KOMORI、福博綜合印刷で内覧会
九州地区1号機のImpremia IS29で実演披露
2018年3月14日ケーススタディ
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(株)小森コーポレーション(本社/東京都墨田区、持田訓社長)は2月27日、昨年7月に29インチ枚葉UVインクジェットデジタルプリンティングシステム「Impremia(インプレミア)IS29」を導入し、本格稼働を開始した福博綜合印刷(株)(本社/福岡県福岡市、水内醇一社長)において特別内覧会を開催し、22社42名が参加した。
福博綜合印刷は、九州地区で初めて平版・活版を兼業する印刷会社として1929年の創業。戦時の福岡大空襲では、工場全焼という大被害を受けながらも翌年には再建を果たし、以後、九州初の四六全判オフセット印刷機を導入したほか、日本で最初の商業印刷用オフセット輪転機の開発に携わるなど、新技術の導入に積極的に取り組んでいる。現在では、チラシ・カタログの受注を拡大するなか、企画・デザインを専門とした関連会社の設立やプリプレス、出版印刷向けの設備の強化を進め、現在は広告代理業全般へ事業を展開している。
開催に先立ち挨拶した水内社長は、まず、多様な印刷に対応するための新たな生産体制へのツールとして、2016年に他社製のデジタル印刷機導入を検討したが印刷品質やコスト面での折り合いが合わず、1度断念したことを報告。その後、KOMORIから「Impremia IS29」の提案を受け、改めてデジタル印刷機導入を再度検討したことを明らかにした。
複数回にわたるテスト検証を経て、水内社長は、「オフセット印刷に近い品質」「厚紙や薄紙でも問題なく印刷できる用紙対応力」「プリコーティング不要」などの特性を評価して、同社・堅粕工場に「Impremia IS29」を導入することを決断した。
水内社長は、現在では、オフセット印刷機とのカラーマッチングを確立し、色校正出力などを中心に稼働を開始していることを報告した上で、「色の安定性や表裏見当など、稼働時の問題もクリアしている。また、スキルレスな生産機であることから、昨年入社したばかりの女性オペレータがIS29を担当している」と、安定稼働、スキルレスといった機能性についても評価した。
このあと行われた印刷実演では、まず、堅粕工場・福原英二工場長より稼働状況や導入後の成果などが報告された。
福原工場長は、「KOMORIの協力を得て、やっと油性、H-UV、そしてIS29のカラーマッチングが確立できた。現在は、色校正を中心に稼働しているが、今後は、新たな後加工設備などを導入し、後加工を融合した付加価値印刷物の開発にも着手していきたい」と、オフセット印刷とのカラーマッチング構築による運用実績と、新たな商品開発を視野に入れた今後の展開などについて語った。
続いて行われた印刷実演では、ペットショップ用販促ツールとしてチラシ、ポスター、卓上カレンダーの3つのジョブを敢行。1ジョブ目では、高精度な表裏見当精度を活かした両面印刷で、表紙や店舗名が異なる6種のチラシをバリアブル印刷で出力。2ジョブ目では、プロセス4色のほかDICカラー35色およびPANTONEカラー54色などの特色を加えたポスターを印刷し、高色域機能を披露。最終ジョブの卓上カレンダーでは、バリアブル機能により、12月から1月の丁合順で印刷を行い、スムーズな後加工との連携による効率化を実証した。新着トピックス
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福博綜合印刷は、九州地区で初めて平版・活版を兼業する印刷会社として1929年の創業。戦時の福岡大空襲では、工場全焼という大被害を受けながらも翌年には再建を果たし、以後、九州初の四六全判オフセット印刷機を導入したほか、日本で最初の商業印刷用オフセット輪転機の開発に携わるなど、新技術の導入に積極的に取り組んでいる。現在では、チラシ・カタログの受注を拡大するなか、企画・デザインを専門とした関連会社の設立やプリプレス、出版印刷向けの設備の強化を進め、現在は広告代理業全般へ事業を展開している。
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