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エスピーシー、高品位な仕上がりを評価〜特殊色専用機の第1号機が稼働開始

2019年4月16日ケーススタディ

 冠婚葬祭関連の印刷物を手がけるエスピーシー(株)(本社/東京都世田谷区、中田伊代子社長)は今年2月、新たな生産設備として富士ゼロックスの特殊色専用プロダクションプリンター「DocuColor 7171 P(Model-ST)」を導入した。今回、同機を採用した背景や導入後の成果などについて、中田社長とオペレーションを担当する小久保健二課長(執行部・課長/製造部・印刷製本担当課長)にうかがった。
中田社長(右)と小久保課長
 同社は昭和34年、斎藤印刷(株)として創立。創業当時は、一般印刷や伝票などを手がけていたが、その後、国内大手ホテルの開業を契機に冠婚葬祭関連の印刷に軸足を置いた事業を展開。平成元年10月には、現在の社名に変更している。

 同社の強みについて中田社長は、「小回りのきくサービスの提供」と語る。

 同社が手がける冠婚葬祭分野、とくにブライダル関連の印刷物は、突発的な変更が生じることがあるという。その一例として、あるホテルから開宴2時間前に連絡があり、席次表の名前を変更して刷り直し、納品して欲しいとの依頼があった。もちろん同社のミスではないが中田社長は、その依頼を快く引き受け、開宴までに納品したという。

 「当社の従業員には、負担を強いるが、婚礼は新郎新婦にとって最も大切なイベント。それを黒子として支えるのが当社の使命と考えている」(中田社長)

 この様に突然のアクシデントにも迅速に対応する同社の「小回りのきくサービスの提供」は、顧客から高く評価され、現在の冠婚葬祭関連に特化した事業の礎となっている。

 その同社が、「DocuColor 7171 P (Model-ST)」を導入した背景について中田社長は、「濃色の紙への印刷と金・銀印刷への対応、そしてもの作りを拡げる可能性」と説明する。

 濃色の紙は、その重厚感から宴席などで用いられるメニュー表などの印刷物として人気が高いという。しかし、そこに印刷をしても下地である紙の色に負け、内容が分かりにくくなってしまう。そのため同社では、時間と手間はかかるが、白や淡色の別の紙に印刷したものを濃色の紙に手作業で挟み込むことで対応してきた。

 また、金や銀といった特色も、冠婚葬祭関連の印刷物では頻繁に使用される。これについては、オフセット印刷、あるいは協力会社である箔押し業者に委託し、生産を行っていたが、やはり時間効率やコスト面で課題となっていた。

 これら課題を解決できる設備を模索していた同社は、約3年前に富士ゼロックスからゴールドやシルバーなどの特殊トナーを使用できるデジタル印刷機の提案を受けたが、その当時は同社がイメージするゴールドの表現との差異があったことから導入には至らなかった。さらに、その翌年には多彩なメタリックカラー表現が可能な「Iridesse Production Press」の提案を受け、小久保課長は実機を見学。その印刷品質を評価するものの、導入コストと設置スペースの問題から断念せざるを得なかった。

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中田社長(右)と小久保課長
 同社は昭和34年、斎藤印刷(株)として創立。創業当時は、一般印刷や伝票などを手がけていたが、その後、国内大手ホテルの開業を契機に冠婚葬祭関連の印刷に軸足を置いた事業を展開。平成元年10月には、現在の社名に変更している。

 同社の強みについて中田社長は、「小回りのきくサービスの提供」と語る。

 同社が手がける冠婚葬祭分野、とくにブライダル関連の印刷物は、突発的な変更が生じることがあるという。その一例として、あるホテルから開宴2時間前に連絡があり、席次表の名前を変更して刷り直し、納品して欲しいとの依頼があった。もちろん同社のミスではないが中田社長は、その依頼を快く引き受け、開宴までに納品したという。

 「当社の従業員には、負担を強いるが、婚礼は新郎新婦にとって最も大切なイベント。それを黒子として支えるのが当社の使命と考えている」(中田社長)

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 その同社が、「DocuColor 7171 P (Model-ST)」を導入した背景について中田社長は、「濃色の紙への印刷と金・銀印刷への対応、そしてもの作りを拡げる可能性」と説明する。

 濃色の紙は、その重厚感から宴席などで用いられるメニュー表などの印刷物として人気が高いという。しかし、そこに印刷をしても下地である紙の色に負け、内容が分かりにくくなってしまう。そのため同社では、時間と手間はかかるが、白や淡色の別の紙に印刷したものを濃色の紙に手作業で挟み込むことで対応してきた。

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