キーワードで検索

JP2023・印刷DX展、DXで存続から成長へ - 5月18─19日 インテックス大阪

テーマ「変わる需要、変える供給」

2023年5月12日ニュース

 「JP2023・印刷DX展」(主催/JP産業展協会、作道孝行会長)が5月18・19日の2日間、インテックス大阪5号館(大阪市住之江区)において80社・185小間の規模で開催される。47回目を迎える今回は、メインテーマ「変わる需要、変える供給」のもと、「可能性を価値に変換する印刷産業のニューテクノロジー」をサブテーマに掲げ、印刷産業が直面する課題を解決していくための情報提供・交換の場を目指す。また、会期中には作道会長と(一社)日本グラフィックサービス工業会・岡本泰会長による対談をはじめセミナー、会場見学ツアーなども企画されている。

 近年、新たな生活様式や働き方改革など、急速に変化する社会環境下にあって、中小企業にとってのDX(デジタルトランスフォーメーション)は、社会の変化に対応する武器だけではなく、「生き残りをかけた必須条件」となってきた。現在、日本の中小企業はDXの推進に関して二極化しており、積極的な企業は経営陣のトップダウンによって短期間でさまざまな変革を実現しているが、多くの中小企業では取り組み方に苦慮している現状がある。

 しかし、組織が小規模だからこそDXへの理解や組織内への浸透も早く、働き方や業務改善、ビジネスモデルなど、連鎖的に変革を起こせる優位性もある。社会環境の変化に合わせて自らをトランスフォーメーション(変換)できるかどうかが、今後の成長や企業の存続を左右するといっても過言ではない。2025年までの3年間でDXによる社会変革はさらに進むと予測されており、その組織づくりや人材育成は最重要課題と言える。

 一方で「DX推進」とは、「デジタル人材を集めて大掛かりな事業を始めること」と捉われがちだが、DXの本質は、デジタル化によって人々の考え方や行動、組織の仕組み、ビジネスモデル、顧客や取引先との関係性を良い方向へと変えていくことにある。

 47回目を迎え、「印刷DX展」の名称で3回目の開催となる今回のJP展のテーマは「変わる需要、変える供給〜可能性を価値に変換する印刷産業のニューテクノロジー」。社会環境の急速な変化に対応するためのDX推進、人材育成・確保、組織づくり、旧来の事業形態からの脱却などにフォーカスし、企業が持つ力を市場に対して価値があるモノに変換するニューテクノロジーの最新情報発信を目指す。

18日に岡本泰氏×作道会長の特別対談

 「JP2023・印刷DX展」の会期初日となる5月18日午後4時30分から、インテックス大阪近くのクインテッサホテル大阪ベイ(大阪市住之江区南港北1-13-65、インテックス大阪西ゲートより徒歩3分)において、(一社)日本グラフィックサービス工業会の岡本泰会長((株)クイックス社長)と、JP産業展協会の作道孝行会長(作道印刷(株)社長)による特別対談・情報交換会を開催する。

 テーマは、「人が育ち企業が変わる見える化」。(公社)日本印刷技術協会研究調査部担当部長の花房賢氏がコーディネーターをつとめ、▽見える化は誰のため▽何をどう見える化するのか▽人材育成と見える化▽創注~売上を作る見える化─などについて両氏の考えや取り組みを紹介する。

 対談終了後には、出展企業と来場者による情報交換会も企画されている。

 定員は80名(先着順、定員になり次第締切)で、会費は8,000円(税込、対談・情報交換会参加費)。問い合わせ・参加申し込みは、JP産業展協会事務局まで(電話06-6948-5081、FAX06-6948-5095)。

開催概要

▽名称...「JP2023・印刷DX展」
▽開催テーマ...「変わる需要、変える供給~可能性を価値に変換する印刷産業のニューテクノロジー」
▽会期...5月18日(木)・19日(金)(5月18日午前10時~午後5時、19日午前9時30分~午後4時)
▽会場...インテックス大阪5号館(大阪市住之江区南港北1-5-102)
▽主催...JP産業展協会(大阪府印刷工業組合/近畿グラフィックコミュニケーションズ工業組合/大阪府グラフィックサービス協同組合/大阪府製本工業組合/近畿印刷産業機材協同組合/近畿印刷工業会で構成)
▽後援...大阪府/大阪市/大阪商工会議所/大阪府中小企業団体中央会/全日本印刷工業組合連合会/日本製紙連合会/日本洋紙板紙卸商業組合/公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会
▽協力...(公社)日本印刷技術協会/大阪印刷関連団体協議会/大阪府ものづくり振興協会/販促アイデア協議会

最新ニュース

dp_epson_ep_101_20250807_tn.jpg

エプソン、世界最少の小型軽量デジタルプリンター「EP-101」が「機械遺産」に選定

2025年8月7日

 セイコーエプソン(株)がエプソンミュージアム諏訪(長野県諏訪市)に所蔵している、1968年より発売した世界最小(同社調べ(当時))の小型軽量デジタルプリンター「EP-101」が、(一...全文を読む

dp_ricoh_pro_d1600_20250801_tn.jpg

リコー、広幅対応DTFプリンター「RICOH Pro D1600」を松井色素化学工業所に供給開始

2025年8月7日

 (株)リコー(大山晃社長)は、産業用テキスタイル印刷市場向けに、高生産性を実現する広幅対応Direct To Film(DTF)プリンター「RICOH Pro D1600」について、...全文を読む

dp_orobe_20250729_tn.jpg

コニカミノルタ、反応染料用インライン前処理インク「O'ROBE」の提供開始

2025年7月29日

 コニカミノルタ(株)(本社/東京都千代田区、大幸利充社長、以下、コニカミノルタ)は、インクジェットテキスタイルプリンター「Nassenger(ナッセンジャー)」シリーズ用インクとして...全文を読む

komori_landa_20250711_tn.jpg

KOMORI、Landa社の債務調整手続申請を受けその対応を報告

2025年7月14日

 (株)小森コーポレーション(東京都墨田区、持田訓社長、以下「KOMORI」)は7月11日、KOMORIの取引先であるイスラエルのLanda Corporation Ltd.(以下、「...全文を読む

parachute_dijital_20250630_tn.jpg

パラシュート、スマホで偽造品識別が可能なデジタル暗号化技術サービスの提供開始

2025年7月1日

 パラシュート(株)(東京都世田谷区、兵藤伊織社長)は2025年7月1日から、SaaSプラットフォームをベースとしたデジタル暗号化技術サービス(DET Service)の提供を開始した...全文を読む

新着トピックス

monna_pc1120_tn.jpg

門那シーリング印刷(大阪)、除電機能で作業効率向上[Revoria Press PC1120導入事例]

2025年8月8日ケーススタディ

 大阪を拠点に多種多様なシール・ラベルの製造を手がける門那シーリング印刷(株)(本社/大阪市西淀川区大野3-7-18門那宏徳社長)は、2023年9月に富士フイルムのプロダクションプリン...全文を読む

hp_ozaki_oguti_oosuga_sibata_20250730_tn.jpg

尾崎スクリーン、熱転写の新たな領域へ[HP Indigo 7K デジタル印刷機導入事例]

2025年8月4日ケーススタディ

 衣類などへの転写プリントに使用する熱転写シートの製造・販売を手掛ける(株)尾崎スクリーン(本社/香川県坂出市、瀧本悠子社長)は、「HP Indigo 7K デジタル印刷機」を活用した...全文を読む

リンクス、スキルレスで人材確保、育成期間短縮[JetPress750S導入事例]

2025年6月27日ケーススタディ

 「アイデア什器」の(株)リンクス(本社/岐阜県関市倉知2639-1、吉田哲也社長)は昨年11月、富士フイルムの枚葉インクジェットデジタルプレス「JetPress750S」(厚紙仕様)...全文を読む

JP2023・印刷DX展、DXで存続から成長へ - 5月18─19日 インテックス大阪

テーマ「変わる需要、変える供給」

2023年5月12日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 「JP2023・印刷DX展」(主催/JP産業展協会、作道孝行会長)が5月18・19日の2日間、インテックス大阪5号館(大阪市住之江区)において80社・185小間の規模で開催される。47回目を迎える今回は、メインテーマ「変わる需要、変える供給」のもと、「可能性を価値に変換する印刷産業のニューテクノロジー」をサブテーマに掲げ、印刷産業が直面する課題を解決していくための情報提供・交換の場を目指す。また、会期中には作道会長と(一社)日本グラフィックサービス工業会・岡本泰会長による対談をはじめセミナー、会場見学ツアーなども企画されている。

 近年、新たな生活様式や働き方改革など、急速に変化する社会環境下にあって、中小企業にとってのDX(デジタルトランスフォーメーション)は、社会の変化に対応する武器だけではなく、「生き残りをかけた必須条件」となってきた。現在、日本の中小企業はDXの推進に関して二極化しており、積極的な企業は経営陣のトップダウンによって短期間でさまざまな変革を実現しているが、多くの中小企業では取り組み方に苦慮している現状がある。

 しかし、組織が小規模だからこそDXへの理解や組織内への浸透も早く、働き方や業務改善、ビジネスモデルなど、連鎖的に変革を起こせる優位性もある。社会環境の変化に合わせて自らをトランスフォーメーション(変換)できるかどうかが、今後の成長や企業の存続を左右するといっても過言ではない。2025年までの3年間でDXによる社会変革はさらに進むと予測されており、その組織づくりや人材育成は最重要課題と言える。

 一方で「DX推進」とは、「デジタル人材を集めて大掛かりな事業を始めること」と捉われがちだが、DXの本質は、デジタル化によって人々の考え方や行動、組織の仕組み、ビジネスモデル、顧客や取引先との関係性を良い方向へと変えていくことにある。

 47回目を迎え、「印刷DX展」の名称で3回目の開催となる今回のJP展のテーマは「変わる需要、変える供給〜可能性を価値に変換する印刷産業のニューテクノロジー」。社会環境の急速な変化に対応するためのDX推進、人材育成・確保、組織づくり、旧来の事業形態からの脱却などにフォーカスし、企業が持つ力を市場に対して価値があるモノに変換するニューテクノロジーの最新情報発信を目指す。

18日に岡本泰氏×作道会長の特別対談

 「JP2023・印刷DX展」の会期初日となる5月18日午後4時30分から、インテックス大阪近くのクインテッサホテル大阪ベイ(大阪市住之江区南港北1-13-65、インテックス大阪西ゲートより徒歩3分)において、(一社)日本グラフィックサービス工業会の岡本泰会長((株)クイックス社長)と、JP産業展協会の作道孝行会長(作道印刷(株)社長)による特別対談・情報交換会を開催する。

 テーマは、「人が育ち企業が変わる見える化」。(公社)日本印刷技術協会研究調査部担当部長の花房賢氏がコーディネーターをつとめ、▽見える化は誰のため▽何をどう見える化するのか▽人材育成と見える化▽創注~売上を作る見える化─などについて両氏の考えや取り組みを紹介する。

 対談終了後には、出展企業と来場者による情報交換会も企画されている。

 定員は80名(先着順、定員になり次第締切)で、会費は8,000円(税込、対談・情報交換会参加費)。問い合わせ・参加申し込みは、JP産業展協会事務局まで(電話06-6948-5081、FAX06-6948-5095)。

開催概要

▽名称...「JP2023・印刷DX展」
▽開催テーマ...「変わる需要、変える供給~可能性を価値に変換する印刷産業のニューテクノロジー」
▽会期...5月18日(木)・19日(金)(5月18日午前10時~午後5時、19日午前9時30分~午後4時)
▽会場...インテックス大阪5号館(大阪市住之江区南港北1-5-102)
▽主催...JP産業展協会(大阪府印刷工業組合/近畿グラフィックコミュニケーションズ工業組合/大阪府グラフィックサービス協同組合/大阪府製本工業組合/近畿印刷産業機材協同組合/近畿印刷工業会で構成)
▽後援...大阪府/大阪市/大阪商工会議所/大阪府中小企業団体中央会/全日本印刷工業組合連合会/日本製紙連合会/日本洋紙板紙卸商業組合/公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会
▽協力...(公社)日本印刷技術協会/大阪印刷関連団体協議会/大阪府ものづくり振興協会/販促アイデア協議会

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP