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カラードルック・バイヤースブロン社、プライムファイア106のフィールドテストが成功裏に終了

パッケージ印刷分野で新たなデジタルビジネスモデルを開拓

2020年3月6日ケーススタディ

 カラードルック・バイヤースブロン社のデジタルビジネスモデルは、ウェブ・トゥ・パックポータルと出力システムとしてのプライムファイア106から成っている。これにより、多様なアプリケーションが多くのパッケージセグメントで生産可能になる。カスタマイズかつパーソナライズされたアドベントカレンダーは、企業および個人向けにもベストセラーになった。さらに多くの新規顧客の獲得にもつながり、同時に既存顧客は拡大したサービスを高く評価している。
プライムファイア106で印刷されたアドベントカレンダー
 「プライムファイアが提供する優れた色の輝きや一貫性と再現性は、これらの基準を重視する顧客にとって、すぐにメリットになるだろう」と、トム・シュトレーフケルク氏は述べている。

 「カラードルック・バイヤースブロン社は、デジタルパッケージ印刷に非常に高い要求を持っていたが、私たちは同社と協力することで、その要求に応えることができた。今後もパートナーシップを継続していきたいと考えている。フィールドテストを通じ、双方が多くのことを学ぶことができた。私たちは、デジタルビジネスモデル開発の知識を与えてくれたカラードルック・バイヤースブロン社に感謝している」と、ハイデルベルグのデジタル印刷部門責任者モンセラート・ペドロ インサ氏は述べている。

高品質かつ信頼性の高い色表現でオフセットからデジタル印刷へと移行


 現在、カラードルック・バイヤースブロン社では、デジタル印刷に加え、高度に自動化された最新世代のスピードマスター4台によってプレミアムパッケージが生産されている。オフセットの効率を高めるため、小ロットについては、デジタル印刷への移行を積極的に推進している。カラードルック・バイヤースブロン社は、オフセットおよびデジタル印刷でスポットカラーを適用するシステムソリューションを顧客に提供している。
有名な香水ブランドのスペシャルエディションがカラードルック・バイヤースブロン社で生産されている
 「デジタル印刷の統合により、柔軟性を得ることが可能になり、あらゆるロットで効率化を図ることができた。デジタル印刷は、色表現において新たな基準を生み出している」と取締役のトーマス・プフェッファレ氏は結論を述べている。

 さらにB1サイズのプライムファイア106は、オフセットで印刷したものと同様、ポストプレスの打抜きツールを利用することができる。

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2020年3月6日ケーススタディ

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 カラードルック・バイヤースブロン社のデジタルビジネスモデルは、ウェブ・トゥ・パックポータルと出力システムとしてのプライムファイア106から成っている。これにより、多様なアプリケーションが多くのパッケージセグメントで生産可能になる。カスタマイズかつパーソナライズされたアドベントカレンダーは、企業および個人向けにもベストセラーになった。さらに多くの新規顧客の獲得にもつながり、同時に既存顧客は拡大したサービスを高く評価している。
プライムファイア106で印刷されたアドベントカレンダー
 「プライムファイアが提供する優れた色の輝きや一貫性と再現性は、これらの基準を重視する顧客にとって、すぐにメリットになるだろう」と、トム・シュトレーフケルク氏は述べている。

 「カラードルック・バイヤースブロン社は、デジタルパッケージ印刷に非常に高い要求を持っていたが、私たちは同社と協力することで、その要求に応えることができた。今後もパートナーシップを継続していきたいと考えている。フィールドテストを通じ、双方が多くのことを学ぶことができた。私たちは、デジタルビジネスモデル開発の知識を与えてくれたカラードルック・バイヤースブロン社に感謝している」と、ハイデルベルグのデジタル印刷部門責任者モンセラート・ペドロ インサ氏は述べている。

高品質かつ信頼性の高い色表現でオフセットからデジタル印刷へと移行


 現在、カラードルック・バイヤースブロン社では、デジタル印刷に加え、高度に自動化された最新世代のスピードマスター4台によってプレミアムパッケージが生産されている。オフセットの効率を高めるため、小ロットについては、デジタル印刷への移行を積極的に推進している。カラードルック・バイヤースブロン社は、オフセットおよびデジタル印刷でスポットカラーを適用するシステムソリューションを顧客に提供している。
有名な香水ブランドのスペシャルエディションがカラードルック・バイヤースブロン社で生産されている
 「デジタル印刷の統合により、柔軟性を得ることが可能になり、あらゆるロットで効率化を図ることができた。デジタル印刷は、色表現において新たな基準を生み出している」と取締役のトーマス・プフェッファレ氏は結論を述べている。

 さらにB1サイズのプライムファイア106は、オフセットで印刷したものと同様、ポストプレスの打抜きツールを利用することができる。

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