ディーエムソリューションズ、最高毎時4万5,000通を達成[KODAK PROSPER S5導入事例]
ハガキ32万通の宛名印字を2日弱で〜乾燥性能を高め、インク使用量削減
2025年3月25日ケーススタディ
1台のPROSPER S5で月産最大400万通の生産性
インクジェットのオペレータを担当している奥田亜耶氏はPROSPER S5の優れた操作性について言及する。
「搬送系を含め、操作が簡単で、セッティングにも手間がかからない。印字位置やサイズ変更にともなう仕事替えは従来の半分程度の時間で終わる。つい先日行われた社内向けの実演では、スムーズな仕事替えで10分間に5,000通の仕事を処理し、東京のセンター長も驚いていた」
さらにPROSPER S5はプリンティングヘッドと用紙との距離を最大7ミリ程度まで調整できるため、厚みのある印刷物でも安心して印字でき、高速でも用紙が接触する心配はない。このように生産性、品質、操作性、柔軟性、信頼性のすべてにおいて、PROSPER S5は従来のインクジェットを凌駕する性能を発揮した。
ただ、玉置センター長が唯一心配していた点は水性インクの乾燥性だった。このため、導入前のテストでは印刷の難しい光沢紙など、あらゆる用紙で問題がないことを確認した。さらに同センターではインクリダクション機能を搭載したKODAK IJ Data Prepソフトウェアを導入し、万全を期す予定である。このデータ作成ソフトウェアにはベタ部分を網点化し乾燥性能を高める機能があり、インク使用量の削減にも寄与する。
大阪メールセンターのDM差出し通数は月平均700万通。内200万通をインクジェット装置で宛名印字している。PROSPER S5の実績はまだ50万通程度だが、玉置センター長は「今後、扱い量をどんどん増やしていく」という。PROSPER S5の最大生産能力は400万通を見込み、DMの受注量が大きく上ぶれしても心配はない。まさにPROSPER S5が同センターの宛名印字基盤となって活躍することだろう。
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ただ、玉置センター長が唯一心配していた点は水性インクの乾燥性だった。このため、導入前のテストでは印刷の難しい光沢紙など、あらゆる用紙で問題がないことを確認した。さらに同センターではインクリダクション機能を搭載したKODAK IJ Data Prepソフトウェアを導入し、万全を期す予定である。このデータ作成ソフトウェアにはベタ部分を網点化し乾燥性能を高める機能があり、インク使用量の削減にも寄与する。
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