米国における軟包装の優位性
米国の軟包装協会、The Flexible Packaging Association (FPA)は、包装のプロが加入している団体である。最近、FPA's recent Flexible Packaging Transition Advantages Studyのレポートで、ブランドオーナーが従来の包装から軟包装へ切り替えた場合の利点を強調する新しいインフォ グラフィックをリリースした。
・軟包装に切り替えた結果、販売への直接の影響について尋ねられたとき、ブランド オーナーの55%は、売上が増加したと回答した。
・同じ製品を軟包装と軟包装以外にした場合、消費者の71%は軟包装を好むと述べた。
・平均して、アメリカ人の 10.3%以上は、 軟包装に入っている食品に多くを費やすことをいとわない。
・35-44歳のアメリカ人の15.5%は、軟包装入りの食品に、より多くを費やすことをいとわない。
・18 以下の子供を持つ親の17% は、軟包装入りの食品に、より多くを費やすことをいとわない。
・18-34 歳のアメリカ人の17.2%は、18-34 歳のアメリカ人は17.2%。
・アメリカ人の 79% は、軟包装と軟包装の食品を購入することに利点があると信じている。
・消費者は、軟包装の3つの利点を挙げている。(1)開封性、(2) 再封性、(3) 貯蔵性。
さらに、消費者にとって、軟包装が好ましいトップ5の食品は、スナック、シリアル/朝食、生鮮品、肉類、チーズ/乳製品である。
軟包装では、易開封と再封の機能が同時に必要な製品が多い。軟包装の再封の方法は、ジッパーが多いが、海外ではジッパーも日本で見る以外のタイプがある。ドッグフーズ用には、次のような嵌合構造のジッパーが使用されている。
このように、包装には各種の方法があるところが面白い。アイデアが出せて、工夫ができる。まず、軟包装から包装分野に参入するのが面白い。
出典:https://www.packagingstrategies.com/
住本技術士事務所 所長 住本充弘氏(すみもと みつひろ)
技術士(経営工学)、包装管理士((社)日本包装技術協会認定)
日本包装コンサルタント協会会員・理事
技術士包装物流グループ会員・理事
日本包装学会会員
新着トピックス
-
ケーススタディ 門那シーリング印刷(大阪)、除電機能で作業効率向上[Revoria Press PC1120導入事例]
-
ケーススタディ 尾崎スクリーン、熱転写の新たな領域へ[HP Indigo 7K デジタル印刷機導入事例]
リンクス、スキルレスで人材確保、育成期間短縮[JetPress750S導入事例]
2025年6月27日ケーススタディ
「アイデア什器」の(株)リンクス(本社/岐阜県関市倉知2639-1、吉田哲也社長)は昨年11月、富士フイルムの枚葉インクジェットデジタルプレス「JetPress750S」(厚紙仕様)...全文を読む
コニカミノルタジャパン、AccurioDays2025で新たなフラッグシップモデルを公開
2025年6月4日製品・テクノロジー
コニカミノルタジャパン(株)は、デジタルカラー印刷システムの最上位機種「AccurioPress(アキュリオプレス) C14010シリーズ」の発売を記念して4月23・24日の2日間、...全文を読む
最新ニュース
エプソン、世界最少の小型軽量デジタルプリンター「EP-101」が「機械遺産」に選定
2025年8月7日
セイコーエプソン(株)がエプソンミュージアム諏訪(長野県諏訪市)に所蔵している、1968年より発売した世界最小(同社調べ(当時))の小型軽量デジタルプリンター「EP-101」が、(一...全文を読む
リコー、広幅対応DTFプリンター「RICOH Pro D1600」を松井色素化学工業所に供給開始
2025年8月7日
(株)リコー(大山晃社長)は、産業用テキスタイル印刷市場向けに、高生産性を実現する広幅対応Direct To Film(DTF)プリンター「RICOH Pro D1600」について、...全文を読む
コニカミノルタ、反応染料用インライン前処理インク「O'ROBE」の提供開始
2025年7月29日
コニカミノルタ(株)(本社/東京都千代田区、大幸利充社長、以下、コニカミノルタ)は、インクジェットテキスタイルプリンター「Nassenger(ナッセンジャー)」シリーズ用インクとして...全文を読む
連載|より包装材料の印刷の理解を深めるために - 10
伸びるデジタル印刷と包装分野への参入
2018年9月19日スペシャリスト

一般社団法人PODi
1996年に米国で誕生した世界最大のデジタル印刷推進団体。印刷会社800社、ベンダー50社以上が参加し、デジタル印刷を活用した成功事例をはじめ、多くの情報を会員向けに公開している。また、WhatTheyThinkをはじめDMAなどの海外の団体と提携し、その主要なニュースを日本語版で配信している。
米国における軟包装の優位性
米国の軟包装協会、The Flexible Packaging Association (FPA)は、包装のプロが加入している団体である。最近、FPA's recent Flexible Packaging Transition Advantages Studyのレポートで、ブランドオーナーが従来の包装から軟包装へ切り替えた場合の利点を強調する新しいインフォ グラフィックをリリースした。
・軟包装に切り替えた結果、販売への直接の影響について尋ねられたとき、ブランド オーナーの55%は、売上が増加したと回答した。
・同じ製品を軟包装と軟包装以外にした場合、消費者の71%は軟包装を好むと述べた。
・平均して、アメリカ人の 10.3%以上は、 軟包装に入っている食品に多くを費やすことをいとわない。
・35-44歳のアメリカ人の15.5%は、軟包装入りの食品に、より多くを費やすことをいとわない。
・18 以下の子供を持つ親の17% は、軟包装入りの食品に、より多くを費やすことをいとわない。
・18-34 歳のアメリカ人の17.2%は、18-34 歳のアメリカ人は17.2%。
・アメリカ人の 79% は、軟包装と軟包装の食品を購入することに利点があると信じている。
・消費者は、軟包装の3つの利点を挙げている。(1)開封性、(2) 再封性、(3) 貯蔵性。
さらに、消費者にとって、軟包装が好ましいトップ5の食品は、スナック、シリアル/朝食、生鮮品、肉類、チーズ/乳製品である。
軟包装では、易開封と再封の機能が同時に必要な製品が多い。軟包装の再封の方法は、ジッパーが多いが、海外ではジッパーも日本で見る以外のタイプがある。ドッグフーズ用には、次のような嵌合構造のジッパーが使用されている。
このように、包装には各種の方法があるところが面白い。アイデアが出せて、工夫ができる。まず、軟包装から包装分野に参入するのが面白い。
出典:https://www.packagingstrategies.com/
住本技術士事務所 所長 住本充弘氏(すみもと みつひろ)
技術士(経営工学)、包装管理士((社)日本包装技術協会認定)
日本包装コンサルタント協会会員・理事
技術士包装物流グループ会員・理事
日本包装学会会員
新着トピックス
-
門那シーリング印刷(大阪)、除電機能で作業効率向上[Revoria Press PC1120導入事例]
2025年8月8日 ケーススタディ
-
尾崎スクリーン、熱転写の新たな領域へ[HP Indigo 7K デジタル印刷機導入事例]
2025年8月4日 ケーススタディ
-
リンクス、スキルレスで人材確保、育成期間短縮[JetPress750S導入事例]
2025年6月27日 ケーススタディ
-
コニカミノルタジャパン、AccurioDays2025で新たなフラッグシップモデルを公開
2025年6月4日 製品・テクノロジー
-
大村印刷、特殊トナーと用紙対応力で小ロット・高付加価値ニーズに対応
2025年5月8日 ケーススタディ
新着ニュース
SNSランキング
- 50sharesリコー、企業内・商用印刷の幅広いニーズに対応するカラー機の新機種発売
- 47sharesキヤノンPPS、4月11日「Hunkeler Innovationdays 2025レポートセミナー」開催
- 38shares門那シーリング印刷(大阪)、除電機能で作業効率向上[Revoria Press PC1120導入事例]
- 38sharesコニカミノルタジャパン、AccurioDays2025で新たなフラッグシップモデルを公開
- 35sharesKOMORI、China Print 2025でB2デジタル「J-throne29」を中国初出展
- 33sharesウケゼキ、小ロット厚紙・パッケージ印刷を強化[Revoria PressEC1100導入事例]
- 30sharesコニカミノルタジャパン、機能強化モデル「AccurioPress C7100 ENHANCED」発売
- 28sharesパラシュート、Webプラットフォームをベースとした販促資材管理サービスの提供開始
- 28shares日印機工とプリデジ協、IGAS2027の日程決定-2027年8月に東京ビッグサイトで開催
- 24shares尾崎スクリーン、熱転写の新たな領域へ[HP Indigo 7K デジタル印刷機導入事例]
おすすめコンテンツ
尾崎スクリーン、熱転写の新たな領域へ[HP Indigo 7K デジタル印刷機導入事例]
竹田印刷、多様な個性をかたちに〜アール・ブリュット作品を世界に発信
奥村印刷、新たな価値を紙に付加〜「折り紙食器 beak」でIPA2024に入賞