コニカミノルタジャパン、インクジェット技術で効率化提案〜スマートファクトリーを実演で披露
2019年9月30日製品・テクノロジー
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コニカミノルタジャパン(株)(本社/東京都港区、原口淳社長)は、8月8日・9日の2日間、コニカミノルタ東京サイト八王子の「Customer Engagement Center(CEC)」において、紙器印刷会社および商業印刷会社を対象に「デジタルが広げる紙器・ラベル印刷の可能性」をテーマとした、デジタル紙器・ラベル印刷に特化したイベントを開催した。
同イベントは、セミナーとDigital Smart Factoryを提案する実機実演で構成。デジタル紙器印刷をテーマとした実演では、29インチ枚葉UVインクジェット印刷機「AccurioJet KM-1」とB1対応UVインクジェットスポットニスコーター&デジタル箔システム「JET varnish 3D Evolution」の最新インクジェット機を中心にワインボトル箱の企画から印刷・加飾・カットまでの全工程を披露した。
実演では、クライアントからの新規案件として、新商品のワインのプロモーションを受注したと想定。クライアントからの要望は、「目を引くデザインの商品箱の作成」「コーポレートカラーによる印刷」「小ロット品と限定品の2種類の箱の生産」「注文数は小ロット品500個と限定品100個」「できる限り早い納期を希望」と設定した。
まず、クライアントから提供されたとデザインデータをもとに、エスコグラフィックス製のパッケージデザイン制作システム「Automation Engine」で印刷、箔・ニス加工、そして折り・カットなどの印刷・加工データを自動で抽出し、各生産機にジョブデータを送信。印刷データについては、コーポレートカラーの使用を想定していることからプロセス4色+特色2色で生成された印刷データは、コダック製の特色シュミレーションシステム「KODAK SPOTLESS Software」で特色ライブラリーを作成して4色仕様に変換。そのデータを29インチ枚葉UVインクジェット印刷機「AccurioJet KM-1」に送信し、CMYK4色だけで特色を再現する印刷を敢行した。「AccurioJet KM-1」は、UVインクジェット方式を採用した両面デジタル印刷機。最大用紙サイズは、585×750mm、最高印刷速度は、片面印刷時で毎時3,000枚、両面印刷時で毎時1,500枚の高い生産性を誇っている。紙厚については、0.06〜0.6mmまで対応できるため、一般商業印刷物からパッケージ印刷物までをカバーすることがきる。
箔・ニス加工データについては、B1対応UVインクジェットスポットニスコーター&デジタル箔システム「JET varnish 3D Evolution」に送信され、デジタル技術による箔・ニス加工が施された。
JET varnishシリーズは、MGI社(フランス)製のインクジェットスポットUVニスコーター。エンボス(厚盛り)効果のある3Dスポットニスコーティング、さらにオプションのiFOILを採用することでホットフォイルでの立体的な箔加工までもシームレスに対応可能。フルデジタル処理のため、熟練の職人技術やイニシャルコストが不要で、高付加価値な印刷物が1部から出力することができる。最大B1サイズまで対応可能な「JET varnish 3D Evolution」では、生産現場での次工程へのスムーズな移動を重視して、パレットスタッカーを標準で採用。また、フィーダーもオプションでパレットフィーダーに変更でき、印刷機からダイレクトに用紙をセットすることができるため、とくに紙器などの大サイズで重たい用紙を日常的に扱う生産現場のワークフローに適応している。
最終加工では、エスコグラフィックス製のデジタルフィニッシングマシン「Kongsbberg」、ロレム社製のB2対応ロータリーダイカッター「Insignia7」の2機種の後加工で、ロットの大小で生産機を使い分ける折り・カット加工の実演が披露された。新着トピックス
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コニカミノルタジャパン(株)(本社/東京都港区、原口淳社長)は、8月8日・9日の2日間、コニカミノルタ東京サイト八王子の「Customer Engagement Center(CEC)」において、紙器印刷会社および商業印刷会社を対象に「デジタルが広げる紙器・ラベル印刷の可能性」をテーマとした、デジタル紙器・ラベル印刷に特化したイベントを開催した。
同イベントは、セミナーとDigital Smart Factoryを提案する実機実演で構成。デジタル紙器印刷をテーマとした実演では、29インチ枚葉UVインクジェット印刷機「AccurioJet KM-1」とB1対応UVインクジェットスポットニスコーター&デジタル箔システム「JET varnish 3D Evolution」の最新インクジェット機を中心にワインボトル箱の企画から印刷・加飾・カットまでの全工程を披露した。
実演では、クライアントからの新規案件として、新商品のワインのプロモーションを受注したと想定。クライアントからの要望は、「目を引くデザインの商品箱の作成」「コーポレートカラーによる印刷」「小ロット品と限定品の2種類の箱の生産」「注文数は小ロット品500個と限定品100個」「できる限り早い納期を希望」と設定した。
まず、クライアントから提供されたとデザインデータをもとに、エスコグラフィックス製のパッケージデザイン制作システム「Automation Engine」で印刷、箔・ニス加工、そして折り・カットなどの印刷・加工データを自動で抽出し、各生産機にジョブデータを送信。印刷データについては、コーポレートカラーの使用を想定していることからプロセス4色+特色2色で生成された印刷データは、コダック製の特色シュミレーションシステム「KODAK SPOTLESS Software」で特色ライブラリーを作成して4色仕様に変換。そのデータを29インチ枚葉UVインクジェット印刷機「AccurioJet KM-1」に送信し、CMYK4色だけで特色を再現する印刷を敢行した。
「AccurioJet KM-1」は、UVインクジェット方式を採用した両面デジタル印刷機。最大用紙サイズは、585×750mm、最高印刷速度は、片面印刷時で毎時3,000枚、両面印刷時で毎時1,500枚の高い生産性を誇っている。紙厚については、0.06〜0.6mmまで対応できるため、一般商業印刷物からパッケージ印刷物までをカバーすることがきる。
箔・ニス加工データについては、B1対応UVインクジェットスポットニスコーター&デジタル箔システム「JET varnish 3D Evolution」に送信され、デジタル技術による箔・ニス加工が施された。
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最大B1サイズまで対応可能な「JET varnish 3D Evolution」では、生産現場での次工程へのスムーズな移動を重視して、パレットスタッカーを標準で採用。また、フィーダーもオプションでパレットフィーダーに変更でき、印刷機からダイレクトに用紙をセットすることができるため、とくに紙器などの大サイズで重たい用紙を日常的に扱う生産現場のワークフローに適応している。
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