭載した機種も展示。

 オフセット枚葉印刷機では、菊全判として、まずパッケージ印刷や特殊印刷を含めた多用途対応する最新鋭のリスロンGX40(6色+H-UV L+インラインコーター アニロックスチェンジャー搭載)と、ショートラン向けのハイエンド機であるリスロンGX40RP(8色両面+H-UV L)を出品。両機種ともに毎時18,000枚の高速・高生産性を前述した各種自動化や検査システムを活用して実現している。

 汎用性の高い一般商業向けA全版機としては、新たにリスロンGシリーズに加わった2機種、リスロンG37(4色+H-UV)と、リスロンG37P(8色反転+H-UV L)を出品。こちらは毎時15,000枚の高生産性を持ち、自動化や検査システムなどが搭載されている。片面機にはインラインコーター、渡し胴スケルトンなどのパッケージ向け仕様の選択も可能。

 デジタル印刷システムとしては、既に多くが稼働しているUVインクジェットのインプレミアIS29とトナー機としてのインプレミアC101を出品し、オフセットとのカラーマネージメントなどを実演で披露する。

 そしてPESPの一翼を担う後加工機アプリシアシリーズとしては、断裁システムのCTX132、打ち抜きシステムのDC105、ブランキングシステムのMB110Eが出品される。また、デジタル加飾システムのHighcon Euclid(ハイコン・ユークリッド)も出品される。
 
 なお、KOMORIでは、IGAS2018特設サイトを開設し、最新情報を配信している。
KOMORIブースイメージ

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 すでに世界で900台が稼働しているH-UV乾燥システムにLED-UVを採用したH-UV Lを中心に紹介していく。独自技術で、省エネ性に優れ、軽量コンパクトなLED-UVシステムを実現。紙表面までの有効照射強度の距離を100mmまで延ばしており、今後の省電力UV装置の主流になっていくと期待されている。

 検査システムとしては、本刷り前に印刷用原稿のPDFデータと試刷りサンプルとを照合したり、OKシートと印刷中の抜き取りサンプルとを高精度に比較するPDC-SX + PDF照合装置、そして新たな4Kカメラを搭載し、印刷中に品質検査+色調制御+自動版見をオールインワンで行うPQA-S V5などを紹介していく。

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 汎用性の高い一般商業向けA全版機としては、新たにリスロンGシリーズに加わった2機種、リスロンG37(4色+H-UV)と、リスロンG37P(8色反転+H-UV L)を出品。こちらは毎時15,000枚の高生産性を持ち、自動化や検査システムなどが搭載されている。片面機にはインラインコーター、渡し胴スケルトンなどのパッケージ向け仕様の選択も可能。

 デジタル印刷システムとしては、既に多くが稼働しているUVインクジェットのインプレミアIS29とトナー機としてのインプレミアC101を出品し、オフセットとのカラーマネージメントなどを実演で披露する。

 そしてPESPの一翼を担う後加工機アプリシアシリーズとしては、断裁システムのCTX132、打ち抜きシステムのDC105、ブランキングシステムのMB110Eが出品される。また、デジタル加飾システムのHighcon Euclid(ハイコン・ユークリッド)も出品される。
 
 なお、KOMORIでは、IGAS2018特設サイトを開設し、最新情報を配信している。
KOMORIブースイメージ

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