キーワードで検索

  • トップ>
  • ニュース>
  • ホリゾン、第31回ラインアップシステム展 10月11日-13日 マ...

ホリゾン、第31回ラインアップシステム展 10月11日-13日 マイドームおおさか

2018年10月10日ニュース

 ホリゾングループは10月11日から13日までの3日間、マイドームおおさか1階展示場において「第31回ホリゾンラインアップシステム展」を開催する。

 今回の見どころの1つは、小ロット生産やバリアブル生産に対応したデジタル印刷向け製本システム「Smart Binding System」。実演は、AFV-566F+TV-564F+BBS-40+EL-480+BBF-480+BQ-480/HT-30Cのシステムで紹介する。

デジタル印刷向け製本システム「Smart Binding System」

 小ロット・連続生産に長けた「Smart Binding System」は、ロール紙対応で仕上がりサイズに合わせた効率的な面付けを可能とする中小ロット向けの製本システム。ロール紙からスタートし、紙折機AFV-566DF Digitalでページの端数処理を実現するダイナミックフォールドを行い、BBS-40で折丁に仮糊付けを行いブックブロックにする。その後、今回の新商品である本身給冊装置BBF-480から製本機BQ-480へと自動投入され、製本、三方断裁までの流れを可能とする。同社では「製本機への自動投入など、効率化をさらに推し進めた今回の機器構成は、今後の製本市場に向けての可能性を十分に感じることのできる内容となっている」としており、同システムの実演は見逃せないものとなりそうだ。

 また、もう1つの見どころとなるのがデジタル印刷向け中綴じ製本システム「Smart StitchingSystem」である。実演は、TECNAU製シートカット装置+AS-30S+HIF-6000F+VAC-80S+SPF-30S+HTS-30Sのシステムで紹介する。

デジタル印刷向け中綴じ製本システム「Smart StitchingSystem」

 「Smart Stitching System」は、ロール紙対応でページ数や内容が毎回異なるバリアブル製本に対応した中小ロット向けの中綴じ製本システムである。ロール紙からスタートし、AS-30Sで前処理機から高速供給される用紙を集積して、次工程の鞍掛け中綴機に同期させ、タイミングよく用紙を送りStitchLiner6000Digitalで送られてきた用紙を筋入れ、折り、鞍掛け中綴じし、三方断裁で仕上げる。時間6,000冊(冊子の条件による)の処理速度を実現し、上流であるロール紙の巻き出しスピードを落とさずに効率的な生産が可能だ。

 今回の注目製品は次のとおり。

【StitchLiner MarkIII(ペラ丁合鞍掛け中綴製本システム)】
 多品種少量生産に対応するため、機械の調整を全自動化することでセット替えの時間を極限まで短縮。用紙搬送、筋入れ折り、針金長さの調整、冊子折り、断裁前の位置調整など、すべてにおいて精度、品質、効率が向上している。

 A4S綴じ冊子は最高6,000冊/時間、A4E綴じ冊子は最高5,300冊/時間で処理することが可能(製本速度は紙質や紙の厚さによって異なる)。

【VAC-L600H(自動丁合機 エアーロータ給紙タイプ)】
 ワイドな給紙棚を採用し、最大用紙サイズが大幅アップ。A4横本(E綴じ)の中綴じ製本が可能。幅350×長さ610mmまでの用紙の給紙を可能にしている。中綴じ製本システム「StitchLiner MarkIII、SPF-200L」と接続することで、A4横本(E綴じ)の中綴じ製本が可能。

【PJ-200(除電式紙揃機)】
 イオンとエアーで素早い除電・理想の紙揃えを実現する。静電気によるトラブルを正負イオンが低減する。

 サイズや厚さが異なる用紙を振動させ、美しくスピーディーに揃えることができる。正イオン・負イオンを含んだエアーにより、デジタルプリンターからの出力用紙や丁合などの後加工前の紙束を除電しながら素早くさばき、2枚差しや搬送トラブルを低減する。

【SmartSlitter(シートカット&クリーサ)】
 シートカットと同時に筋入れ・ミシン加工までワンパスで行うことが可能で、デジタル印刷の後処理に適している。

 新設計の高解像度のカラータッチパネルからの入力により、機械に不慣れなオペレーターでも簡単に操作できる。

【その他の出展機種】

▽Bind Zone
 新登場の4クランプ無線綴じ製本機BQ-480など、バリアブル製本、小ロット生産に適した製本機や断裁機のデモンストレーションを行う。

▽Stitch Zone
 StitchLiner6000 Digitalでは、オフセット印刷とデジタル印刷の両方の後加工中綴じ製本までの流れを、StitchLiner MarkIIIでは、丁合から中綴じ製本までの流れをデモンストレーションを通して提案する。

▽Fold Zone
 能書折から四六判半裁、菊判全判クラスの多品種の折に対応可能なオートセッティング機による折加工を紹介する。

▽Slit/Crease/Die-cut Zone
 シートカット装置SmartSlitterやロータリーダイカットシステムRD-4055など、デジタル印刷物の後処理に最適な装置をラインアップしてデモンストレーションを行う。

▽On Demand Zone
 デジタル印刷出力後の小ロット、多品種生産に最適なラインアップを体感できる。

【開催概要】
▽名称=第31回 ホリゾン ラインアップシステム展
▽会期=10月11日(木)〜13日(土)午前9時30分〜午後5時(最終日は午後4時まで)
▽会場=マイドームおおさか(大阪市中央区本町橋2-5)

最新ニュース

dp_hp_20240327_tn.jpg

日本HP、4月16日「HP Indigo デジタル印刷機 新製品発表オンラインセミナー」開催

2024年3月27日

 (株)日本HPは4月16日、「HP Indigo デジタル印刷機 新製品発表オンラインセミナー」を開催する。    同社では、2024年5月28日からドイツ デュッセルドルフで開催さ...全文を読む

dp_km_drupa2024_20240325_tn.jpg

コニカミノルタ、drupa2024でB2サイズの新機種「AccurioJet 60000」公開

2024年3月26日

 コニカミノルタ(株)(本社/東京都千代田区、大幸利充社長)は、5月28日から6月7日まで、ドイツ・デュッセルドルフで開催される世界最大規模の印刷・メディア産業展「drupa2024」...全文を読む

jet-press-fp790_release_dp_tn.jpg

富士フイルム、軟包装印刷向け水性インクジェットデジタルプレス「Jet Press FP790」発売

2024年3月26日

 富士フイルム(株)(後藤禎一社長・CEO)は、インクジェットデジタルプレス「Jet Press」シリーズの新ラインアップとして、軟包装印刷市場を対象とした水性インクジェットプレス「J...全文を読む

富士フイルム、ワイドフォーマットIJ向け「AQUAFUZE技術」を開発

2024年3月26日

 富士フイルム(株)(後藤禎一社長・CEO)は、ワイドフォーマットインクジェットプリンター向けに、水性顔料インクジェットインク中に光硬化性樹脂を安定的に分散させる独自技術「AQUAFU...全文を読む

kodak_drupa-2024-booth_dp_tn.jpg

コダック、drupa2024でインクジェットとオフセットのソリューション展開

2024年3月25日

 コダック社は、5月28日から開催される「drupa2024」に出展し、印刷会社の生産性と収益性向上を支援するために設計されたデジタルテクノロジーと従来の印刷ソリューションを展示する(...全文を読む

新着トピックス

dp_showado_posta_tn.jpg

昭和堂、小児患者と家族に希望を-子どもの絵画をデジタル印刷で作品化

2024年4月1日企業・経営

 (株)昭和堂(本社/長崎県諫早市、永江正澄社長)が、闘病中の子どもたちを支援するボランティア組織「久留米大学チルドレンズアート」の活動を支援するために制作した「闘病中の子どもたちへの...全文を読む

osakainsatsu_hp_indigo_24_dp_tn.jpg

大阪印刷、6台のIndigoで急成長する同人誌印刷ビジネス〜選ばれる「デジオフ品質」

2024年2月21日ケーススタディ

 同人誌印刷ビジネスで急成長を遂げる大阪印刷(株)(大阪市西淀川区御幣島5-5-23、根田貴裕社長)。昨年11月に延床面積で旧社屋の3倍相当となる新社屋に移転し、この工場では6台の「H...全文を読む

dp_sunm_trophy_tn.jpg

サンエムカラー、8K印刷をJet Press 750Sで再現

2024年2月14日企業・経営

 豊富に蓄積した印刷技術を組み合わせながら夢と感動をクライアント、さらにはエンドユーザーに伝える「芸術の工業化」に取り組んでいる(株)サンエムカラー(本社/京都府京都市)は、2023年...全文を読む

ホリゾン、第31回ラインアップシステム展 10月11日-13日 マイドームおおさか

2018年10月10日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 ホリゾングループは10月11日から13日までの3日間、マイドームおおさか1階展示場において「第31回ホリゾンラインアップシステム展」を開催する。

 今回の見どころの1つは、小ロット生産やバリアブル生産に対応したデジタル印刷向け製本システム「Smart Binding System」。実演は、AFV-566F+TV-564F+BBS-40+EL-480+BBF-480+BQ-480/HT-30Cのシステムで紹介する。

デジタル印刷向け製本システム「Smart Binding System」

 小ロット・連続生産に長けた「Smart Binding System」は、ロール紙対応で仕上がりサイズに合わせた効率的な面付けを可能とする中小ロット向けの製本システム。ロール紙からスタートし、紙折機AFV-566DF Digitalでページの端数処理を実現するダイナミックフォールドを行い、BBS-40で折丁に仮糊付けを行いブックブロックにする。その後、今回の新商品である本身給冊装置BBF-480から製本機BQ-480へと自動投入され、製本、三方断裁までの流れを可能とする。同社では「製本機への自動投入など、効率化をさらに推し進めた今回の機器構成は、今後の製本市場に向けての可能性を十分に感じることのできる内容となっている」としており、同システムの実演は見逃せないものとなりそうだ。

 また、もう1つの見どころとなるのがデジタル印刷向け中綴じ製本システム「Smart StitchingSystem」である。実演は、TECNAU製シートカット装置+AS-30S+HIF-6000F+VAC-80S+SPF-30S+HTS-30Sのシステムで紹介する。

デジタル印刷向け中綴じ製本システム「Smart StitchingSystem」

 「Smart Stitching System」は、ロール紙対応でページ数や内容が毎回異なるバリアブル製本に対応した中小ロット向けの中綴じ製本システムである。ロール紙からスタートし、AS-30Sで前処理機から高速供給される用紙を集積して、次工程の鞍掛け中綴機に同期させ、タイミングよく用紙を送りStitchLiner6000Digitalで送られてきた用紙を筋入れ、折り、鞍掛け中綴じし、三方断裁で仕上げる。時間6,000冊(冊子の条件による)の処理速度を実現し、上流であるロール紙の巻き出しスピードを落とさずに効率的な生産が可能だ。

 今回の注目製品は次のとおり。

【StitchLiner MarkIII(ペラ丁合鞍掛け中綴製本システム)】
 多品種少量生産に対応するため、機械の調整を全自動化することでセット替えの時間を極限まで短縮。用紙搬送、筋入れ折り、針金長さの調整、冊子折り、断裁前の位置調整など、すべてにおいて精度、品質、効率が向上している。

 A4S綴じ冊子は最高6,000冊/時間、A4E綴じ冊子は最高5,300冊/時間で処理することが可能(製本速度は紙質や紙の厚さによって異なる)。

【VAC-L600H(自動丁合機 エアーロータ給紙タイプ)】
 ワイドな給紙棚を採用し、最大用紙サイズが大幅アップ。A4横本(E綴じ)の中綴じ製本が可能。幅350×長さ610mmまでの用紙の給紙を可能にしている。中綴じ製本システム「StitchLiner MarkIII、SPF-200L」と接続することで、A4横本(E綴じ)の中綴じ製本が可能。

【PJ-200(除電式紙揃機)】
 イオンとエアーで素早い除電・理想の紙揃えを実現する。静電気によるトラブルを正負イオンが低減する。

 サイズや厚さが異なる用紙を振動させ、美しくスピーディーに揃えることができる。正イオン・負イオンを含んだエアーにより、デジタルプリンターからの出力用紙や丁合などの後加工前の紙束を除電しながら素早くさばき、2枚差しや搬送トラブルを低減する。

【SmartSlitter(シートカット&クリーサ)】
 シートカットと同時に筋入れ・ミシン加工までワンパスで行うことが可能で、デジタル印刷の後処理に適している。

 新設計の高解像度のカラータッチパネルからの入力により、機械に不慣れなオペレーターでも簡単に操作できる。

【その他の出展機種】

▽Bind Zone
 新登場の4クランプ無線綴じ製本機BQ-480など、バリアブル製本、小ロット生産に適した製本機や断裁機のデモンストレーションを行う。

▽Stitch Zone
 StitchLiner6000 Digitalでは、オフセット印刷とデジタル印刷の両方の後加工中綴じ製本までの流れを、StitchLiner MarkIIIでは、丁合から中綴じ製本までの流れをデモンストレーションを通して提案する。

▽Fold Zone
 能書折から四六判半裁、菊判全判クラスの多品種の折に対応可能なオートセッティング機による折加工を紹介する。

▽Slit/Crease/Die-cut Zone
 シートカット装置SmartSlitterやロータリーダイカットシステムRD-4055など、デジタル印刷物の後処理に最適な装置をラインアップしてデモンストレーションを行う。

▽On Demand Zone
 デジタル印刷出力後の小ロット、多品種生産に最適なラインアップを体感できる。

【開催概要】
▽名称=第31回 ホリゾン ラインアップシステム展
▽会期=10月11日(木)〜13日(土)午前9時30分〜午後5時(最終日は午後4時まで)
▽会場=マイドームおおさか(大阪市中央区本町橋2-5)

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP