swissQprint Japan、フラットベッド第4世代が日本上陸
改良を重ねた「集大成」〜品質、生産性が向上するなど進化
3月下旬〜4月下旬までオープンハウス
2022年3月25日製品・テクノロジー
ワイドフォーマットプリンタメーカーのswissQprint(スイス)が昨秋の「FESPA2021」で発表したフラットベッド第4世代が満を持して日本に上陸した。3月初旬にswissQprint Japan(株)(本社/横浜市港北区新横浜3-2-6、大野透社長)の本社ショールームに設置された。第4世代は新たなプリントヘッド採用による高解像度の実現、ワンタッチバキュームなど、日進月歩で細かな改良を重ねてきた、いわば「集大成」となり、これらの新機能により、出力品質と生産性を高めている。swissQprint Japanは3月下旬〜4月下旬、本社ショールームでオープンハウスを開催し、このハイパフォーマンスな第4世代を公開する。

ヨーロッパでは、当該カテゴリーで7年連続販売台数トップ
「2022年はswissQprintにとって節目の年になる」(大野社長)。2007年に設立したswissQprintは今年で創業15周年。日本法人のswissQprint Japanも設立5周年となる。わずか5名のエンジニアでスタートしたswissQprintの従業員は、今や海外子会社も含めると200名近くの陣容になった。販売も好調で、設立翌年の2008年の販売台数はわずか10台であったが、今年、2022年の販売台数は200台を超える見込み。世界の累計販売台数は1,500台を大きくを超えた。UV印刷ブームなどの市場の成長も後押しし、まさに右肩上がりの成長を遂げている。
swissQprintの製品は2021年で7年連続、UVフラットベッド/ハイブリッドプリンタの当該カテゴリーでヨーロッパにおける販売数ランキングでトップを獲得している。多くのユーザーから選ばれるポイントについて大野社長は、「耐久性の良さが大きく評価されている」と話す。耐用年数が長いことにより、収益アップにもつながってくるからである。
また、近年はアメリカでも販売実績が伸びてきているようで、大野社長は「日本、アジアも負けてはいられない。これに続いていきたい」と競争心を燃やしながらも、販売だけでなく、手厚いサポートを続け、ユーザーと良好な関係を構築していく姿勢を示す。
「我々の製品を購入していただくということは、長年にわたりお付き合いしていくことになる。このため、swissQprintのことをよく知って頂き、お互いの関係を構築し、ユーザーのお役に立っていきたい」(大野社長)
日本においては、メンテナンス担当の社員が受け持つユーザー数をヨーロッパと比べると、かなり少なくなる。このため、1社1社をより丁寧に見ることができるようになり、「より手厚いサポートが可能になる」(大野社長)。もちろん、ヨーロッパでは手が回らず、きちんとサポートが行えていないという意味ではない。
また、部品交換が必要な場合も、swissQprint Japanでは、常にストックを在庫しているため、スイス本社から部品が届くのを待つという心配もない。
このあたりの安心感もあるのだろう。コロナ禍においても、「昨年秋頃から、日本においても案件、設置台数が増えている」と大野社長は話している。
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ヨーロッパでは、当該カテゴリーで7年連続販売台数トップ
「2022年はswissQprintにとって節目の年になる」(大野社長)。2007年に設立したswissQprintは今年で創業15周年。日本法人のswissQprint Japanも設立5周年となる。わずか5名のエンジニアでスタートしたswissQprintの従業員は、今や海外子会社も含めると200名近くの陣容になった。販売も好調で、設立翌年の2008年の販売台数はわずか10台であったが、今年、2022年の販売台数は200台を超える見込み。世界の累計販売台数は1,500台を大きくを超えた。UV印刷ブームなどの市場の成長も後押しし、まさに右肩上がりの成長を遂げている。
swissQprintの製品は2021年で7年連続、UVフラットベッド/ハイブリッドプリンタの当該カテゴリーでヨーロッパにおける販売数ランキングでトップを獲得している。多くのユーザーから選ばれるポイントについて大野社長は、「耐久性の良さが大きく評価されている」と話す。耐用年数が長いことにより、収益アップにもつながってくるからである。
また、近年はアメリカでも販売実績が伸びてきているようで、大野社長は「日本、アジアも負けてはいられない。これに続いていきたい」と競争心を燃やしながらも、販売だけでなく、手厚いサポートを続け、ユーザーと良好な関係を構築していく姿勢を示す。
「我々の製品を購入していただくということは、長年にわたりお付き合いしていくことになる。このため、swissQprintのことをよく知って頂き、お互いの関係を構築し、ユーザーのお役に立っていきたい」(大野社長)
日本においては、メンテナンス担当の社員が受け持つユーザー数をヨーロッパと比べると、かなり少なくなる。このため、1社1社をより丁寧に見ることができるようになり、「より手厚いサポートが可能になる」(大野社長)。もちろん、ヨーロッパでは手が回らず、きちんとサポートが行えていないという意味ではない。
また、部品交換が必要な場合も、swissQprint Japanでは、常にストックを在庫しているため、スイス本社から部品が届くのを待つという心配もない。
このあたりの安心感もあるのだろう。コロナ禍においても、「昨年秋頃から、日本においても案件、設置台数が増えている」と大野社長は話している。
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