富士フイルムBI、DX実証の場へと進化した「Future Edge」
自動化のあり方をさらに深堀り〜最適生産環境を具現化して提案
[シリーズ - 印刷の未来を体感・創造する「ショールーム」]
2024年1月11日企業・経営
オフセット印刷とデジタル印刷を融合したソリューション提案へ
2021年からは富士フイルムグループとして新たな取り組みを開始。これまでのデジタル印刷を中心とした提案からオフセット印刷にまで踏み込んだ最適生産環境の提案に領域を拡大している。 FUJIFILM Smart Factory推進プロジェクト責任者の丸林一憲氏(グラフィックコミュニケーション事業本部 DX事業部 ソリューション開発統括グループ 統括グループ長)は、「オフセット印刷が主流の国内印刷業界において、オフセット印刷とデジタル印刷を融合した最適生産こそが印刷会社が求めていることであり、一番期待していることだと思う。その期待に応えるためには、入稿など上流工程から、ロジスティックなどの下流工程までを網羅した最適提案が必要となる」と、オフセット印刷とデジタル印刷が混在した生産環境を前提とした価値提供の必要性を説明。さらに印刷方式に関わらず最適生産環境の提案を行うためには、自社完結での価値提供にこだわることはない丸林氏は強調する。

「顧客のビジネスや課題を深掘りし、自社の持っている製品だけではなく、パートナー企業の技術や製品を積極的に活用することによって、その顧客により最適な価値を生み出すソリューションを提供することが不可欠であり、我々の使命でもある」(丸林氏)
人協働による自動化
DXによるスマートファクトリー化への対応が求められている印刷業界ではあるが、コストや設置スペース、デジタル人材不足などの理由から、その取り組みを躊躇している印刷会社も少なくない。そこでFUJIFILM Smart Factoryでは、自動化のレベルを段階化した提案も行っている。
高橋孝典氏(グラフィックコミュニケーション事業本部 DX事業部 ソリューション開発統括グループ DX2グループ グループ長)は、「全工程の無人化を目指すのではなく、生産工程の品質を担保するために、人との協働による自動化が重要だと考えている。仕事内容や設備環境などは、個々の印刷会社によって大きく異なるため、自動化の方向性は、さまざまと言える。そのため当社では自動化のレベルを段階化して、各工程における作業品質に合わせた自動化を定義することでシステムや機械の役割分担を明確にし、個々の印刷会社にとって最適な自動化提案を行っている」と人協働による自動化も、これからの印刷会社にとって必要だと説明する。

完全自動化や人協働による自動化、ニアライン活用による自動化など、そのあり方はレベルによって異なるが、どの自動化提案でも中心的な役割を担っているのが、印刷の全工程を一元管理する統合型ワークフローシステムを実現するソフトウェア「Revoria One Production Cockpit(以下、Production Cockpit)」だ。Future Edgeでは、設備しているすべての機器が「Production Cockpit」につながり、印刷の自動化や工程の見える化を具現化している。
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オフセット印刷とデジタル印刷を融合したソリューション提案へ
2021年からは富士フイルムグループとして新たな取り組みを開始。これまでのデジタル印刷を中心とした提案からオフセット印刷にまで踏み込んだ最適生産環境の提案に領域を拡大している。 FUJIFILM Smart Factory推進プロジェクト責任者の丸林一憲氏(グラフィックコミュニケーション事業本部 DX事業部 ソリューション開発統括グループ 統括グループ長)は、「オフセット印刷が主流の国内印刷業界において、オフセット印刷とデジタル印刷を融合した最適生産こそが印刷会社が求めていることであり、一番期待していることだと思う。その期待に応えるためには、入稿など上流工程から、ロジスティックなどの下流工程までを網羅した最適提案が必要となる」と、オフセット印刷とデジタル印刷が混在した生産環境を前提とした価値提供の必要性を説明。さらに印刷方式に関わらず最適生産環境の提案を行うためには、自社完結での価値提供にこだわることはない丸林氏は強調する。

「顧客のビジネスや課題を深掘りし、自社の持っている製品だけではなく、パートナー企業の技術や製品を積極的に活用することによって、その顧客により最適な価値を生み出すソリューションを提供することが不可欠であり、我々の使命でもある」(丸林氏)
人協働による自動化
DXによるスマートファクトリー化への対応が求められている印刷業界ではあるが、コストや設置スペース、デジタル人材不足などの理由から、その取り組みを躊躇している印刷会社も少なくない。そこでFUJIFILM Smart Factoryでは、自動化のレベルを段階化した提案も行っている。
高橋孝典氏(グラフィックコミュニケーション事業本部 DX事業部 ソリューション開発統括グループ DX2グループ グループ長)は、「全工程の無人化を目指すのではなく、生産工程の品質を担保するために、人との協働による自動化が重要だと考えている。仕事内容や設備環境などは、個々の印刷会社によって大きく異なるため、自動化の方向性は、さまざまと言える。そのため当社では自動化のレベルを段階化して、各工程における作業品質に合わせた自動化を定義することでシステムや機械の役割分担を明確にし、個々の印刷会社にとって最適な自動化提案を行っている」と人協働による自動化も、これからの印刷会社にとって必要だと説明する。

完全自動化や人協働による自動化、ニアライン活用による自動化など、そのあり方はレベルによって異なるが、どの自動化提案でも中心的な役割を担っているのが、印刷の全工程を一元管理する統合型ワークフローシステムを実現するソフトウェア「Revoria One Production Cockpit(以下、Production Cockpit)」だ。Future Edgeでは、設備しているすべての機器が「Production Cockpit」につながり、印刷の自動化や工程の見える化を具現化している。
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