富士ゼロックス、Color 1000i Pressの可能性を提案
目指すのは「言行一致」
2016年1月1日マーケティング
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「言行一致」への取り組み
配布用の印刷物に自社のプロダクションプリンターを活用し、その機能を広くアピールする、メーカーとして当たり前のプロモーション活動である。しかし、同社の狙いは、それとは大きく異なる。同社が目指しているのは、「言行一致」への取り組みだ。
「当社が追い求めていることは、お客様の価値創造を支援すること。そのためには、お客様に提案する前に、まず自分たちが実行し、評価をしなければならない。当社では、これを『言行一致』と呼んでいる。その取り組みの実践として、パールマンをはじめ、様々なイベントを通じて、当社のプロダクションプリンターによる出力物を提供している。つまり、単に当社商品をPRするのではなく、お客様の今後のビジネスのヒントになれば、という想いを込めている」(中島部長)高級パッケージ制作への挑戦
従来、「金」というと箔押し加工など、いわゆる「キラキラ」したイメージが一般的だが、中島部長は「当社のゴールドトナーの特徴である上品な『金』が表現できたと思う」と語っている。
また、パールマン氏の日本公演は、各会場ごとに演奏する曲目が異なっている。そのためプログラムでは、PODの特徴の1つである多品種対応を活用し、各会場別に演奏される曲目を印刷した複数種類のプログラムを制作している。
CDケースについては、展開図として印刷して、箱形のパッケージを形成することも可能であるが、同社では、あえて「貼り紙」として印刷し、CDケースの型紙に貼り込むことで、高級感と重厚感を演出している。今回は黒用紙を使用することで、ゴールドトナーがより引き立つように工夫した。
「これまで印刷会社では、箔押し加工や、オフセット印刷でゴールド、シルバーを表現してきた。しかし、今回のような多品種小ロット対応では、コストと時間がかかるので、その課題解決策として提案するColor 1000i Pressを、今回の様に実際のアプリケーションとしてお見せすることで、より特性を理解してもらえたはず」
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