キーワードで検索

アグフア、アポジーをサブスクリプション方式で提供

京都・栄進堂印刷が国内初採用

2020年2月4日ニュース

 日本アグフア・ゲバルト(株)(岡本勝弘社長)は、プリプレスワークフロー「アポジー」の新サービス「APOGEE Subscription(アポジー・サブスクリプション)」の提供を開始した。

プリプレスの効率化を促進する「アポジー」の新サービス

 アグフアは、1997年に世界初のPDFワークフロー「アポジー」を発表し、業界に先駆けてJDFにも対応。2010年には、自動面付け「アポジー・インポーズ」を発表するなど、業界に先駆けて独創的かつ先進的な製品を紹介してきた。

 2016年に発表した業界初のクラウドワークフロー「アポジー・クラウド」は、従来必要であった専用サーバーが不要になり、初期投資を抑え、月額制の中で常に最新バージョンが利用できる。また、セキュリティレベルの高いクラウドセンターに複数拠点のシステムを一元管理することで、管理の手間を削減し、BCP対策にも繋がる。

 今回発表した「アポジー・サブスクリプション」は、この「アポジー・クラウド」のライセンスをローカルサーバーでも月額制で提供できるようにしたハイブリッドな新サービス。初期投資を抑え、月額の中で常に最新バージョン・最新のRIPコアが利用でき、最新の制作環境へ対応できる。また、プリプレスの効率化を実現する最新機能オプションも月額に含まれるため、効率化を実現する新機能を追加投資なく利用できる。

 なお同サービスは、チラシ印刷をメインにカタログや学参物などの印刷を手掛ける老舗のオフセット輪転印刷会社である栄進堂印刷(株)(本社/京都府南区、西藤栄祉社長)が国内で初採用している。西藤社長は「当社は、B2機1台、B3機2台の輪転機を所有する印刷会社。1日のジョブ量が多く、クライアントに迷惑をかけないためにも、データ処理時間と、それによる印刷課の生産性向上を考えていた。しかし新しい設備の導入には経理面での悩みが伴う。アポジー・サブスプリクションであれば、初期費用を抑えて導入が可能なためチャレンジしてみることにした。アポジーの導入は刷版課だけのメリットでは終わらずに、印刷課でも高精細スクリーニング『スブリマ』による品質向上が期待できる」とコメントしている。

最新ニュース

parachute_dijital_20250630_tn.jpg

パラシュート、スマホで偽造品識別が可能なデジタル暗号化技術サービスの提供開始

2025年7月1日

 パラシュート(株)(東京都世田谷区、兵藤伊織社長)は2025年7月1日から、SaaSプラットフォームをベースとしたデジタル暗号化技術サービス(DET Service)の提供を開始した...全文を読む

dp_podi_labelexpo2025_20250625_tn.jpg

PODi、「Labelexpo Europe 2025」視察ツアーの参加者募集開始

2025年6月25日

 (一社)PODi(荒井純一代表理事)は、ラベル・パッケージ業界の世界最大級の展示会「Labelexpo Europe 2025」視察ツアーの参加者募集を開始した。  LABELEXP...全文を読む

dp_accuriopress_c7100_enhanced_20250625_tn.jpg

コニカミノルタジャパン、機能強化モデル「AccurioPress C7100 ENHANCED」発売

2025年6月25日

 コニカミノルタジャパン(株)(本社/東京都港区、一條啓介社長)は、高画質及び多彩な用紙への対応力と、自動品質最適化ユニットで評価を得ているデジタル印刷システム「AccurioPres...全文を読む

dp_direct_to_shape_printing_system_20250625_tn.jpg

エプソン、立体物への直接印刷を可能にする「Direct to Shape Printing System」発表

2025年6月25日

 セイコーエプソン(株)は、海外では初出展となる、立体物への直接印刷を可能にする「Direct to Shape Printing System」を、6月24日から27日にドイツ、メッ...全文を読む

dp_pns_revoria_xmf_pressready_20250609_tn.jpg

パラシュート、次世代型MIS「PNS」にメーカーワークフローソフトウェア連携機能を追加

2025年6月11日

 パラシュート(株)(東京都世田谷区、兵藤伊織社長)は6月9日から、印刷業務の基幹システム「Print Navigator System」(プリントナビゲーターシステム、以下PNS)に...全文を読む

新着トピックス

リンクス、スキルレスで人材確保、育成期間短縮[JetPress750S導入事例]

2025年6月27日ケーススタディ

 「アイデア什器」の(株)リンクス(本社/岐阜県関市倉知2639-1、吉田哲也社長)は昨年11月、富士フイルムの枚葉インクジェットデジタルプレス「JetPress750S」(厚紙仕様)...全文を読む

accuriopress_c14010s_20250529_tn.jpg

コニカミノルタジャパン、AccurioDays2025で新たなフラッグシップモデルを公開

2025年6月4日製品・テクノロジー

 コニカミノルタジャパン(株)は、デジタルカラー印刷システムの最上位機種「AccurioPress(アキュリオプレス) C14010シリーズ」の発売を記念して4月23・24日の2日間、...全文を読む

ohmura_revoriapress_pc1120_tn_dp.jpg

大村印刷、特殊トナーと用紙対応力で小ロット・高付加価値ニーズに対応

2025年5月8日ケーススタディ

 山口県を拠点に、印刷を中心とした情報ソリューション事業を展開する大村印刷(株)(本社/山口県防府市西仁井令1-21-55、河内和明社長)は2022年2月、富士フイルムのプロダクション...全文を読む

アグフア、アポジーをサブスクリプション方式で提供

京都・栄進堂印刷が国内初採用

2020年2月4日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 日本アグフア・ゲバルト(株)(岡本勝弘社長)は、プリプレスワークフロー「アポジー」の新サービス「APOGEE Subscription(アポジー・サブスクリプション)」の提供を開始した。

プリプレスの効率化を促進する「アポジー」の新サービス

 アグフアは、1997年に世界初のPDFワークフロー「アポジー」を発表し、業界に先駆けてJDFにも対応。2010年には、自動面付け「アポジー・インポーズ」を発表するなど、業界に先駆けて独創的かつ先進的な製品を紹介してきた。

 2016年に発表した業界初のクラウドワークフロー「アポジー・クラウド」は、従来必要であった専用サーバーが不要になり、初期投資を抑え、月額制の中で常に最新バージョンが利用できる。また、セキュリティレベルの高いクラウドセンターに複数拠点のシステムを一元管理することで、管理の手間を削減し、BCP対策にも繋がる。

 今回発表した「アポジー・サブスクリプション」は、この「アポジー・クラウド」のライセンスをローカルサーバーでも月額制で提供できるようにしたハイブリッドな新サービス。初期投資を抑え、月額の中で常に最新バージョン・最新のRIPコアが利用でき、最新の制作環境へ対応できる。また、プリプレスの効率化を実現する最新機能オプションも月額に含まれるため、効率化を実現する新機能を追加投資なく利用できる。

 なお同サービスは、チラシ印刷をメインにカタログや学参物などの印刷を手掛ける老舗のオフセット輪転印刷会社である栄進堂印刷(株)(本社/京都府南区、西藤栄祉社長)が国内で初採用している。西藤社長は「当社は、B2機1台、B3機2台の輪転機を所有する印刷会社。1日のジョブ量が多く、クライアントに迷惑をかけないためにも、データ処理時間と、それによる印刷課の生産性向上を考えていた。しかし新しい設備の導入には経理面での悩みが伴う。アポジー・サブスプリクションであれば、初期費用を抑えて導入が可能なためチャレンジしてみることにした。アポジーの導入は刷版課だけのメリットでは終わらずに、印刷課でも高精細スクリーニング『スブリマ』による品質向上が期待できる」とコメントしている。

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP