キーワードで検索

ハイデルベルグ社、クリスマスを盛り上げるハイデルベルグのファイアファミリー

2019年12月25日ケーススタディ

 今年もクリスマスを盛り上げるために、プライベートやビジネスシーンでパーソナライズされたクリスマスカードが贈られている。革新的なアプリケーションを備え、多様な要望に応えることができる印刷会社にとってクリスマスは、さらなる注文獲得の絶好の機会となっている。プライムファイア106、バーサファイア、そしてガルス ラベルファイア(日本国内はDKSHジャパン(株)が販売)を含むハイデルベルグ社(ドイツ)のデジタル印刷システムは、その創造性と品質で制作者の狙い通りのパーソナライズした印刷物の生産を可能にしている。

ドアからドアへ-24日間楽しめるパーソナライズアドベントカレンダー

   カラードルック・バイヤースブロン社では、2005年からスピードマスターでアドベントカレンダーを生産していた。ヨーロッパ全土で事業展開するこのサービスプロバイダーは、2009年に「パッケージングサービス」という新たなビジネス部門を設立し、カレンダーにお菓子などを詰めて発送するサービスを開始。そしてカラードルック・バイヤースブロン社は3年前から「パッケージングデジタル」というビジネス分野を立ち上げ、オンラインショップ「Design your Packaging」を介して、革新的なパッケージの制作をロット数「1」から受けている。

 「2018年から、私たちのお客様はWeb-to-Packショップでカスタマイズされたアドベントカレンダーを発注できるようになった。個人のお客様だけではなく法人のお客様も、心のこもったパーソナライズしたメッセージを送ることができる。私たちは、お客様の創造性とポジティブなフィードバックにとても驚いている」と、カラードルック・バイヤースブロン社の取締役トーマス・プフェファレ氏は説明する。
Web to Pack ショップでカスタマイズされたアドベントカレンダーを注文できる
 今年の生産は、昨年の2倍になり、カラードルック・バイヤースブロン社は、とくにBtoB領域において新たな顧客グループを獲得することができたという。

 印刷は、350g/平米の用紙を使い、プライムファイア106で行った。「B1フォーマットであること、色の高い一貫性と再現性、明度、そして素材の対応力を高く評価している」と、パッケージングデジタル部門を率いるトム・シュトレーフケルク氏は述べている。B1フォーマットが可能なことで、カラードルック・バイヤースブロン社は、以前はオフセット印刷のみに使用していたポストプレスのダイカッティングツールをデジタル印刷でも使用できるようになった。

 デジタル印刷に加え、同社は高度に自動化された最新世代のスピードマスター4台で高級パッケージを印刷している。「私たちとハイデルベルグの関係は、パートナシップと建設的な意見交換によって成り立っている。私たちはハイデルベルグとともに、オフセットとデジタル印刷という、お互いに影響を与え合う関係を未来のための現実的なポテンシャルに変えてきた」と、トーマス・プフェファレ氏は説明する。

 カラードルック・バイヤースブロン社は、オフセットとデジタル印刷の統合による柔軟性を獲得し、あらゆるロットおいて効率のよい印刷を実現できるようになった。

新着トピックス

リンクス、スキルレスで人材確保、育成期間短縮[JetPress750S導入事例]

2025年6月27日ケーススタディ

 「アイデア什器」の(株)リンクス(本社/岐阜県関市倉知2639-1、吉田哲也社長)は昨年11月、富士フイルムの枚葉インクジェットデジタルプレス「JetPress750S」(厚紙仕様)...全文を読む

accuriopress_c14010s_20250529_tn.jpg

コニカミノルタジャパン、AccurioDays2025で新たなフラッグシップモデルを公開

2025年6月4日製品・テクノロジー

 コニカミノルタジャパン(株)は、デジタルカラー印刷システムの最上位機種「AccurioPress(アキュリオプレス) C14010シリーズ」の発売を記念して4月23・24日の2日間、...全文を読む

最新ニュース

dp_epson_ep_101_20250807_tn.jpg

エプソン、世界最少の小型軽量デジタルプリンター「EP-101」が「機械遺産」に選定

2025年8月7日

 セイコーエプソン(株)がエプソンミュージアム諏訪(長野県諏訪市)に所蔵している、1968年より発売した世界最小(同社調べ(当時))の小型軽量デジタルプリンター「EP-101」が、(一...全文を読む

dp_ricoh_pro_d1600_20250801_tn.jpg

リコー、広幅対応DTFプリンター「RICOH Pro D1600」を松井色素化学工業所に供給開始

2025年8月7日

 (株)リコー(大山晃社長)は、産業用テキスタイル印刷市場向けに、高生産性を実現する広幅対応Direct To Film(DTF)プリンター「RICOH Pro D1600」について、...全文を読む

dp_orobe_20250729_tn.jpg

コニカミノルタ、反応染料用インライン前処理インク「O'ROBE」の提供開始

2025年7月29日

 コニカミノルタ(株)(本社/東京都千代田区、大幸利充社長、以下、コニカミノルタ)は、インクジェットテキスタイルプリンター「Nassenger(ナッセンジャー)」シリーズ用インクとして...全文を読む

ハイデルベルグ社、クリスマスを盛り上げるハイデルベルグのファイアファミリー

2019年12月25日ケーススタディ

  • twitter
  • facebook
  • line

 今年もクリスマスを盛り上げるために、プライベートやビジネスシーンでパーソナライズされたクリスマスカードが贈られている。革新的なアプリケーションを備え、多様な要望に応えることができる印刷会社にとってクリスマスは、さらなる注文獲得の絶好の機会となっている。プライムファイア106、バーサファイア、そしてガルス ラベルファイア(日本国内はDKSHジャパン(株)が販売)を含むハイデルベルグ社(ドイツ)のデジタル印刷システムは、その創造性と品質で制作者の狙い通りのパーソナライズした印刷物の生産を可能にしている。

ドアからドアへ-24日間楽しめるパーソナライズアドベントカレンダー

   カラードルック・バイヤースブロン社では、2005年からスピードマスターでアドベントカレンダーを生産していた。ヨーロッパ全土で事業展開するこのサービスプロバイダーは、2009年に「パッケージングサービス」という新たなビジネス部門を設立し、カレンダーにお菓子などを詰めて発送するサービスを開始。そしてカラードルック・バイヤースブロン社は3年前から「パッケージングデジタル」というビジネス分野を立ち上げ、オンラインショップ「Design your Packaging」を介して、革新的なパッケージの制作をロット数「1」から受けている。

 「2018年から、私たちのお客様はWeb-to-Packショップでカスタマイズされたアドベントカレンダーを発注できるようになった。個人のお客様だけではなく法人のお客様も、心のこもったパーソナライズしたメッセージを送ることができる。私たちは、お客様の創造性とポジティブなフィードバックにとても驚いている」と、カラードルック・バイヤースブロン社の取締役トーマス・プフェファレ氏は説明する。
Web to Pack ショップでカスタマイズされたアドベントカレンダーを注文できる
 今年の生産は、昨年の2倍になり、カラードルック・バイヤースブロン社は、とくにBtoB領域において新たな顧客グループを獲得することができたという。

 印刷は、350g/平米の用紙を使い、プライムファイア106で行った。「B1フォーマットであること、色の高い一貫性と再現性、明度、そして素材の対応力を高く評価している」と、パッケージングデジタル部門を率いるトム・シュトレーフケルク氏は述べている。B1フォーマットが可能なことで、カラードルック・バイヤースブロン社は、以前はオフセット印刷のみに使用していたポストプレスのダイカッティングツールをデジタル印刷でも使用できるようになった。

 デジタル印刷に加え、同社は高度に自動化された最新世代のスピードマスター4台で高級パッケージを印刷している。「私たちとハイデルベルグの関係は、パートナシップと建設的な意見交換によって成り立っている。私たちはハイデルベルグとともに、オフセットとデジタル印刷という、お互いに影響を与え合う関係を未来のための現実的なポテンシャルに変えてきた」と、トーマス・プフェファレ氏は説明する。

 カラードルック・バイヤースブロン社は、オフセットとデジタル印刷の統合による柔軟性を獲得し、あらゆるロットおいて効率のよい印刷を実現できるようになった。

新着トピックス

新着ニュース

PAGE TOP