ミマキ、サイングラフィックス向けRoll to Rollプリンタ2機種を全世界で発売
操作性能・画質・速度・コストバランスに優れたエントリーモデル
2020年11月5日ニュース
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(株)ミマキエンジニアリング(池田和明社長)は、サイングラフィックス用途に向けたRoll to Rollインクジェットプリンタ「100Series」として、ソルベントインク対応モデルの「JV100-160」とUVインク対応モデルの「UJV100-160」の2機種を発表し、12月から全世界で販売を開始。「Expert printing made easy.」をキャッチコピーにグローバルなマーケティングプロモーションを展開する。
同社が長年蓄積してきた「高画質」と「信頼性」の技術をベースに、新たに「高い操作性」を提供する製品。プリントするメディアを付け替える際に従来手作業で行っていたドット位置補正やメディア送り量をプリンタが自動で調整するDAS(Dot Adjustment System)機能を標準装備するほか、NCU、NRS、MAPS4といったミマキ独自の機能を搭載している。
ソルベントインク対応モデルの「JV100-160」は、新開発のインクの蒸発速度が速いためインク量の多い画像でもにじみが少なく、細部まで美しい表現が可能。屋内外用サインで一般的な塩ビ(PVC)メディアに直接描画できる。
また、UVインク対応モデルの「UJV100-160」は、2020年に新興国向けに先行販売した製品。屋外サイネージで一般的な塩ビ、ターポリンはもちろん、布やインク受理層がない紙、PETフィルムなどの多様なメディアに印刷できる。
さらに、両機種には印刷を制御するRIPとして、新開発のソフトウェア「RasterLink7」を標準添付。RIP処理を実行するRIPエンジンに、英グローバルグラフィックス社の「Harlequin RIP」を取り入れて開発した。これにより、「RasterLink6Plus」と比べPDFファイルの透明効果の再現性が向上し、RIP処理速度が平均25%アップしている。
価格(税別)は「JV100-160」が168万円、「UJV100-160」は178万円。同社では両機種合計で年間4,500台(全世界)の販売を見込んでいる。
オンライン製品発表会
同社では、新製品2機種の発売に際し、11月17日10時からZoomによるオンライン製品発表会を開催する。参加するには、Web申し込みフォーム(http://ur2.link/Zl8X)からの事前申し込みが必要。
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