昭北ラミネート工業、ジェネリック医薬品の小ロット・多品種化へ〜アルミ箔にも高品位印刷
軟包装用UVインクジェット Jet Press 540WV 導入事例
2019年4月18日ケーススタディ
昭北ラミネート工業(株)(本社/富山県富山市飯野1-1)は、医薬品メーカーの多い富山県で1903年に創業してから115年もの長きにわたり、薬の品質が変わらないよう保護して利用者(患者)に届けるための高機能な医薬品パッケージを作り続けてきた。とくにアルミ素材に関する技術の蓄積においては他社と一線を画し、主力製品のひとつである「PTP(Press Through Package:錠剤やカプセルをプラスチックとアルミで挟んだシート状パッケージ)」は現在、全国の医薬品メーカーに採用され、普及が進んでいる。品質追求の体制も万全だ。2017年に完成したフェニックス棟には、完全クリーンルーム化されたPTP用アルミフィルムの最新生産ラインを導入。包装機材も製薬会社と同じものを設置し、包装時の検証・分析を自社内で高精度に実施する、という徹底ぶりである。そんな同社がいま取り組んでいるのが「小ロット・多品種ニーズへのさらなる効率的な対応」だ。取締役管理本部長・廣田裕一氏がその背景を説明する。

「当社が主力とするジェネリック医薬品用包装資材の場合、商品サイクルもが短く、当然、リードタイムも短くなるわけだが、そうした状況に生産体制をいかに無駄なく対応させていくかが大きな課題になっていた」
ジェネリック医薬品という小ロットかつ多品種のニーズに、これまで同社はグラビア印刷機5台のパワーをフルに活かして対応してきた。しかしグラビア印刷の場合、リフトを使っての半自動とは言え、印刷版を切り替えるたびに溶剤で洗浄したり、重いシリンダーを交換したりと、オペレーターの身体の負担は決して軽くない。「できるだけいい就業環境で、社員に長く安全に働いてほしい」。常々そう考えていた取締役生産技術統括部長・四十野信行氏がIGAS2015の富士フイルムブースで運命的に出会ったのが、軟包装向けUVインクジェットデジタルプレス「Jet Press 540WV」だった。
「UVインクのデジタル印刷機にはそれまでも注目していたが、インクの特性上、割れて剥離しやすく、当社の品質要求を満たしてくれるものがなかった。しかもアルミ箔への印刷はフィルムに比べて乾燥経路が長くなり、さらに難しい。ところがJet Press 540 WVは熱加工に強く、エンドレス印刷も可能だというので、これは面白い!と直感し、アルミ箔に出力できないかと、その場で担当者に相談した」
これがきっかけとなり、Jet Press 540WVの評価をスタートする。
「紙やフィルムに印刷するために開発されたJet Press 540WVをアルミ基材用に使用するには多くの課題があり、とくに、インクの密着強度を高めるのには苦労した。それでも富士フイルムは、『これが成功したら世界中で売れる』という、当社の言葉にも共感してくれ、最後まで真摯に改良に取り組んでくれた。完成したときは、凄いものができた!と、本当に嬉しかった」(四十野部長)

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「当社が主力とするジェネリック医薬品用包装資材の場合、商品サイクルもが短く、当然、リードタイムも短くなるわけだが、そうした状況に生産体制をいかに無駄なく対応させていくかが大きな課題になっていた」
ジェネリック医薬品という小ロットかつ多品種のニーズに、これまで同社はグラビア印刷機5台のパワーをフルに活かして対応してきた。しかしグラビア印刷の場合、リフトを使っての半自動とは言え、印刷版を切り替えるたびに溶剤で洗浄したり、重いシリンダーを交換したりと、オペレーターの身体の負担は決して軽くない。「できるだけいい就業環境で、社員に長く安全に働いてほしい」。常々そう考えていた取締役生産技術統括部長・四十野信行氏がIGAS2015の富士フイルムブースで運命的に出会ったのが、軟包装向けUVインクジェットデジタルプレス「Jet Press 540WV」だった。
「UVインクのデジタル印刷機にはそれまでも注目していたが、インクの特性上、割れて剥離しやすく、当社の品質要求を満たしてくれるものがなかった。しかもアルミ箔への印刷はフィルムに比べて乾燥経路が長くなり、さらに難しい。ところがJet Press 540 WVは熱加工に強く、エンドレス印刷も可能だというので、これは面白い!と直感し、アルミ箔に出力できないかと、その場で担当者に相談した」
これがきっかけとなり、Jet Press 540WVの評価をスタートする。
「紙やフィルムに印刷するために開発されたJet Press 540WVをアルミ基材用に使用するには多くの課題があり、とくに、インクの密着強度を高めるのには苦労した。それでも富士フイルムは、『これが成功したら世界中で売れる』という、当社の言葉にも共感してくれ、最後まで真摯に改良に取り組んでくれた。完成したときは、凄いものができた!と、本当に嬉しかった」(四十野部長)

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