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富士ゼロックス、Color 1000i Pressの可能性を提案

目指すのは「言行一致」

2016年1月1日マーケティング

前例のないサポートを高く評価

 スポーツやファッションなど多岐にわたる分野のイベントを手がけるIMG社は、第1回の日本公演から同イベントの運営を担当している。そのIMG社の藤田善彦氏に、富士ゼロックスの取り組みについて伺った。
 「パールマンの日本公演は1987年の第1回から、ほぼ隔年で開催され、今回で12回目となる。一企業が1人のアーティストに対し、28年という長い間、スポンサーとして支援している例はない。そのためパールマンにとって、日本は愛着のある大切な拠点であり、結果として、これだけ日本公演が継続できたと思う」
 同社が手がける何万人も集客できるスポーツイベントとは異なり、音楽関連のイベントは、会場収容力からの集客数は限定される。しかし、「音楽を通じて国や文化の異なる人々と感動を共有する」に取り組む富士ゼロックスの姿勢を藤田氏は高く評価している。
 次に「Color 1000i Press」で印刷されたプログラムについて藤田氏は、どう評価しているのか。
 藤田氏は、2010年の公演に際し、富士ゼロックスから「Color 1000 Press」によるプログラム制作の提案を受けた。藤田氏は「Color 1000 Press」の印刷品質を認識していた訳ではないが、富士ゼロックスの商品活用はメリットがあると判断した。
 プログラムのデザインやレイアウト、そして使用する写真など、パールマン氏に確認を取った上での制作となる。しかし、実際の仕上がり具合は、日本に来日してからの確認となるわけだが、クリアトナーが施されたプログラムを見てパールマン氏は、その仕上がりに納得したという。
 「当初、パールマンは、カラーコピーによる出力物を想定していたようだ。実際のプログラムを手に取って見て、コピー用紙の様に紙が薄くない、しっかりとした体裁と印刷品質にも満足していた」(藤田氏)
藤田 氏

パールマン氏も納得の仕上がり

 藤田氏も「印刷に関する詳しい知識を持っている訳ではないので、技術的な側面から評価をすることはできないが、1回目より2回目、2回目よりも3回目と、常に進化したプログラムとして制作されている」と語る。
 また、今回のCDケースについてもパールマン氏は、大いに気に入った様で、実際に今回のCDケースを持ち帰っていることから、その仕上がり具合に納得していることが伺える。
 また、パールマン氏は、「1曲のために、ここまで立派なCDケースを作ったのか」と、驚くとともに「おもてなし」を大切にする富士ゼロックスの行動を評価したという。
 「パールマン自身、これまでの実績から、CDが配られていることは認識していた。しかし、それはプログラムに同封されたかたちでの提供であったため、今回の様に、独立した、しかもプレミアム感を演出したCDケースであったことから非常に喜んでいた」(藤田氏)
 藤田氏も、今回のCDケースを高く評価しており、今後は、他のイベントでの活用も検討できると述べている。
 「今回のCDケースについては、今後、他の音楽イベントの提案ツールとしても活用できると考えている。今回の様にパールマンという著名なアーティストのイベントで、かつプレミアムなお客様にオリジナルのアイテムを制作し配布することが、企業イベントのオリジナリティや満足度を高めると考えている」(藤田氏)

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目指すのは「言行一致」

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前例のないサポートを高く評価

 スポーツやファッションなど多岐にわたる分野のイベントを手がけるIMG社は、第1回の日本公演から同イベントの運営を担当している。そのIMG社の藤田善彦氏に、富士ゼロックスの取り組みについて伺った。
 「パールマンの日本公演は1987年の第1回から、ほぼ隔年で開催され、今回で12回目となる。一企業が1人のアーティストに対し、28年という長い間、スポンサーとして支援している例はない。そのためパールマンにとって、日本は愛着のある大切な拠点であり、結果として、これだけ日本公演が継続できたと思う」
 同社が手がける何万人も集客できるスポーツイベントとは異なり、音楽関連のイベントは、会場収容力からの集客数は限定される。しかし、「音楽を通じて国や文化の異なる人々と感動を共有する」に取り組む富士ゼロックスの姿勢を藤田氏は高く評価している。
 次に「Color 1000i Press」で印刷されたプログラムについて藤田氏は、どう評価しているのか。
 藤田氏は、2010年の公演に際し、富士ゼロックスから「Color 1000 Press」によるプログラム制作の提案を受けた。藤田氏は「Color 1000 Press」の印刷品質を認識していた訳ではないが、富士ゼロックスの商品活用はメリットがあると判断した。
 プログラムのデザインやレイアウト、そして使用する写真など、パールマン氏に確認を取った上での制作となる。しかし、実際の仕上がり具合は、日本に来日してからの確認となるわけだが、クリアトナーが施されたプログラムを見てパールマン氏は、その仕上がりに納得したという。
 「当初、パールマンは、カラーコピーによる出力物を想定していたようだ。実際のプログラムを手に取って見て、コピー用紙の様に紙が薄くない、しっかりとした体裁と印刷品質にも満足していた」(藤田氏)
藤田 氏

パールマン氏も納得の仕上がり

 藤田氏も「印刷に関する詳しい知識を持っている訳ではないので、技術的な側面から評価をすることはできないが、1回目より2回目、2回目よりも3回目と、常に進化したプログラムとして制作されている」と語る。
 また、今回のCDケースについてもパールマン氏は、大いに気に入った様で、実際に今回のCDケースを持ち帰っていることから、その仕上がり具合に納得していることが伺える。
 また、パールマン氏は、「1曲のために、ここまで立派なCDケースを作ったのか」と、驚くとともに「おもてなし」を大切にする富士ゼロックスの行動を評価したという。
 「パールマン自身、これまでの実績から、CDが配られていることは認識していた。しかし、それはプログラムに同封されたかたちでの提供であったため、今回の様に、独立した、しかもプレミアム感を演出したCDケースであったことから非常に喜んでいた」(藤田氏)
 藤田氏も、今回のCDケースを高く評価しており、今後は、他のイベントでの活用も検討できると述べている。
 「今回のCDケースについては、今後、他の音楽イベントの提案ツールとしても活用できると考えている。今回の様にパールマンという著名なアーティストのイベントで、かつプレミアムなお客様にオリジナルのアイテムを制作し配布することが、企業イベントのオリジナリティや満足度を高めると考えている」(藤田氏)

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