ジーピーセンター、ものづくり本来の喜びを[アナプルナ導入事例]
什器やPOPで新たな事業領域へ
2020年4月1日ケーススタディ
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「桶狭間古戦場まつり」に参加
アナプルナの活用において機能的に見た導入の狙いは、「大きなパネルにダイレクト印刷」「小物の大量処理」「UVオフセット印刷機でできない小ロットのPET印刷」という複合的な効果があるわけだが、一方で青木社長は、社員がものづくり本来の喜びを肌で感じるための「カンフル剤」としての機能にも期待を寄せている。
「広告宣伝物を中心とした商業印刷物の製造において、社員が日の目を見ることは少ない。しかし、祭りやイベントで使うPOPや什器を製造し、それらがその場を明るく、楽しく演出しているところを目の当たりにすることで、社員は自らを誇りに思い、ものづくり本来の喜びを感じることができるのではないだろうか」(青木社長)
実際、アナプルナ導入をきっかけに、地元の祭りに参加できることになったという。豊明市は桶狭間古戦場伝説地で、年に1回、6月に「桶狭間古戦場まつり」が開催される。その祭りへの出展の依頼があったという。「印刷会社には祭りでアピールできるようなアイテムはあまりないように思う。しかし、当社はアナプルナでパネルやグッズを制作できる環境がある。社員には、商品を売るための広告宣伝物ではなく、商品そのものを作る喜びを感じてもらえたのではないだろうか」(青木社長)
同社はその後もサムライ・ニンジャフェスティバルなど、様々なイベントにも出展。アナプルナの導入は、社員自らが何かを生み出すことで意識改革をもたらし、会社全体の活性化に作用している。
サイン&ディスプレイ分野も視野に
アナプルナを活用し、今後も厚物を通せる特徴を活かした什器、POPといった立体物や大型サイズのパネル系印刷物で付加価値を創造し、新たな事業領域として育てていきたいとする青木社長。その先には、サイン&ディスプレイ分野への参入も視野に入っている。
「サインディスプレイ分野において、印刷会社のデータのハンドリングやカラーマッチングの技術は大きなアドバンテージになる。さらに当社がこだわる『瞬発力』のノウハウも活かせる分野ではないだろうか。サイズ的にもワイドフォーマットのアナプルナはひとつの差別化になる。サインディスプレイのノウハウを持つ専門業者との協業も視野に入れながら新たな事業領域として取り込んでいきたい」(青木社長)
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同社はその後もサムライ・ニンジャフェスティバルなど、様々なイベントにも出展。アナプルナの導入は、社員自らが何かを生み出すことで意識改革をもたらし、会社全体の活性化に作用している。
サイン&ディスプレイ分野も視野に
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