図書印刷(株)(本社/東京都北区東十条3-10-36、川田和照社長)は2018年10月、主力生産拠点のひとつである沼津工場(静岡県沼津市大塚15)に、高速デジタル印刷・加工設備とWeb受発注システムを導入し、小ロット領域におけるワンストップサービス「DSR(デジタルショートラン)」を開始。その5ヵ月後には「11000 Inkjet Press」を新戦力に加え、製造体制の強化を図った。同機が、DSRを展開するうえでどのように活用され、どんな特性や機能がどのように評価されているのか。DSR推進センター本部長・入山俊昭氏、沼津工場工場長・青藤晃義氏に話を聞いた。

「幅広い用紙で最高画質」が導入の決め手
明治44年に創業し、印刷の歴史にその名を刻む老舗の総合印刷会社が、なぜいま「デジタルショートラン」なのだろうか。その狙いや意義について、入山本部長はこう説明する。
「当社が『情報デザイン事業』と呼んでいる出版分野とマーケティング分野において、市場ニーズも顧客ニーズも多様化し、小ロット・短納期への要求がどんどん高まっている。そうしたニーズの変化に柔軟に対応しながら、印刷事業において新たな市場創出や小ロット領域の受注を獲得していくために、いま最も有効なソリューションは何か。当社にとってその答えのひとつが、小ロット・多品種・短納期に特化した『DSR(デジタルショートラン)』という戦略だった」
DSRの核になるのは、Web受発注システムとデジタル印刷機。そのデジタル印刷機の中でも主力機として稼働しているのが、高画質・高速出力で注目される輪転型インクジェットデジタルプレス「11000 Inkjet Press」だ。「採用の決め手になったのは、用紙を選ばない描画品質の高さだった」と、入山本部長が、導入時を振り返る。
「従来機では品質重視の場合どうしてもインクジェット専用紙で出力する必要があったが、11000 Inkjet Pressでは、プレコートなしで上質にもコートにもマットコートにも、オフセット印刷に迫るクォリティーで高速なロール印刷が行える。画質においても生産性や汎用性においても、まさに当社のDSR設備構想にぴったりのインクジェットプレスだった」
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「幅広い用紙で最高画質」が導入の決め手
明治44年に創業し、印刷の歴史にその名を刻む老舗の総合印刷会社が、なぜいま「デジタルショートラン」なのだろうか。その狙いや意義について、入山本部長はこう説明する。
「当社が『情報デザイン事業』と呼んでいる出版分野とマーケティング分野において、市場ニーズも顧客ニーズも多様化し、小ロット・短納期への要求がどんどん高まっている。そうしたニーズの変化に柔軟に対応しながら、印刷事業において新たな市場創出や小ロット領域の受注を獲得していくために、いま最も有効なソリューションは何か。当社にとってその答えのひとつが、小ロット・多品種・短納期に特化した『DSR(デジタルショートラン)』という戦略だった」
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「従来機では品質重視の場合どうしてもインクジェット専用紙で出力する必要があったが、11000 Inkjet Pressでは、プレコートなしで上質にもコートにもマットコートにも、オフセット印刷に迫るクォリティーで高速なロール印刷が行える。画質においても生産性や汎用性においても、まさに当社のDSR設備構想にぴったりのインクジェットプレスだった」
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