フジサワ・コーポレーション、ウィンドウ装飾からさらに広がる可能性
LED UVインクジェットロールプリンタ「Acuity LED 1600R」導入事例
2018年7月3日ケーススタディ
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ウィンドウで差が出る圧倒的な美しさ。安全性も高い付加価値に
「Acuity LED 1600R」は導入後、すぐに立ち上がり、主に同社が受注する商業施設のウィンドウ装飾用途で使われている。ウィンドウ装飾では、透け感、グラデーションなど色の濃淡を自由に調節でき、デザイン性が柔軟なことから、UVインクジェットプリントでの出力依頼が多い。同社で色と品質にこだわり続ける熟練オペレータの鈴木菜実誉氏は、「ウィンドウ装飾で重要な色の再現性が、『Acuity LED 1600R』では高い品質で実現できていると感じた。とくに黄色に濁りがなく、クリアなので、美しい仕上がりになる。白の濃度が高い点もお客様に喜ばれている。細かい線もきれいに描画してくれる」と評価する。また、同社では事業の新機軸として、地域の老人ホームや保育園向けにガラス装飾フィルムや壁に貼るサインを提案している。「以前のUVインクジェットプリンタで出力して施工した際には、子どもさんが引っかくと剥がれてしまう点が問題となった。Acuityでは、インクの密着性が高く剥がれにくい」。加えて、VOC成分が極めて少なく、GREENGUARD Gold認証を取得している富士フイルムのUVインクならではの安全性も生かせることから、こうした用途展開を進めているのだという。
商業施設が要求するスピード納品を支える生産安定性
同社では、駅施設や大規模商業施設など、イベント開催やシーズンごとに施設の装飾を短期間で変更する顧客が多いという。そのため、イベントの前日に作業を行い、当日の早朝には施工を完了させるという短納期での対応が求められる。以前のUVインクジェットプリンターはメンテナンスが難しく、「プリント時にスジが入ると、稼働を止めてクリーニングを行っていた。また、品質が安定せず、色基準に合わなくなる悩みもあった」(大久保部長)。「Acuity LED 1600R」導入後は、稼働を頻繁に止めることはなくなり、プリンタ自体のトラブルもほぼないという。「色の再現性も安定しており、常に色基準にぴたりと合うので、生産現場は安心して稼働させている」
また、以前はウィンドウ装飾の仕事でUVインクジェットプリンタが必要な場合は、品質面の不安から外注することもあり、コスト増につながっていたという。「場合によっては仕事を断らざるを得ないこともあった。『Acuity LED 1600R』の導入で、自社で内製化できるようになり、受注した仕事を逃すことなく、納品できるようになった」
「都内に工場を持つ地の利を生かし、『朝受注してその日のうちに納品する』というスピード感を提供できることも、当社の大きな『売り』」と大久保部長。この強みを、Acuity LED 1600Rは支えている。
屋外装飾や多彩な素材のグッズ開発など「1600R」で広がる可能性
高精細で表現力豊かなプリント性能、UVインクの安全性、フィルムや布、皮革などさまざまな材料にプリントできる使い勝手など、Acuity LED 1600Rの可能性を実感したフジサワ・コーポレーション。新たな分野・用途へも展開していく考えだ。同社では、伸縮に対応でき、雨風に強いUVインクの特性を生かし、商業施設や商店街に掲出するターポリン製の横断幕・懸垂幕のプリントにもUVインクジェットプリンタを使ってきた。最近では、こうした出力物の制作工程で出たターポリンの端材を有効活用して、柄をプリントし、水に強いブックカバーやカードケースなどの製品を開発。大手量販店で一般販売も実現している。
「当社はデザインから提案できるのが強みで、今後もこうした商品開発も進めたい。デザイン性の高い商品づくりに、Acuity LED 1600Rの豊かな表現力が大いに役立つと思う」
また、ウィンドウ装飾をさらに発展させた、屋内外装飾への新たな展開にも期待を寄せる。
「まずは、高齢者施設への展開を考えている。施設入居者の思い出の家具や自宅玄関などの写真を撮影して、それをプリントし、施設の壁を装飾するというサービスを試験的にやってみたところ、入居者の方に大変喜ばれた」と大久保部長は話す。さらに近年、バスのラッピング広告などでもUVインクジェットプリンタを活用してきた経験から、UVインクは日差しや雨風による劣化が少ないことを実感。このことを踏まえ、今後は屋外での長期使用への提案も構想する。
「ガラスの飛散防止と同時に、美しいグラフィックで広告宣伝にも使えるウィンドウフィルムを展開できないかと考えている。ニーズは必ずあると思っている。Acuity LED 1600Rの高性能なインクとプリント品質を武器に、今後は広告業界にとどまらず、建築業界のお客様にも提案を広げていける可能性を感じている」
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ウィンドウで差が出る圧倒的な美しさ。安全性も高い付加価値に
「Acuity LED 1600R」は導入後、すぐに立ち上がり、主に同社が受注する商業施設のウィンドウ装飾用途で使われている。ウィンドウ装飾では、透け感、グラデーションなど色の濃淡を自由に調節でき、デザイン性が柔軟なことから、UVインクジェットプリントでの出力依頼が多い。同社で色と品質にこだわり続ける熟練オペレータの鈴木菜実誉氏は、「ウィンドウ装飾で重要な色の再現性が、『Acuity LED 1600R』では高い品質で実現できていると感じた。とくに黄色に濁りがなく、クリアなので、美しい仕上がりになる。白の濃度が高い点もお客様に喜ばれている。細かい線もきれいに描画してくれる」と評価する。
また、同社では事業の新機軸として、地域の老人ホームや保育園向けにガラス装飾フィルムや壁に貼るサインを提案している。「以前のUVインクジェットプリンタで出力して施工した際には、子どもさんが引っかくと剥がれてしまう点が問題となった。Acuityでは、インクの密着性が高く剥がれにくい」。加えて、VOC成分が極めて少なく、GREENGUARD Gold認証を取得している富士フイルムのUVインクならではの安全性も生かせることから、こうした用途展開を進めているのだという。
商業施設が要求するスピード納品を支える生産安定性
同社では、駅施設や大規模商業施設など、イベント開催やシーズンごとに施設の装飾を短期間で変更する顧客が多いという。そのため、イベントの前日に作業を行い、当日の早朝には施工を完了させるという短納期での対応が求められる。以前のUVインクジェットプリンターはメンテナンスが難しく、「プリント時にスジが入ると、稼働を止めてクリーニングを行っていた。また、品質が安定せず、色基準に合わなくなる悩みもあった」(大久保部長)。「Acuity LED 1600R」導入後は、稼働を頻繁に止めることはなくなり、プリンタ自体のトラブルもほぼないという。
「色の再現性も安定しており、常に色基準にぴたりと合うので、生産現場は安心して稼働させている」
また、以前はウィンドウ装飾の仕事でUVインクジェットプリンタが必要な場合は、品質面の不安から外注することもあり、コスト増につながっていたという。「場合によっては仕事を断らざるを得ないこともあった。『Acuity LED 1600R』の導入で、自社で内製化できるようになり、受注した仕事を逃すことなく、納品できるようになった」
「都内に工場を持つ地の利を生かし、『朝受注してその日のうちに納品する』というスピード感を提供できることも、当社の大きな『売り』」と大久保部長。この強みを、Acuity LED 1600Rは支えている。
屋外装飾や多彩な素材のグッズ開発など「1600R」で広がる可能性
高精細で表現力豊かなプリント性能、UVインクの安全性、フィルムや布、皮革などさまざまな材料にプリントできる使い勝手など、Acuity LED 1600Rの可能性を実感したフジサワ・コーポレーション。新たな分野・用途へも展開していく考えだ。
同社では、伸縮に対応でき、雨風に強いUVインクの特性を生かし、商業施設や商店街に掲出するターポリン製の横断幕・懸垂幕のプリントにもUVインクジェットプリンタを使ってきた。最近では、こうした出力物の制作工程で出たターポリンの端材を有効活用して、柄をプリントし、水に強いブックカバーやカードケースなどの製品を開発。大手量販店で一般販売も実現している。
「当社はデザインから提案できるのが強みで、今後もこうした商品開発も進めたい。デザイン性の高い商品づくりに、Acuity LED 1600Rの豊かな表現力が大いに役立つと思う」
また、ウィンドウ装飾をさらに発展させた、屋内外装飾への新たな展開にも期待を寄せる。
「まずは、高齢者施設への展開を考えている。施設入居者の思い出の家具や自宅玄関などの写真を撮影して、それをプリントし、施設の壁を装飾するというサービスを試験的にやってみたところ、入居者の方に大変喜ばれた」と大久保部長は話す。さらに近年、バスのラッピング広告などでもUVインクジェットプリンタを活用してきた経験から、UVインクは日差しや雨風による劣化が少ないことを実感。このことを踏まえ、今後は屋外での長期使用への提案も構想する。
「ガラスの飛散防止と同時に、美しいグラフィックで広告宣伝にも使えるウィンドウフィルムを展開できないかと考えている。ニーズは必ずあると思っている。Acuity LED 1600Rの高性能なインクとプリント品質を武器に、今後は広告業界にとどまらず、建築業界のお客様にも提案を広げていける可能性を感じている」
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