富士フイルムBI、DX実証の場へと進化した「Future Edge」
自動化のあり方をさらに深堀り〜最適生産環境を具現化して提案
[シリーズ - 印刷の未来を体感・創造する「ショールーム」]
2024年1月11日企業・経営
最新の大型インクジェットプリンターなどの生産設備と、IoT技術を活用した最先端の生産工場「FUJIFILM Smart Factory」を体感できる「Future Edge(フューチャー・エッジ)」は、富士フイルムビジネスイノベーション(株)(本社/東京都港区、浜直樹社長・CEO)が顧客とともにグラフィックコミュニケーションの新たなビジネス創出に向けた検証を行うための活動拠点だ。2018年の開設から約6年が経過した現在、Future Edgeは、その機能をさらに進化させ、自動化を基軸とした最適生産環境の構築に向けた印刷DXの実証に取り組んでいる。

Future Edgeは2018年5月、神奈川県海老名市の同社・海老名事業所内に開設された。Future Edgeの特徴の1つは、印刷から最終成果物までの生産工程を検証できることだ。実際の印刷工場を想定した設備の配置がなされているほか、広大な敷地面積を有する海老名事業所の立地条件を活かし、同社製の高速ロール紙カラーインクジェットプリンターとパートナー企業の後加工機器をインライン接続した印刷から無線綴じ製本までの生産をワンパスで完了するシステムなどを常設。都心部では設置できないような大型生産システムの稼働状況を体感できることから開設当初から多くの関心を集めてきた。

技術検証を主軸とした施設として再スタート
少子高齢化に伴う労働人口の減少や働き方改革への対応、付加価値創出によるビジネス領域の拡大など、印刷業界に山積する課題の解決策に顧客とともに取り組んできたFuture Edge。しかし、現在では、技術検証を主軸とした施設として再スタートを切っている。
Future Edgeの高橋昌史チーム長(グラフィックコミュニケーション事業本部デジタルプリンティング事業部プロモーショングループ)は、「開設当初のFuture Edgeは、ショウルーム機能を有した検証センターとして位置付けていたことから、幅広い顧客層から多くの来場があった。しかし、2020年に『グラフィックコミュニケーション東京(GC東京)』という新たなショウルームが開設されたことから、顧客接点としてのFuture Edgeの活動は、『検証』に重点を置いたものとなった」と説明する。
これまでもFuture Edgeでは、スマートファクトリーやDXを見据えた提案を行っていたが、2020年以降は自動化・省力化のあり方を、より具現化させることで印刷会社のDXを体感できる場に変貌している。
高橋チーム長は「自社のデジタル印刷機とロボットアームを連携させた自動化システムや印刷後の後加工機への搬送にAGVなどを活用した工程間のDX化などにチャレンジしている。加えて印刷・後加工の自動化だけでなく、梱包・仕分けや出荷までの最終工程に及ぶ自動化にも取り組んでいる」と現在、Future Edgeで具現化を進めるDXの内容について説明する。
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Future Edgeは2018年5月、神奈川県海老名市の同社・海老名事業所内に開設された。Future Edgeの特徴の1つは、印刷から最終成果物までの生産工程を検証できることだ。実際の印刷工場を想定した設備の配置がなされているほか、広大な敷地面積を有する海老名事業所の立地条件を活かし、同社製の高速ロール紙カラーインクジェットプリンターとパートナー企業の後加工機器をインライン接続した印刷から無線綴じ製本までの生産をワンパスで完了するシステムなどを常設。都心部では設置できないような大型生産システムの稼働状況を体感できることから開設当初から多くの関心を集めてきた。

技術検証を主軸とした施設として再スタート
少子高齢化に伴う労働人口の減少や働き方改革への対応、付加価値創出によるビジネス領域の拡大など、印刷業界に山積する課題の解決策に顧客とともに取り組んできたFuture Edge。しかし、現在では、技術検証を主軸とした施設として再スタートを切っている。
Future Edgeの高橋昌史チーム長(グラフィックコミュニケーション事業本部デジタルプリンティング事業部プロモーショングループ)は、「開設当初のFuture Edgeは、ショウルーム機能を有した検証センターとして位置付けていたことから、幅広い顧客層から多くの来場があった。しかし、2020年に『グラフィックコミュニケーション東京(GC東京)』という新たなショウルームが開設されたことから、顧客接点としてのFuture Edgeの活動は、『検証』に重点を置いたものとなった」と説明する。
これまでもFuture Edgeでは、スマートファクトリーやDXを見据えた提案を行っていたが、2020年以降は自動化・省力化のあり方を、より具現化させることで印刷会社のDXを体感できる場に変貌している。
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