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ダックエンジニアリング、検査機を活用したDX提案〜ビジネスモデルや組織の変革が可能

2021年11月18日ケーススタディ


HSF2021でバリアブル検査装置を実演


 印刷不良を出さないことにより「利益」を確保するという同社の「攻め」の提案は、厳しい経営環境であるコロナ禍においてもユーザーの関心を集めている。同社は10月にホリゾン本社・びわこ工場内で開催された「Horizon Smart Factory 2021」にパートナー企業として出展したが、多くの来場者が検査装置をインライン搭載したシステムに注目した。

 同社は今回、ホリゾンの無線綴じ製本システムに連動されたシートカット装置「SmartStacker」にバリアブル検査装置を搭載して実演。RIP済みPDFと比較することで、シートカット後の全可変データを連続検査し、良品のみを選別して製造することが可能になるというものだ。デジタルプリンターではなく、シートカット装置に組み込むことにより、印刷不良だけではなく、丁合不良など製本工程での検査も可能になるというメリットがあるという。

シートカット装置「SmartStacker」に搭載されたバリアブル検査装置

 「デジタル印刷機のラインに検査機を搭載するという市場も確実に増えている。会期中の毎日のデモンストレーションだけでなく、オンラインデモも多数の方が視聴していただくなど、大きな出展メリットがあった」(氷上社長)

多くの来場者の注目を集めた

 1枚の印刷不良も許されないという時代である。今後、デジタル印刷の生産ラインへのDAC検査装置の導入も加速していくに違いない。


意識のないところに変革はない


 目視による検査作業では、集中力と大きなストレスをともなう。さらに単純なルーティンワークのため、とくに若い世代では検査作業を嫌がる傾向が多いのが現状だ。そんな中、DAC検査装置の導入により、オペレーターの作業負荷軽減による現場改善だけではなく、社風の改革にもつながり、事業領域拡大というビジネスモデルの変革を実現した印刷会社の事例を紹介する。

 その印刷会社は、とくに品質に厳しいと言われる印刷物を扱っている企業。ミスは許されない印刷物であるため、オペレーターの検品作業のストレスが相当であることは容易に想像できる。

 「オペレーターの負担が軽減されたことはもちろん、DAC検査機の導入により、社員の品質への意識が高まったという。これにより、それまでのコスト第一から品質第一へと社員の意識が変わり、品質第一という社風が定着。それが新たな事業領域の拡大につながったというお客様のご意見を伺いました」(氷上社長)

 まさにDACが提唱する、検査機の導入が現場の改革だけでなく、組織変革につながった代表的な事例だ。氷上社長は「意識のないところに変革はない」と、スマートファクトリーの実現には、設備の導入だけでなく、これにより意識を変革していくことが重要なファクターになることを指摘している。

 「検査機でお客様に未来の印刷業界の夢を思い描いて頂くのが当社の使命と捉え、日々ご提案しております」と氷上社長。印刷業界の利益創出に貢献するDACの今後に期待したい。

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HSF2021でバリアブル検査装置を実演


 印刷不良を出さないことにより「利益」を確保するという同社の「攻め」の提案は、厳しい経営環境であるコロナ禍においてもユーザーの関心を集めている。同社は10月にホリゾン本社・びわこ工場内で開催された「Horizon Smart Factory 2021」にパートナー企業として出展したが、多くの来場者が検査装置をインライン搭載したシステムに注目した。

 同社は今回、ホリゾンの無線綴じ製本システムに連動されたシートカット装置「SmartStacker」にバリアブル検査装置を搭載して実演。RIP済みPDFと比較することで、シートカット後の全可変データを連続検査し、良品のみを選別して製造することが可能になるというものだ。デジタルプリンターではなく、シートカット装置に組み込むことにより、印刷不良だけではなく、丁合不良など製本工程での検査も可能になるというメリットがあるという。

シートカット装置「SmartStacker」に搭載されたバリアブル検査装置

 「デジタル印刷機のラインに検査機を搭載するという市場も確実に増えている。会期中の毎日のデモンストレーションだけでなく、オンラインデモも多数の方が視聴していただくなど、大きな出展メリットがあった」(氷上社長)

多くの来場者の注目を集めた

 1枚の印刷不良も許されないという時代である。今後、デジタル印刷の生産ラインへのDAC検査装置の導入も加速していくに違いない。


意識のないところに変革はない


 目視による検査作業では、集中力と大きなストレスをともなう。さらに単純なルーティンワークのため、とくに若い世代では検査作業を嫌がる傾向が多いのが現状だ。そんな中、DAC検査装置の導入により、オペレーターの作業負荷軽減による現場改善だけではなく、社風の改革にもつながり、事業領域拡大というビジネスモデルの変革を実現した印刷会社の事例を紹介する。

 その印刷会社は、とくに品質に厳しいと言われる印刷物を扱っている企業。ミスは許されない印刷物であるため、オペレーターの検品作業のストレスが相当であることは容易に想像できる。

 「オペレーターの負担が軽減されたことはもちろん、DAC検査機の導入により、社員の品質への意識が高まったという。これにより、それまでのコスト第一から品質第一へと社員の意識が変わり、品質第一という社風が定着。それが新たな事業領域の拡大につながったというお客様のご意見を伺いました」(氷上社長)

 まさにDACが提唱する、検査機の導入が現場の改革だけでなく、組織変革につながった代表的な事例だ。氷上社長は「意識のないところに変革はない」と、スマートファクトリーの実現には、設備の導入だけでなく、これにより意識を変革していくことが重要なファクターになることを指摘している。

 「検査機でお客様に未来の印刷業界の夢を思い描いて頂くのが当社の使命と捉え、日々ご提案しております」と氷上社長。印刷業界の利益創出に貢献するDACの今後に期待したい。

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