太陽堂成晃社、新たな市場創出に挑戦 〜 デジタル加飾を核とした事業開始
クルツ製・デジタル箔システム「DM-LINER」導入
2017年6月15日ケーススタディ
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特殊印刷と表面加工で高付加価値印刷物の提供を実践する(株)太陽堂成晃社(本社/東京都新宿区、宮本武紀社長)。その同社は、最新鋭オフセット印刷機を設備した特殊印刷事業の生産拠点である東松山工場(埼玉県東松山市)にクルツ製のデジタル箔システム「DM-LINER」を導入し、デジタル加飾を核とした新たな事業に挑戦している。今回、宮本社長に導入に至る背景や導入後の成果、そして同社が目指すデジタル加飾を活用した新たなビジネス展開について伺った。
太陽堂成晃社は、1951年の創業以来、「御客様の多様なニーズに御応えする」を社是に掲げ、光沢加工に関わる多種多様な設備をいち早く導入し研究と実践を重ねてきた。2008年には、「新たなる付加価値の創造」を目的に特殊印刷事業を立ち上げ、その生産拠点として東松山工場を竣工した。同工場には、ハイデルベルグ製の「スピードマスターCD-102 Duo 8LX-Foilstar」と「スピードマスターXL105 6LX」の2台のオフセット印刷機が設置され、コールドフォイル印刷による箔押し表現や擬似エンボスといった特殊印刷生産を主軸に稼働している。光沢加工業として培ってきた多様な表面加工技術と最新のオフセット印刷技術を融合することで、新たな価値を創造する同社の製品は、ほかでは真似できない差別化戦略製品として、顧客から高い信頼と評価を得ている。
さらに2014年には、HP製の「HPインディゴ7800デジタル印刷機」を導入し、デジタル印刷機を活用したビジネス展開も開始している。その同社が、「DM-LINER」を導入した理由について宮本社長は、コールドフォイル印刷の校正におけるコスト削減と効率化だと説明する。
「コールドフォイル印刷の本機校正には、CMYK4色に加え、ニス用や接着用の版を作成しなければならない。さらにこれら資材のセット時間、刷り出しまでの損紙など、コストと時間がかかってしまう」
特殊印刷であるために市場で高い評価を受ける一方、その生産工程には、労力とコストが発生する。この校正作業の問題を解決したい、と宮本社長が模索していたときに、クルツジャパンからある提案を受けた。それがデジタル箔システム「DM-LINER」だ。
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太陽堂成晃社は、1951年の創業以来、「御客様の多様なニーズに御応えする」を社是に掲げ、光沢加工に関わる多種多様な設備をいち早く導入し研究と実践を重ねてきた。2008年には、「新たなる付加価値の創造」を目的に特殊印刷事業を立ち上げ、その生産拠点として東松山工場を竣工した。同工場には、ハイデルベルグ製の「スピードマスターCD-102 Duo 8LX-Foilstar」と「スピードマスターXL105 6LX」の2台のオフセット印刷機が設置され、コールドフォイル印刷による箔押し表現や擬似エンボスといった特殊印刷生産を主軸に稼働している。光沢加工業として培ってきた多様な表面加工技術と最新のオフセット印刷技術を融合することで、新たな価値を創造する同社の製品は、ほかでは真似できない差別化戦略製品として、顧客から高い信頼と評価を得ている。
さらに2014年には、HP製の「HPインディゴ7800デジタル印刷機」を導入し、デジタル印刷機を活用したビジネス展開も開始している。その同社が、「DM-LINER」を導入した理由について宮本社長は、コールドフォイル印刷の校正におけるコスト削減と効率化だと説明する。
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