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サンエムカラー、今年7月にswissQprint「Oryx3」導入

UVインクジェットプリンターでレプリカ・伝統工芸品を製作〜現物に近い色再現性を評価

2019年6月7日ケーススタディ

幅広いメディア適正、色再現性の高さなどを評価して導入決定-「五感に訴える印刷が可能」

 印刷品質に妥協を許さない究極の印刷職人である松井会長が「美術作品や伝統工芸品のレプリカを再現するのに最適である」と判断し、今年7月の導入を決定したプリンター。それがswissQprint社のワイドフォーマットUVインクジェットプリンター「Oryx3」だ。

 同社ではこれまで、オフセット印刷機と水性インクジェットプリンターにより、小ロットの書画のレプリカや伝統工芸品などの製作を手掛けてきたが、今回、オフセット印刷機や水性インクジェットプリンターでは対応できないメディアへの出力、またオンデマンド生産による在庫レスなどを目的に、約1年間の比較検討を経て「Oryx3」の導入を決めたという。

 松井会長は機種選択のポイントについて「各社のスペック表を作成して比較検討したが、生産性などは僅差であった。しかし明度、彩度の良さや現物との色の近似性、めりはりや色合いなど、最もRGBに近い色を出すことができ、他メーカーのプリンターでは出せない色を出せたのがswissQprint社のプリンターであった」と説明しており、その色再現性の高さは"究極の印刷職人"を満足させていることからも間違いないと言えそうだ。また、同社では2×4mを1,000dpi以上(数十億画素)で撮れるデジタルアーカイブ用大型スキャナー所持しているが、UVプリンター事業部のスタッフは「Oryx3の導入により、高解像度の入力データを実際に紙などのメディアに出力できる最高の入出力機がコンビで揃うことになる」と話しており、Oryx3の導入は同社のデジタルアーカイブ事業における大きな転換期ともなりそうだ。

UVプリンター事業部のスタッフと一緒に松井会長(中央)

 また、「Oryx3」はインクジェット用の和紙ではなく、"人間国宝"が 漉いた手漉き和紙など様々なメディアへの出力が可能となっている。UVプリンター事業部のスタッフは「UVであるため色も沈まず、浮世絵などの作品も細かな色合いまで見事に再現することができる。また、凹凸の厚盛り部分も白インク以外のインクでも厚盛りできるため、断面までインクを乗せることができる。また現在、テストプリントした美術絵画の出力サンプルを紫外線に照射して実験しているのだが、絵画が劣化することもない。ブランドは信用第一であるため、耐久性は非常に重要」と様々なメリットについて説明する。

 また、松井会長は「swissQprint社のプリンターは、五感に訴える印刷が可能」とも表現しており、今年7月の導入を心待ちにしている様子だ。

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UVインクジェットプリンターでレプリカ・伝統工芸品を製作〜現物に近い色再現性を評価

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幅広いメディア適正、色再現性の高さなどを評価して導入決定-「五感に訴える印刷が可能」

 印刷品質に妥協を許さない究極の印刷職人である松井会長が「美術作品や伝統工芸品のレプリカを再現するのに最適である」と判断し、今年7月の導入を決定したプリンター。それがswissQprint社のワイドフォーマットUVインクジェットプリンター「Oryx3」だ。

 同社ではこれまで、オフセット印刷機と水性インクジェットプリンターにより、小ロットの書画のレプリカや伝統工芸品などの製作を手掛けてきたが、今回、オフセット印刷機や水性インクジェットプリンターでは対応できないメディアへの出力、またオンデマンド生産による在庫レスなどを目的に、約1年間の比較検討を経て「Oryx3」の導入を決めたという。

 松井会長は機種選択のポイントについて「各社のスペック表を作成して比較検討したが、生産性などは僅差であった。しかし明度、彩度の良さや現物との色の近似性、めりはりや色合いなど、最もRGBに近い色を出すことができ、他メーカーのプリンターでは出せない色を出せたのがswissQprint社のプリンターであった」と説明しており、その色再現性の高さは"究極の印刷職人"を満足させていることからも間違いないと言えそうだ。また、同社では2×4mを1,000dpi以上(数十億画素)で撮れるデジタルアーカイブ用大型スキャナー所持しているが、UVプリンター事業部のスタッフは「Oryx3の導入により、高解像度の入力データを実際に紙などのメディアに出力できる最高の入出力機がコンビで揃うことになる」と話しており、Oryx3の導入は同社のデジタルアーカイブ事業における大きな転換期ともなりそうだ。

UVプリンター事業部のスタッフと一緒に松井会長(中央)

 また、「Oryx3」はインクジェット用の和紙ではなく、"人間国宝"が 漉いた手漉き和紙など様々なメディアへの出力が可能となっている。UVプリンター事業部のスタッフは「UVであるため色も沈まず、浮世絵などの作品も細かな色合いまで見事に再現することができる。また、凹凸の厚盛り部分も白インク以外のインクでも厚盛りできるため、断面までインクを乗せることができる。また現在、テストプリントした美術絵画の出力サンプルを紫外線に照射して実験しているのだが、絵画が劣化することもない。ブランドは信用第一であるため、耐久性は非常に重要」と様々なメリットについて説明する。

 また、松井会長は「swissQprint社のプリンターは、五感に訴える印刷が可能」とも表現しており、今年7月の導入を心待ちにしている様子だ。

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