キーワードで検索

デジタル印刷の世界市場、2026年に343億米ドル到達予想

2021年7月12日ニュース

 (株)グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「デジタル印刷の世界市場(〜2026年):インク(UV硬化・水性・溶剤・ラテックス・昇華)・プリントヘッド(インクジェット・レーザー)・基材(プラスチックフィルムまたはホイル・剥離ライナー・ガラス・繊維・紙・セラミック)・地域別」(MarketsandMarkets)の販売を7月7日から開始した。

 同レポートによると、デジタル印刷の市場規模は、2021年の248億米ドルからCAGR6.7%で成長し、2026年には343億米ドルに達すると予想されている。持続可能な印刷への需要の高まりや、包装・繊維産業の発展が、デジタル印刷市場の成長を促進する要因となっている。

持続可能な印刷への需要の高まりや包装・繊維産業の発展が成長促進の要因に

 また、COVID-19のデジタル印刷市場における影響について、「デジタル印刷産業を含むすべてのビジネスを制限した」とした上で、「COVID-19は、その後のすべてのビジネスのダイナミクスを変えてしまった。この状況下で、ビジネス全般は、ビデオ会議やチームメンバーとのコミュニケーションなど、これまで以上にテクノロジーに依存することになり、オフィスでのプリンタの使用は減少したが、反対に家庭用プリンターを購入する人が増加している」としている。

 市場の牽引要因としては、「パッケージングおよびテキスタイル産業の発展」を挙げている。

 「パッケージは、その製品の品質や規格に関する情報を提供しているため、製品メーカーは、パッケージをより魅力的なものにすることを考える。それには、製品パッケージの、プラスチックフィルム、テキスタイル、剥離ライナーなどの基材に高品質なグラフィックを印刷する必要がある。デジタル印刷機には、UV硬化印刷などの利点があり、小型の印刷機に比べて細部まで高品質な印刷が可能である。また、色や文字、画像を変更することで、多言語、地域限定、ターゲットマーケティングなど、顧客ニーズにも対応できる。デジタル印刷は、ラベル製造では既にその地位を確立しており、電子写真やインクジェットが市場シェアを拡大している」

 一方、抑制要因としては、「高額な初期投資」を挙げている。

 「デジタル印刷機の初期投資は非常に高額で、その上、設置やメンテナンスにも高いコストがかかる。この高コストの主な要因は、デジタル印刷機の設計の複雑さにある。トナーやインクジェットは、用途によって必要なものが異なり、その上、インクジェット技術で使用されるインクのコストは非常に高額である」

 さらに市場機会としては、「インプラント市場での需要拡大」を挙げている。

 「インプラントとは、企業、政府機関、大学など、その母体となる組織のニーズに応えるための、社内文書複製部門のこと。インプラントでは、さまざまな印刷および関連サービスを提供している。その主な役割は親会社へのサービスだが、インプラントの半数以上が、機器の購入資金を調達するため、外部から印刷ジョブをインソースしている」

 なお、同レポートの無料サンプルは、グローバルインフォメーションのWebサイトから申し込むことができる。

最新ニュース

tokiwa_jetpress_tn.jpg

トキワ印刷、厚紙仕様のIJデジタルプレス「JetPress750S」導入

2025年12月26日

 パッケージおよび厚紙・特殊紙印刷のトキワ印刷(株)(本社/大阪府東大阪市池島町、渡辺貞城社長)はこのほど、富士フイルムの枚葉インクジェットデジタルプレス「JetPress750S」(...全文を読む

dic_colorguide_ai_new_tn.jpg

DICグラフィックス、色見本帳アプリにAI配色検索機能搭載

2025年12月26日

 DICグラフィックス(株)(甲斐敏幸社長)は、デザイン・印刷・マーケティング業務を支援する色見本帳アプリ「DICデジタルカラーガイド」に、業界初の「AI配色検索機能」を搭載した。  ...全文を読む

kodak_prinergy11_5_tn.jpg

コダック、自動化や統合性を強化したPRINERGY最新バージョン発表

2025年12月26日

 コダックは、PRINERGYソフトウェアの新バージョン11.5を発表した。  PRINERGYプラットフォームは、アナログ印刷とデジタル印刷の両方にわたり、生産を効率化・最適化する統...全文を読む

ffgs_rx_release_tn.jpg

FFGS、クラウド環境で管理業務を効率化 - 校正システム来春発売

2025年12月26日

 富士フイルムグラフィックソリューションズ(株)(山田周一郎社長)は、印刷物をはじめ動画やWebコンテンツなどさまざまな制作物の企画推進、校正・確認・進捗管理等の業務をクラウド上で一括...全文を読む

ffgs_digitalfair202512_tn.jpg

FFGS、Solution Design Lab.で「デジタル印刷力体感フェア」開催

2025年12月26日

 富士フイルムグラフィックソリューションズ(株)(山田周一郎社長)は12月3日、本社ショールーム「Solution Design Lab.」(東京都港区西麻布)において、「Power ...全文を読む

新着トピックス

vanfu_pressready_tn.jpg

帆風(東京)、デジタル印刷のリードタイム短縮[Revoria XMF PressReady導入事例]

2025年12月26日ケーススタディ

 東京都内に拠点を持ち、印刷からノベルティ制作、デジタルコンテンツ制作まで幅広く手がける(株)帆風(本社/東京都新宿区下宮比町2-29、須藤高幸社長)は、2025年3月、富士フイルムの...全文を読む

ffgs_hosyu_maintenance25_tn.jpg

FFGS、機械・材料・サービスを「三位一体」で

2025年11月28日企業・経営

 富士フイルムグラフィックソリューションズ(株)(山田周一郎社長、以下「FFGS」)は2023年、サービス子会社であった富士フイルムGSテクノ(株)を4月1日付けで吸収合併し、「保守・...全文を読む

swissq2511271_tn.jpg

swissQprint、ビジネスの将来的な成長を促進するワイドフォーマットプリンタ

2025年11月25日ケーススタディ

 swissQprintのユーザーであるMayfield Press社とPip n Chip社(まったく異なる業種)の2社は、swissQprintのマシンが自社のビジネスニーズに合わ...全文を読む

デジタル印刷の世界市場、2026年に343億米ドル到達予想

2021年7月12日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 (株)グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「デジタル印刷の世界市場(〜2026年):インク(UV硬化・水性・溶剤・ラテックス・昇華)・プリントヘッド(インクジェット・レーザー)・基材(プラスチックフィルムまたはホイル・剥離ライナー・ガラス・繊維・紙・セラミック)・地域別」(MarketsandMarkets)の販売を7月7日から開始した。

 同レポートによると、デジタル印刷の市場規模は、2021年の248億米ドルからCAGR6.7%で成長し、2026年には343億米ドルに達すると予想されている。持続可能な印刷への需要の高まりや、包装・繊維産業の発展が、デジタル印刷市場の成長を促進する要因となっている。

持続可能な印刷への需要の高まりや包装・繊維産業の発展が成長促進の要因に

 また、COVID-19のデジタル印刷市場における影響について、「デジタル印刷産業を含むすべてのビジネスを制限した」とした上で、「COVID-19は、その後のすべてのビジネスのダイナミクスを変えてしまった。この状況下で、ビジネス全般は、ビデオ会議やチームメンバーとのコミュニケーションなど、これまで以上にテクノロジーに依存することになり、オフィスでのプリンタの使用は減少したが、反対に家庭用プリンターを購入する人が増加している」としている。

 市場の牽引要因としては、「パッケージングおよびテキスタイル産業の発展」を挙げている。

 「パッケージは、その製品の品質や規格に関する情報を提供しているため、製品メーカーは、パッケージをより魅力的なものにすることを考える。それには、製品パッケージの、プラスチックフィルム、テキスタイル、剥離ライナーなどの基材に高品質なグラフィックを印刷する必要がある。デジタル印刷機には、UV硬化印刷などの利点があり、小型の印刷機に比べて細部まで高品質な印刷が可能である。また、色や文字、画像を変更することで、多言語、地域限定、ターゲットマーケティングなど、顧客ニーズにも対応できる。デジタル印刷は、ラベル製造では既にその地位を確立しており、電子写真やインクジェットが市場シェアを拡大している」

 一方、抑制要因としては、「高額な初期投資」を挙げている。

 「デジタル印刷機の初期投資は非常に高額で、その上、設置やメンテナンスにも高いコストがかかる。この高コストの主な要因は、デジタル印刷機の設計の複雑さにある。トナーやインクジェットは、用途によって必要なものが異なり、その上、インクジェット技術で使用されるインクのコストは非常に高額である」

 さらに市場機会としては、「インプラント市場での需要拡大」を挙げている。

 「インプラントとは、企業、政府機関、大学など、その母体となる組織のニーズに応えるための、社内文書複製部門のこと。インプラントでは、さまざまな印刷および関連サービスを提供している。その主な役割は親会社へのサービスだが、インプラントの半数以上が、機器の購入資金を調達するため、外部から印刷ジョブをインソースしている」

 なお、同レポートの無料サンプルは、グローバルインフォメーションのWebサイトから申し込むことができる。

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP