HP社、金属3Dプリンティングテクノロジー「HP Metal Jet」発表
生産性は最大50倍、低コストで高品質の最終パーツを生産
2018年9月12日製品・テクノロジー
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HP社は、「2018IMTS-シカゴ国際工作機械見本市」において、最終製品として利用可能な金属パーツの量産に対応する金属3Dプリンティングテクノロジー「HP Metal Jet」を発表した。
この技術は、他の3Dプリンティング方式と比較して最大50倍の生産性を大幅な低コストで実現するもの。製造業のリーダー企業であるGKN Powder Metallurgy社(以下「GKN社」)とParmatech社の工場に導入されている。
また同社は、設計と製造の方法を変革するミッションの一環として、「Metal Jet Production Service」も発表。これにより、世界中で最新の3Dによるパーツ設計を活用して最終パーツを量産できるため、長期的な生産ロードマップに「HP Metal Jet」を組み込むことを可能にする。
HP社のCEO兼社長であるディオン・ワイズラー氏は、「私たちは、12兆ドルの規模を持つ製造業界を変革するデジタル産業革命の途中にある。今後は画期的な金属3Dプリンティングテクノロジーである『HP Metal Jet』により、その変革を加速していく。自動車、工業製品、医療セクターだけでも毎年数十億個の金属パーツが生産されており、このテクノロジーは極めて大きな影響を与えるものと予想される」とコメントしている。
「HP Metal Jet」は、HP社の30年以上に及ぶプリントヘッドと高度な化学のイノベーションを活用した画期的なボクセルレベルのバインダージェッティングテクノロジーである。430×320×200ミリの造形エリアサイズ、4重に冗長化されたノズルと2本のプリントバー、バインダーの大幅な削減を実現し、他の金属3Dプリンティングソリューションと比較して高い生産性と信頼性を、低い導入コストと運用コストで可能にする。ステンレススチール製の最終パーツの提供から開始し、ASTM(米国試験材料協会)とMPIF(Metal Powder Industries Federation)規格を満たす機械的特性を提供する。
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HP社のCEO兼社長であるディオン・ワイズラー氏は、「私たちは、12兆ドルの規模を持つ製造業界を変革するデジタル産業革命の途中にある。今後は画期的な金属3Dプリンティングテクノロジーである『HP Metal Jet』により、その変革を加速していく。自動車、工業製品、医療セクターだけでも毎年数十億個の金属パーツが生産されており、このテクノロジーは極めて大きな影響を与えるものと予想される」とコメントしている。
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