多用なメディアにUVダイレクト印刷が可能
今回、同社の新たな陣列に加わった「JFX500-2131」は、新開発プリントヘッドを搭載し、4色モード時で最高60平米/時、ホワイトインクを使用した場合でも最高26平米/時の高速生産を実現する。独自のヘッドコントロール技術により、2ptの文字でも高精細プリントが可能だ。バリアブルドットで粒状感の少ない美しいグラデーション表現を実現する。
最大印字サイズは2,100×3,100mm。厚みは最大50mmとなっており、アクリル板/アルミ複合板/塩ビ板/Pet板/低発泡樹脂板/スチレンボード/軟質塩ビ/ゲータフォームほか和紙や壁紙など、様々な素材に出力が可能。4色フルカラーに白インクも搭載されているため、透明の板や色ものなどへのUVダイレクト印刷も行うことができる。
山林専務は「従来から所有するJFX200は最大印刷サイズが1,300×2,500mmだったが、JFX500-2131は最高サイズが2,100×3,100であるため三×六判パネルを3面付けできるほか、これまで外注していたサイズも内製化を図ることができた。これにより、即日出荷や翌日出荷などの超短納期にも対応が可能になった」と、瞬発力を大幅に向上させた自社の生産キャパについて説明する。
同社が全5台設備するフラットベッドインクジェットプリンタはすべてミマキエンジニアリング製。山林専務はミマキ製品の魅力について、「エンジニアリングという社名のとおり、モノづくりの会社であるためメンテナンスやサービスがしっかりしているほか、出力機そのものがタフである。当社はかなりハードな使い方をするが、10年以上使用したものある。また、修理サービスから異動してきた営業マンもいるため、機械に詳しく、そして導入しやすい価格帯であることも魅力」とサービス体制とマシンの堅牢性、低価格などの魅力を挙げている。
また、同社では2020年に向けて大幅な設備拡大計画を実施している。山林専務は「東京オリンピックに向けてインクジェット出力の需要は増加しており、昨今では即日出荷、翌日出荷などの要求も少なくない。今後も設備と人員の充実を図り、交代制による稼働なども視野に入れながら短納期と高品質化のニーズに対応していきたい」としており、印刷業界に自社の活用を呼び掛けている。
サイン業界屈指の設備で印刷業界のSP活動をサポートする同社の取り組みに注目したい。
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