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富士フイルムBI、ショウルーム「グラフィックコミュニケーション東京」をリニューアル

新たな価値創造を支援〜コンセプトは「変革」と「共創連携」

2021年11月17日企業・経営

国内外の優れた印刷物を多数展示

 イノベーション・プリント・アワード(IPA)作品コーナーでは、国内外の印刷サンプルを多数展示している。IPAは、同社が主催してデジタル印刷作品を評価するコンテストプログラムで、毎年、日本をはじめアジア・パシフィックの国と地域から200を超える作品が寄せられている。
国内外のIPA出品作品を展示
 同コーナーでは、入賞作品だけでなく、応募作品も展示しており、海外の多種多様な作品事例を実際に手にとって見ることができる。また、同コーナーは、定期的に展示作品を変更することで、来場者に新たな発想との出会いを提供していく。

 「海外の事例を展示することで新たな発想のヒントをみつけることができ、また、国内の事例でも、他社がどのようなアイデアをカタチにしているか、などを実際に見て、感じることができる。そのため、IPA展示コーナーをはじめ、できるだけ多くの作品をご覧いただける機会を提供するようにしていきたい」(塚本氏)

SDGsへの取り組みを体現

 SDGs展示コーナーでは、(有)ザリガニワークス協力のもと、環境にやさしい「さがみはら津久井産材」を使用した「SDGs障子」を制作して展示。この産材は、相模原市内で生産された針葉樹や広葉樹などの木材で、今回はスギ材が使用されている。障子は実際に開けることができ、中には、SDGsの実現に向けた富士フイルムグループの取り組みなどがパネルで紹介されている。

 また、同コーナーでは、ダンボールで作られたガチャガチャ「ペパポン」も展示している。
ダンボール製のガチャガチャ「ペパポン」
 この「ペパポン」は、本体およびカプセルをダンボールで作成することで、プラスチックごみの発生を完全に抑制。また、ほぼ100%リサイクル可能なダンボールを使用することで、環境負荷低減にも貢献している。

 さらに、この「ペパポン」は、障がい者施設で組み立てられているほか、カプセルの中身は、障がい者がデザインして描いた文字や絵柄をパターン化した「シブヤフォント」を印刷した缶バッジを景品としている。「シブヤフォント」は、平成28年度渋谷みやげ開発プロジェクトとして、渋谷区内の障がい者支援施設と桑沢デザイン研究所の学生の協力によって生まれたデザインフォント。缶バッチには、この「シブヤフォント」をモチーフとしたデザインをシルバーやゴールドなどの特殊色で印刷されたものを障がい者の方が最終製品として仕上げている。
缶バッジには「シブヤフォント」を採用
 同社では、「ペパポン」および缶バッジの制作を障がい者施設に依頼することで、施設の収益性向上と障がい者の自立支援につなげていきたいとしている。

2021年12月にハイブリッド形式のイベントを開催

 コロナ禍でのリニューアルではあったが、GC東京は、完全予約制のもと人数を制限した環境下で見学会を日々実施し、多くの来場者に新たな価値創造のヒントを提供している。

 「印刷機のデモでは、多くのお客様の注目が集まっていた。やはり実際に目の前でみるデモとオンライン上で見るデモとでは、感じ方が大きく違うと実感した」(渡辺氏)

 今後の運用について、塚本氏は、紙のバリエーションを増やす検証を拡充していくことを考えているという。

 「紙で出すことの意義、紙で出すことによる付加価値について、改めて考えていく必要がある。そのためには、紙の印刷物として制作することの必然性をストーリー化して訴求していくことが重要である。単に高品質や高生産性といった機能をアピールしていくのではなく、環境や人にやさしいなど、様々な側面から印刷物だから提供できる価値を体感できる場を構築していくことが、このGC東京の使命であると考えている」

 今年12月には、このGC東京をハブとして、サテライト会場とつなぐ、リアルとオンライン併用のハイブリッド方式によるイベントを、富士フイルムグループとして開催することを予定している。同イベントでは、外部講師を招聘したセミナーやパートナー企業と連携した新たなソリューションの提案などが行われる。

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国内外の優れた印刷物を多数展示

 イノベーション・プリント・アワード(IPA)作品コーナーでは、国内外の印刷サンプルを多数展示している。IPAは、同社が主催してデジタル印刷作品を評価するコンテストプログラムで、毎年、日本をはじめアジア・パシフィックの国と地域から200を超える作品が寄せられている。
国内外のIPA出品作品を展示
 同コーナーでは、入賞作品だけでなく、応募作品も展示しており、海外の多種多様な作品事例を実際に手にとって見ることができる。また、同コーナーは、定期的に展示作品を変更することで、来場者に新たな発想との出会いを提供していく。

 「海外の事例を展示することで新たな発想のヒントをみつけることができ、また、国内の事例でも、他社がどのようなアイデアをカタチにしているか、などを実際に見て、感じることができる。そのため、IPA展示コーナーをはじめ、できるだけ多くの作品をご覧いただける機会を提供するようにしていきたい」(塚本氏)

SDGsへの取り組みを体現

 SDGs展示コーナーでは、(有)ザリガニワークス協力のもと、環境にやさしい「さがみはら津久井産材」を使用した「SDGs障子」を制作して展示。この産材は、相模原市内で生産された針葉樹や広葉樹などの木材で、今回はスギ材が使用されている。障子は実際に開けることができ、中には、SDGsの実現に向けた富士フイルムグループの取り組みなどがパネルで紹介されている。

 また、同コーナーでは、ダンボールで作られたガチャガチャ「ペパポン」も展示している。
ダンボール製のガチャガチャ「ペパポン」
 この「ペパポン」は、本体およびカプセルをダンボールで作成することで、プラスチックごみの発生を完全に抑制。また、ほぼ100%リサイクル可能なダンボールを使用することで、環境負荷低減にも貢献している。

 さらに、この「ペパポン」は、障がい者施設で組み立てられているほか、カプセルの中身は、障がい者がデザインして描いた文字や絵柄をパターン化した「シブヤフォント」を印刷した缶バッジを景品としている。「シブヤフォント」は、平成28年度渋谷みやげ開発プロジェクトとして、渋谷区内の障がい者支援施設と桑沢デザイン研究所の学生の協力によって生まれたデザインフォント。缶バッチには、この「シブヤフォント」をモチーフとしたデザインをシルバーやゴールドなどの特殊色で印刷されたものを障がい者の方が最終製品として仕上げている。
缶バッジには「シブヤフォント」を採用
 同社では、「ペパポン」および缶バッジの制作を障がい者施設に依頼することで、施設の収益性向上と障がい者の自立支援につなげていきたいとしている。

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 今後の運用について、塚本氏は、紙のバリエーションを増やす検証を拡充していくことを考えているという。

 「紙で出すことの意義、紙で出すことによる付加価値について、改めて考えていく必要がある。そのためには、紙の印刷物として制作することの必然性をストーリー化して訴求していくことが重要である。単に高品質や高生産性といった機能をアピールしていくのではなく、環境や人にやさしいなど、様々な側面から印刷物だから提供できる価値を体感できる場を構築していくことが、このGC東京の使命であると考えている」

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