シンボ、「2.5D表現」で新需要創出 〜 厚盛・レンズ機能の可能性追求
フラットベッドUVインクジェットプリンタ「JETI MIRA」導入
2018年11月22日ケーススタディ
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「次代に繋ぐ独自サービスを目指して...」--新潟県の南西部、日本海に面して位置する上越市に本社を構える(株)シンボ(新潟県上越市頸城区下吉77-5、新保敬義社長)は2017年3月、「厚盛印刷」「3Dレンズ印刷」といった特殊印刷機能を備えたハイエンドフラットベッドUVインクジェットプリンタ「JETI MIRA 2732 MG」を導入。主力であるターポリン素材への印刷・加工事業においてワンランク上のクオリティ、瞬発力を追求するとともに、新技術による「2.5D表現」の訴求で、新たな需要創出に乗り出している。
テント製造からインクジェット出力へ
シンボの創業は、日本の高度経済成長期の終焉から間もない1976年。テント製品の製作、販売、施工業者として糸魚川の地で産声をあげた同社は、その後、それに付随する産業資材の縫製加工業務で事業を拡大し、現在では、防衛省関係の縫製加工などを主力に、同分野ではパイオニア的存在としてその地位を確立している。
そんな同社がインクジェット技術に新たな可能性を見出したのが1994年。テントの素材であるターポリン(ポリエステル繊維の織物を軟質な合成樹脂フィルムでサンドしたビニール系素材)などに直接プリントする「広告サイン系」の事業に乗り出した。
しかし、当時はまさにインクジェット技術の黎明期。新保社長は「品質・生産性・コストのすべての面で非常に苦労した。ただ、この『次代の技術』への先行投資、挑戦があったからこそ自社のいまがある」と当時を振り返る。結果、この「付加価値」が多くのクライアントに受け入れられ、現在では、溶剤、UV、ラテックス、昇華転写など、インク適性ごとの多彩な方式による10台のインクジェットプリンタがその需要を支え、売上ベースでも自社の「メインエンジン」へと成長している。
同社の最大の強みは、やはり多彩なインクジェット方式による「守備範囲の広さ」と圧倒的な「生産能力」だ。さらに創業から培ってきた縫製加工技術も大きな強みで、これらによる一貫生産体制が納期対応、いわゆる「瞬発力」を生み出している。
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そんな同社がインクジェット技術に新たな可能性を見出したのが1994年。テントの素材であるターポリン(ポリエステル繊維の織物を軟質な合成樹脂フィルムでサンドしたビニール系素材)などに直接プリントする「広告サイン系」の事業に乗り出した。
しかし、当時はまさにインクジェット技術の黎明期。新保社長は「品質・生産性・コストのすべての面で非常に苦労した。ただ、この『次代の技術』への先行投資、挑戦があったからこそ自社のいまがある」と当時を振り返る。結果、この「付加価値」が多くのクライアントに受け入れられ、現在では、溶剤、UV、ラテックス、昇華転写など、インク適性ごとの多彩な方式による10台のインクジェットプリンタがその需要を支え、売上ベースでも自社の「メインエンジン」へと成長している。
同社の最大の強みは、やはり多彩なインクジェット方式による「守備範囲の広さ」と圧倒的な「生産能力」だ。さらに創業から培ってきた縫製加工技術も大きな強みで、これらによる一貫生産体制が納期対応、いわゆる「瞬発力」を生み出している。
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