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富士ゼロックス、顧客とともに変革に挑戦する「Future Edge」

印刷の未来を具現化〜最新設備で新ビジネスの検証が可能

2020年1月21日企業・経営

 富士ゼロックス(株)(本社/東京都港区、玉井光一社長)が2018年5月、神奈川県海老名市の同社・海老名事業所内に開設した「Future Edge(フューチャー・エッジ)」は、グラフィックコミュニケーションの変革に顧客とともに取り組むオープンイノベーション拠点だ。印刷業務における生産性向上や働き方改革の実証にも取り組み、国内外の同社拠点と連携するハブ&スポーク体制のハブとして、グローバルな視点でグラフィックコミュニケーションビジネスの未来を切り拓く最前線の拠点を目指している。
Future Edge

従来型ショウルームとは異なる開設コンセプト

 印刷コミュニケーションビジネスは、時代とともに変化している。その変化は制作部門だけでなく、上流のコンテンツにおいてもプロフェッショナルが扱うもの以外にSNSなど、個人が取り扱うコンテンツまでもが現在の印刷ビジネスの対象となっている。その激変する市場環境において、印刷ビジネスの付加価値をさらに高めていくには、生産のSmart化(印刷生産プロセスの見える化や自動化・統合化)だけでなく、Diversityへの対応(多様性に富んだ人々や社会に適応した、コンテンツの生成および活用する場へのデリバリー)と、IoT化社会においてより一層重要となる情報セキュリティへの担保が必須となる。
 
 同社は、そうした上流工程のコンテンツ生成から生産工程を経て下流工程のデリバリーに至るまでが一気通貫で繋がった印刷バリューチェーンを「Smileカーブ」と呼ぶ弧で描く。この「Smileカーブ」の上でより高く、そして多くの付加価値を生み出す新たなビジネスモデルの構築と検証をグローバルレベルで推進し、変革を起こしていくことが「Future Edge」開設のコンセプトだ。
左から新甫氏、磨田氏、高瀬氏、髙橋氏 
 「Future Edge」は、「Smile Garden」(多様性に富んだ人びとがともに暮らすコミュニティにおいて、より豊かな社会を実現するコミュニケーションのあり方を考え、新しい気付きを得る場)、「Smart Factory」(印刷業務の上流から下流までをIoTの観点から1つの集合と捉え、全体の見える化やシステム連携など、最新デジタル技術を活用した最先端の生産工場のあり方を体験する場)、「Verification Area」(お客様とともに検証を行うエリア)、「Re-Creation Space」(お客様がワーキングや検証を行う合間にリラックスできるリクリエーションスペース)で構成されている。
 
 1階の「Smart Factory」エリアでは、同社製プロダクションプリンターや印刷関連ソフトウェア、さらにはパートナー企業の多彩な後加工システムが設置されている。様々な機器が展示されている様子は、一見「ショウルーム」を思わせるが、同社・グラフィックコミュニケーションサービス事業本部 Future Edge マネジャーの高瀬恵子氏は「このFuture Edgeは、単に製品をご覧いただくショウルームではなく、体感・体験・実証までを提供する施設となっている。それは、当社がここを新しい価値を創出するために、お客様とともに変革を起こす場として位置付けているからだ」と、同施設が果たす役割について説明する。

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2020年1月21日企業・経営

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 富士ゼロックス(株)(本社/東京都港区、玉井光一社長)が2018年5月、神奈川県海老名市の同社・海老名事業所内に開設した「Future Edge(フューチャー・エッジ)」は、グラフィックコミュニケーションの変革に顧客とともに取り組むオープンイノベーション拠点だ。印刷業務における生産性向上や働き方改革の実証にも取り組み、国内外の同社拠点と連携するハブ&スポーク体制のハブとして、グローバルな視点でグラフィックコミュニケーションビジネスの未来を切り拓く最前線の拠点を目指している。
Future Edge

従来型ショウルームとは異なる開設コンセプト

 印刷コミュニケーションビジネスは、時代とともに変化している。その変化は制作部門だけでなく、上流のコンテンツにおいてもプロフェッショナルが扱うもの以外にSNSなど、個人が取り扱うコンテンツまでもが現在の印刷ビジネスの対象となっている。その激変する市場環境において、印刷ビジネスの付加価値をさらに高めていくには、生産のSmart化(印刷生産プロセスの見える化や自動化・統合化)だけでなく、Diversityへの対応(多様性に富んだ人々や社会に適応した、コンテンツの生成および活用する場へのデリバリー)と、IoT化社会においてより一層重要となる情報セキュリティへの担保が必須となる。
 
 同社は、そうした上流工程のコンテンツ生成から生産工程を経て下流工程のデリバリーに至るまでが一気通貫で繋がった印刷バリューチェーンを「Smileカーブ」と呼ぶ弧で描く。この「Smileカーブ」の上でより高く、そして多くの付加価値を生み出す新たなビジネスモデルの構築と検証をグローバルレベルで推進し、変革を起こしていくことが「Future Edge」開設のコンセプトだ。
左から新甫氏、磨田氏、高瀬氏、髙橋氏 
 「Future Edge」は、「Smile Garden」(多様性に富んだ人びとがともに暮らすコミュニティにおいて、より豊かな社会を実現するコミュニケーションのあり方を考え、新しい気付きを得る場)、「Smart Factory」(印刷業務の上流から下流までをIoTの観点から1つの集合と捉え、全体の見える化やシステム連携など、最新デジタル技術を活用した最先端の生産工場のあり方を体験する場)、「Verification Area」(お客様とともに検証を行うエリア)、「Re-Creation Space」(お客様がワーキングや検証を行う合間にリラックスできるリクリエーションスペース)で構成されている。
 
 1階の「Smart Factory」エリアでは、同社製プロダクションプリンターや印刷関連ソフトウェア、さらにはパートナー企業の多彩な後加工システムが設置されている。様々な機器が展示されている様子は、一見「ショウルーム」を思わせるが、同社・グラフィックコミュニケーションサービス事業本部 Future Edge マネジャーの高瀬恵子氏は「このFuture Edgeは、単に製品をご覧いただくショウルームではなく、体感・体験・実証までを提供する施設となっている。それは、当社がここを新しい価値を創出するために、お客様とともに変革を起こす場として位置付けているからだ」と、同施設が果たす役割について説明する。

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