対談|コダック インクジェットビジネスの未来を語る
コダックジャパン 代表執行役員社長 藤原浩 氏
コダックエンタープライズインクジェットシステム事業部長兼イーストマン・コダック社プレジデント ランディ・ヴァンダグリフ氏
2017年9月15日マーケティング企業・経営
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ULTRASTREAMは2019年に
藤原 Streamテクノロジーの延長線上にある新しいULTRASTREAM技術はインクジェット印刷の水準を引き上げるものとして日本でも期待が高まっている。進捗状況はどうか?
ヴァンダグリフ ULTRASTREAMは多くの革新的なStreamテクノロジーを活用した次世代インクジェットソリューションだ。コダック独自のコンティニアスインクジェットテクノロジーの価値を維持しつつ、OEMパートナー企業の印刷ソリューションに容易に統合できる優れた柔軟性を実現している。
また開発の初期段階から幾つかのパートナー企業に参加いただき、その要望を設計に反映させる全方位的な開発プログラムを実施してきた。これにより、開発段階から見込み顧客を確保できた。
ULTRASTREAMは、Streamテクノロジーが拡張してきた市場、すなわち雑誌/カタログ、包装材、ラベル、室内装飾その他の市場に焦点を当てて計画通りに製品化を進めている。今年第4四半期の初めには一部のお客様に評価キットを提供する予定である。そして最初のULTRASTREAMソリューションは、2019年に製品化される予定だ。
藤原 日本のPROSPERユーザーはULTRASTREAMへのアップグレードが行われるのかどうかについて強い関心を持っている。ヴァンダグリフ PROSPERプレスとインプリンティングシステムについては、引き続きコダックが販売し、サービスを提供するので、該当するお客様にはULTRASTREAMへのアップグレードを提供する予定である。ただこれは速度重視ではなく、より高い印刷品質を求めるお客様に限られる。
藤原 ULTRASTREAMのパートナー企業には、富士機械工業や三菱重工印刷紙工機械など日本メーカーも名を連ねている。新たなパートナーとのOEM提携は進んでいるのか?
ヴァンダグリフ 一部の戦略的エンドユーザーを含む19社と基本合意書を締結している。評価キットの提供が始まったら、ぜひ検証・開発を検討したいと申し出ているOEMパートナー企業とも話し合いを続けている。
OEMパートナー企業は日本企業5社の他、GOSS China、Matti、Utecoなど、世界中の多種多様なビジネス分野に及んでいる。エンドユーザーとの協力関係も積極的に維持し、新たな用途開拓の機会を探っている。つい最近も従来のグラビア印刷による無駄を省きコストを削減しようとデジタル印刷技術の導入を検討している室内装飾関係の印刷会社がULTRASTREAMに大きな関心を寄せていた。藤原 東京オリンピックの開催を前にULTRASTREAMを搭載した製品が発表されると思うと今からワクワクする。本当に楽しみである。
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ULTRASTREAMは2019年に
藤原 Streamテクノロジーの延長線上にある新しいULTRASTREAM技術はインクジェット印刷の水準を引き上げるものとして日本でも期待が高まっている。進捗状況はどうか?
ヴァンダグリフ ULTRASTREAMは多くの革新的なStreamテクノロジーを活用した次世代インクジェットソリューションだ。コダック独自のコンティニアスインクジェットテクノロジーの価値を維持しつつ、OEMパートナー企業の印刷ソリューションに容易に統合できる優れた柔軟性を実現している。
また開発の初期段階から幾つかのパートナー企業に参加いただき、その要望を設計に反映させる全方位的な開発プログラムを実施してきた。これにより、開発段階から見込み顧客を確保できた。
ULTRASTREAMは、Streamテクノロジーが拡張してきた市場、すなわち雑誌/カタログ、包装材、ラベル、室内装飾その他の市場に焦点を当てて計画通りに製品化を進めている。今年第4四半期の初めには一部のお客様に評価キットを提供する予定である。そして最初のULTRASTREAMソリューションは、2019年に製品化される予定だ。
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